私は日本の大学の数学科を出た。 数学科に行ったのは一義的には、数学の事をもっと知って研究者になりたいからだったし、 もしそれが叶わない場合でもその知恵を活かして他の分野で活躍できるだろう と考えたからだった。 高校に入った頃は、授業がつまらないので高校を辞めようかと思ったのだが、 自分の好きな仕事につくためには結局数学科に行かなくてはならず、 そのためには高校を卒業して進学するのが一番近道なので 思い直して辞めるのを止めた。 (私の大学時代の友人には高校があまりに下らないので 1週間で辞めて大検から数学科に入ったという人もいた。) 何が言いたいのかというと、 大学への進学というのは私にとってそれくらいキャリアパス と直結した選択だったということだ。 そんな私にとって、発●小町なる掲示板で 「教養のため」とか「人生を豊かにするため」に大学に行ったと 主張する人が結構いるのだと最近知ったことは