図書館史の勉強をはじめた理由 - みちくさのみち（旧）

最近、図書館史を専門にしているわけではない友人たちが、続々と図書館史関係の優れた発表をしていて、焦っている。 図書館系勉強会ＫＬＣ 「図書館史を勉強したい！教科書分析編」（発表者：min2flyさん） 図書館研究所あるいは「図書館の頭脳を持ちたいという夢」について（kitoneさん） 本来私だって焦るほど専門ともいえないのだが、図書館史勉強会の事務局なども引き受けているので、今回は「なぜ図書館史なのか」ということについて、個人的な出発点を書いてみたい。 むろんここに書かれることは私個人の動機であって、勉強会総体の意志では全くないし、勉強会にはむしろいろいろな関心の方が参加していただいて議論したほうが面白いと思っているので、あくまで私見ということをお断りしておく。 もともと私は、大学・大学院で日本近代の思想史を専攻していた。図書館でのアルバイト経験はあったが、図書館情報学を専攻したわけではな

[wackunnpapa]

業界に蔓延るGleichshaltungから解放されたい，というのが森有礼について書いた僕の動機だからなあ（＾＾；）。何とか時間と金を作って，私立図書館史の洗い直しをやりたいのも，そのあたりから。。

[archivist_kyoto]

彼が思想史の文脈に乗せたいなら、僕はそれを社会史の文脈に落とす事が作業になるだろう。かといって、圧倒的に事実が足りてない状況なんだけど

[librarius_I]

自分はここまできちんと言えるかな…／ただ学校図書館史であっても，教育学の人にアピールできる内容でありたいなとは思ってます。

[min2-fly]

↓同じく踏み台に・・・／"利用する人たちに向けてこそ語られる図書館史"

[kitone]

なんというか，厚みがありますなあ．「利用する人たちに向けてこそ語られる図書館史があるべきなのではないか」／踏み台として引用されました．

[hiroyukiokano]

「利用する人たちに向けてこそ語られる図書館史があるべきなのではないか」とかいい言葉だなぁ。私は冒頭の文言を「文学に関わる人たち」とでも置き換えてみたい。文学をつくる人も読む人も。

[egamiday2009]

「利用する人たちに向けてこそ語られる図書館史があるべきなのではないか」

[hatekupo]

ならば、それがしは、図書館の歴史を考え、それによって社会思想史と図書館史のあいだを埋め立てる作業にとりかかるか！

[shigak19]

政治史は政治家のためだけではないし、社会運動史も労組活動家のためだけではないと/何だかんだ言っても『図書館の発見』の図書館史の部分が読めるのは、前川流に「市民」に向けて書かれていたからかなあなどと思う

[myrmecoleon]

「図書館員同志の議論は、図書館に着地するのが常なので（当たり前といえば当たり前だが）、私には実はそれが少しだけ不満であった」

[otani0083]

”利用する人たちに向けてこそ語られる図書館史があるべきなのではないか"