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ブックマーク / totb.hatenablog.com (12)

  • 女医の増加・医療崩壊・女女格差 - Think outside the box

    東京医科大学が若い男の合格者を増やすために入試点数を操作した件は海外でも報じられていますが、 Tokyo Medical University 'changed female exam scores' https://t.co/K35PFy5MfT — BBC News (World) (@BBCWorld) August 2, 2018 イギリスでは、女医の増加が医療供給体制を崩壊させる懸念が10年以上前から指摘されています。女は男よりも楽な働き方をしたがるので、女の割合が高まることは、供給力の低下につながるためです。 www.ncbi.nlm.nih.gov www.telegraph.co.uk 大臣(当時)も認めたことです。 www.bbc.co.uk During a debate in Westminster Hall, Conservative MP Anne McIntos

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  • 給料を下げている国は世界でも稀 - Think outside the box

    大前研一(74歳)が老害全開です。 給料が下がっている国は世界でも稀 大前研一氏が語る日の問題点 https://t.co/gcpStl7GE8 pic.twitter.com/oop8zRQchK — マネーポストWEB (@moneypostweb) 2017年11月24日 その根的な理由は、日が“ぬるま湯社会”になって、厳しい競争がなくなったことではないかと思う。 財務省「法人企業統計」から付加価値の内訳の推移を見ると、給料が上がらないのは付加価値増加のほぼすべてが営業純益に分配されてしまうためだと分かります。 営業純益の激増が人件費を圧迫していることは一目瞭然です。 人件費抑圧によって達成された史上最高益は配当金と金融投資に回っています。*1 この傾向は、株主の圧力が大きい大企業ほど顕著です。(⇩2000年度→2016年度で人件費は2%減、配当金は4.5倍) 給料が下がったの

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  • [グラフ]アベノミクスは非・日本第一 - Think outside the box

    再興を目指す(はずの)アベノミクス始動から4年が経過しました。 2012年から2016年にかけて顕著に増加した経済指標をピックアップします。 対外直接投資は2.0倍に(2012年比4.7倍)。 外国人労働者数は1.6倍に(同4.8倍)。 訪日外国人は2.9倍に(同4.6倍)。 旅行収支は黒字化しています。*1 これらは、2003年頃からの景気拡大期に進んだグローバル化がアベノミクスによって加速していることを示しています。企業が海外シフト≒国内の空洞化を進め、その空洞を外国人によって埋めるという構図です(日人は蚊帳の外)。*2 安倍総理大臣は2月1日の衆議院予算委員会で 日の自動車関連企業は米国において150万人の雇用を作っているわけでございますし、日投資によって直接生まれている雇用だけで85万人あるわけでございます。そうしたこと等も含めまして、これからいかに日は米国に雇用を生

    [グラフ]アベノミクスは非・日本第一 - Think outside the box
    midnightseminar
    midnightseminar 2017/02/17
    “アベノミクスとは日本国民よりも外国人や企業を利するためのものであることが明確になってきたと言えそうです”
  • 賃上げ・内部留保・コーポレートガバナンス改革 - Think outside the box

    「進まぬ賃上げ/激増する内部留保」について財務省「法人企業統計調査」で検証します。*1*2 business.nikkeibp.co.jp 1990年代半ばから人件費の増加が止まっていますが、利益剰余金(内部留保)と投資その他の資産は金融危機後から急増に転じています。 約20年間売上高と人件費の増加が止まっていますが、利益はいわゆる「三つの過剰」解消後の景気拡大期から急激に増加しています。 その結果、売上高利益率は第一次石油危機後の最高水準に達しています。 記事には そのうえで、「賃金の上昇を実現するためには、継続的な生産性の向上が不可欠」だとした。 ここで、賃上げが先か、生産性の向上が先かという議論が生じる。 とありますが、「生産性が継続的に向上しないから賃金を上げられない」わけではありません。1998年を境にして、生産性と賃金の連動が切れています。 国際比較すると、生産性向上が賃金上昇

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  • 少子化の因果関係を認められない研究員 - Think outside the box

    少子化問題の論者には、自分の主義主張・イデオロギーを正当化するために、都合の良いデータをピックアップして結論を導く人が多くいます。 totb.hatenablog.com 上の記事でそのことを指摘した ニッセイ基礎研究所の研究員・天野馨南子(東京大学経済学部卒)が、またもやミスリーディングなレポートを書いています。 www.huffingtonpost.jp 少なくとも「女性が社会進出しているから、出生率が低い」という考え方は統計的には否定されたのである。 女性活躍推進(女性労働力率の上昇)そのものは出生率上昇に向かい風ではない。 このレポートの問題は、女の労働を十把一絡げに「社会進出」「活躍」としていることです。「労働」と言っても、三ちゃん農業で働く農村の主婦と、都心への通勤時間片道1時間半のバリキャリ女では、出産・育児への影響は大きく異なります。 昔の農村社会では、女の高い労働力率と高

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  • 北欧の「男女の働き方」の虚と実 - Think outside the box

    男女の完全同等化を叫ぶイデオロギー色の濃い論者は、北欧諸国を「家庭と職場における男女の役割・仕事内容に差がない(→性役割分業が存在しない・男女の置換が可能な)」社会のように描くことが多いようです。 しかしながら、彼らが「理想郷」と賛美する北欧社会の実態はそれとは異なります。 既に【日の女が(相対的に)幸せな理由】や【「女は下」発言を糾弾することの不毛さ】などに示していますが、北欧でも職種によって歴然とした男女差があります。対人サービスは女、力仕事・危険な仕事・機械操作は男に偏っています。 雇用形態にも男女差があります。パートタイム雇用の割合は、スウェーデンでは男1割・女3割、ノルウェーでも男1割強、女は4割強です。子育て期間のパートタイム雇用の割合は、子育ての主担当者が女であることを示しています。 北欧でも「家事・育児の主担当者は女、稼得の主担当者は男」ということです。なので、北欧でも女

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  • 日本経済に迫り来る「1945年」 - Think outside the box

    2014-08-08 日経済に迫り来る「1945年」 今年上期(1~6月)の経常収支が赤字に転落しました。 経常収支6月は5カ月ぶり赤字、上半期赤字は85年以降で最大  (ロイター) 6月経常収支は5カ月ぶりに赤字転化-輸出低調続く、輸入増加  (Bloomberg) 下げ止まり感は出てきたものの、東日大震災後の貿易収支の悪化が響いています。 貿易収支の悪化については、【日経済へのトリプルパンチ~燃料高・大震災・アップル】で 鉱物性燃料価格の高騰 東日大震災後の企業の海外シフト エレクトロニクス産業等の国際競争力の喪失 を主な要因として挙げました。2.と関連する直接投資は、高水準を維持しています。 貿易収支の悪化の輸出側の要因は、円安にもかかわらず輸出数量が伸び悩んでいることですが、その背景には2.と3.があります。戦後の日経済を支えてきた「強い製造業」ですが、ミッドウェイ海戦後

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  • 週刊ダイヤモンドの奇妙な特集記事「人口減少ショック!」 - Think outside the box

    2014-07-14 週刊ダイヤモンドの奇妙な特集記事「人口減少ショック!」 今年に入ってから、人口減少に警鐘を鳴らす報道が増えていますが、1年前の【シングルマザー奨励は少子化対策なのか】で危惧したように、 基的な理解を欠いたものも目立ちます。 週刊ダイヤモンド2014年7/19号[雑誌]特集1 人口減少ショック! 2020年からのニッポン/成長は東京五輪まで! 瓦解を始める日/高齢化、人材不足、国内市場縮小の三重苦/崩壊する行政サービス/医療・介護・孤独死 2030年の東京23区シミュレーション/市町村別消滅危険度ランキング/特集2 佐治サントリーの25年/特集3 2014年新卒採用力ランキング/1位 三菱東京UFJ 8位 JR東日 15位 ニトリ/第一三共 主力製品に迫る?特許の崖?/公開草案が出ない! 大義名分失った日版IFRS出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 20

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  • 社会を破壊する「頭のいい」人たち - Think outside the box

    何らかの政策を行う必要が生じた際に、得てして障害になるのが「頭のいい」人たちです。「頭のいい」人たちには、普通の人には思いも寄らないことを信じ込む能力があるためです。 たとえば、イデオロギー色の無い普通の人は、「子供の頃から訓練していれば、自分もトップレベルのスポーツ選手、あるいはピカソやモーツァルトのような芸術家になれた」とは思わないでしょう。持って生まれた才能・資質の差を理解できるからです。 成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提。 — 為末 大 (@daijapan) 2013, 10月 21 ところが、この現実を認められない人が結構います。 努力至上主義がチャレンジを阻む  (PRESIDENT

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  • 頭のいい人ほど厄介な理由 - Think outside the box

    まずは次の問題を考えてください。 下表は、発疹に肌クリームが効くかどうかの治験の結果です。このクリームには肌の状態を改善する効果があるでしょうか。それとも逆効果でしょうか。 クリームを使わなかった場合、改善は悪化の約5倍ですが、使用すると約3倍にとどまっています。従って、クリームは改善には逆効果と判断できます。 国民のこのようなnumerecy(数学的リテラシー)が向上すれば、地球温暖化や銃規制(アメリカの場合)などの政治課題に関してエビデンスに基づく冷静な議論が可能になると思ってしまいがちですが、現実は異なるようです。 www.culturalcognition.net 下は著者による解説記事です。 www.culturalcognition.net 実は、上記の肌クリーム治験のデータは、実験者が用意した架空のものです。実験では、肌クリームと銃規制について同じデータ(結果は入れ替えたもの

    midnightseminar
    midnightseminar 2014/07/06
    賢い人ほど、イデオロギーの虜になりやすい
  • 雑感:日本サッカーと経済の停滞 - Think outside the box

    2014-06-26 雑感:日サッカーと経済の停滞 サッカーワールドカップは、一勝もできずにグループステージ敗退が決定してしまいました。*1 1993年にJリーグ発足、1998年フランス大会では初出場、2002年日韓大会ではベスト16と順調にレベルアップした日サッカーですが、その後は願望と現実のギャップが拡大しているように見えます。  「優勝」掲げた田に「口だけ」「ピークは過ぎた」 「W杯惨敗」で日本代表にバッシングの嵐  (J-CASTニュース) それから思い浮かべたのが、日経済の推移です。敗戦後、驚異の経済成長を遂げた日は、先進国アメリカに迫り、バブル期には「21世紀には日が世界一の経済大国になる」と予想する“有識者”も現れるほどでした。 しかし、購買力平価換算の一人当たりGDPの対米比は、1991年に84%まで迫ったものの、2000年にかけて70%程度まで後退してしまい

    雑感:日本サッカーと経済の停滞 - Think outside the box
    midnightseminar
    midnightseminar 2014/07/02
    まぁオリンピックのメダルを稼ぐには総合力が必要だから、サッカーWCみたいな一種目の話とはだいぶ性質が違うけど→“オリンピックのメダル数は購買力平価換算一人当たりGDPと相関している”
  • 現預金は「眠る資金」という根強い誤解 - Think outside the box

    【麻生財務大臣の「ふざけた話」発言】と【麻生大臣の正論と誤解】で取り上げた内容について、「日経済に詳しい税理士」が奇妙な説明をしています。 麻生財務相も嘆く「880兆円の現預金」どうすれば「眠る資金」が投資に向かうのか  (弁護士ドットコム) 「どこの国に880兆円(も)のカネを現預金で持っている国があるのか。ふざけた話じゃないか――」。6月中旬の記者会見で、麻生太郎財務大臣がこう発言した。莫大な資金が成長産業などへの投資に回らず「眠ったまま」になっている状況を憂えたのだ。 このように主張している人は、どうやら「銀行は個人が預け入れたお金を金庫に貯め込んで眠らせている」とイメージしているようです。 もちろん、実際は「銀行が貸出や有価証券購入によって創造した預金が、家計に移転している」というものです。家計が預金を保有していることは、銀行が企業に貸し出したり国債を購入したことの結果です。銀行

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