個人投資家は、日本経済にとって、また企業にとってどのような意味を持つのだろうか。今年の日本経済の見通しと個人投資家の果たす役割について、長谷川慶太郎氏に聞いた。 昨年の夏から秋にかけて株価が急激に上昇した。一般的に株式市場の浮沈を決定しているのは国内外の機関投資家だと言われている。確かに機関投資家は潤沢な資金を投入し株式の売買を行うため、非常に大きな影響力を持っている。一方で個人投資家は、ひとりひとりの資金は限られており、非常に弱い存在である。しかし、昨年の株価上昇のキャスチングボートを握ったのは、本来は「弱小」であるはずの個人投資家であった。 この状況に符合するように、上場企業は現在個人投資家の獲得に力を入れている。日本IR協議会(JIRA)の「第11回IR活動の実態調査」(2004)によれば、IR(投資家向け広報)を実施している企業のうち、64.8%が個人投資家向けのIR活動を何
コンビニエンスストア(CVS)大手のローソンは、店舗経営指導を行うスーパーバイザー(SV)にモバイルワークスタイルを実践させることで、個店とより緊密な関係を築き上げ、魅力ある店舗づくりを実現している。システム基盤の構築や運用にかかるコストの削減、グループ会社や海外拠点とのシステム統合にも、シトリックス・システムズ・ジャパンが提供する最先端のアプリケーション仮想化やデスクトップ仮想化ソリューションが大きな力を発揮しそうだ。CVS業界におけるIT活用フロントランナーである同社の高原理彦氏に、仮想化ソリューションの導入効果と今後の展開について聞いた。 地域の顧客に愛され、支持されるコンビニエンスストア(CVS)であるために、さまざまな取り組みを行っているローソン。 「都市部や郊外など、街の特性やお客さまの特徴に合わせて、その地域ならではの店づくり、品揃えをきめ細かく行っています。個店ごとのオーナ
人間と労働の未来―技術進歩は何をもたらすか (中公新書 234) 作者: 中岡哲郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1970/10メディア: 新書購入: 1人 この商品を含むブログを見る 友人たちと定例的に開いている勉強会で、同じ著者(中岡哲郎氏)の『日本近代技術の形成』という本を最近読み、非常に面白かったので、40年以上前(1970年)に書かれた本書も読んでみました。本書のプロフィール欄でもWikipediaでも、著者は「技術史」の研究者ということになっていますが、むしろ「産業史」と言った方がいいんじゃないでしょうか。『日本近代技術の形成』も本書も、「技術」という単なる要素を扱っているというよりは、その技術の背景にある社会的・経済的環境や、その技術がビジネスに及ぼす影響などが広範囲にわたって論じられているからです。 ちなみに、本書は1970年に出版されたものですが、当時中岡氏は既
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