京都帝国大医学部の金関助教授が遺骨を持ち去った沖縄最古級の墓「百按司墓」(今帰仁村教育委員会の2002年修復報告書より) 昭和初期に京都帝国大(現京都大)の人類学者が沖縄県今帰仁(なきじん)村にある地元の首長を葬った「百按司(ももじゃな)墓」から研究目的で持ち去った琉球人遺骨の返還を求めて、首長の子孫や沖縄県出身の大学教授らが、京都大を相手取り、来月4日に京都地裁で遺骨の返還訴訟を起こすことが27日、分かった。大学を相手にした遺骨返還訴訟は、アイヌ民族の訴訟に続き全国2例目で、琉球人遺骨を対象にした訴訟は初めて。 先住民の遺骨を巡っては各地で返還の動きが出ている。違法に収集されたとも指摘されている遺骨の扱いを長年曖昧にしてきた大学の責任が、司法の場で問われることになる。 訴状などによると、返還を求める遺骨は、1929(昭和4)年に京都帝国大医学部解剖学教室助教授だった金関(かなせき)丈夫氏
カレーチェーンの壱番屋(愛知県一宮市)は、糖質を抑えた新メニュー「CoCo de オフカレー」を12月1日から売り出す。ご飯の代わりに刻んだカリフラワーを使用。1食の糖質量は、すべて白米にした場合の半分(約30グラム)になる。 カリフラワー約120グラムを盛り、白米約30グラムを添えた。トッピングは「ホウレン草とフライドチキン」「ミニハンバーグとチーズ」「イカとソーセージ」の3種から選べる。414~437キロカロリー。白米150グラムでこれらのトッピングを選んだ時に比べ、「カロリーは3分の2程度になる」(壱番屋)という。税込み670円で、関東の1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)と大阪府では690円。 開発した社員は管理栄養士の片山緑さん(34)。こんにゃくや豆腐で試作したが、食感が柔らかくて断念。思いついたのが、ニューヨークで話題の刻んだカリフラワーだった。「歯ごたえがあり、満足
信長、家康、秀吉とそれぞれの代表的な城(右から安土城、名古屋城、大坂城)=富永商太・絵、千田嘉博・監修 ▲ 城と「三英傑」(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)を巡る連載「図解 信長の城」「図解 天下人の城」の完結に合わせて行われた奈良大学長の千田嘉博さんと静岡文化芸術大教授の磯田道史さんとの対談。最終回は江戸時代を切り開いた徳川家康の城に迫った。 ――信長や秀吉と違い家康はなぜ晩年、京都や江戸でなく若い頃に今川氏の人質となっていた駿府(静岡市)を選んだのでしょうか。 磯田 人質だった桶狭間の戦いの頃の情勢は、弱い織田と強い今川というイメージがありますが、実際は織田は強いんですよ。今川は駿河(静岡県中部)と遠江(同県西部)を合わせて約40万石、三河(愛知県東部)は30万石くらい。一方で、尾張(同県西部)は1か国で60万石くらいあり、今川が織田に対抗しようとすると、駿河から三河まで一括支配しないと
サッカーJ1名古屋グランパス元監督の小倉隆史さん(45)が、12月1日付で三重県志摩市の社会人クラブ「FC伊勢志摩」の理事長に就任する。Jリーグ昇格を目指す地方クラブを経営者として率いることになり、クラブを通じて「微力ながら私の使命を果たしていく所存」とコメントした。 現在の理事長は、四日市中央工業高校(同県四日市市)の同級生で、小倉さんとともに「四中工三羽がらす」と呼ばれた元Jリーガーの中田一三さん(45)。中田さんの呼び掛けに応え、小倉さんも2013年からチームのアドバイザーを務めてきた。 FC伊勢志摩は、今年の東海社会人リーグ1部で4位。19年も同リーグで戦い、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指す。 小倉さんは同県鈴鹿市出身。選手時代は「レフティーモンスター」と呼ばれ、名古屋や日本代表で活躍した。16年は名古屋の監督を務めたが、その年に名古屋はJ2に降格。FC伊勢志摩の理事長
国民民主党の大西健介衆院議員(47)=愛知13区=が代表を務めていた政党支部「民進党愛知県第13区総支部(当時)」が私設秘書のスピード違反の反則金1万2千円を支出していたことが、愛知県が28日公開した2017年分の政治資金収支報告書でわかった。大西氏側は27日に県選管に収支報告書の訂正を届け出たという。 地元事務所によると、私設秘書が愛知県内で業務中に反則切符を切られたという。担当者は「何を収支報告書に計上していいのか分からなかった。今後は気をつけたい」と説明した。
日本酒片手に戦国武将気分を味わって――。勝川駅(春日井市)と枇杷島駅(清須市)間を結ぶ東海交通事業城北線で12月8日、「日本酒列車」が運行される。同社は「お客さまの笑顔が見たくて開くので、ぜひ楽しんで」としている。 日本酒列車の運行は5年目。今回は「愛知デスティネーションキャンペーン」の一環で、清洲城を中心に活動するボランティア武将隊「天下布舞(てんかふぶ)」が武将姿で途中乗車する。小田井駅で演舞を披露するほか、車内で「武将クイズ」などのイベントもある。また、日本酒も振る舞われ、お酒を飲みながら武将たちと交流したり、記念撮影したりすることもできるという。 城北線は全長11・2キロ。運行本数が少なく、1時間1本程度の時間帯も多い。一方で、しばしば運行するイベント列車や貸し切り列車が人気になっている。 日本酒列車は12月8日午後…
名古屋名物の手羽先で有名な居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」を展開するエスワイフード(名古屋市)は、飲茶(ヤムチャ)専門店の運営に乗り出す。新店舗の名前は「世界のやむちゃん」。名古屋の繁華街、栄地区に12月19日にオープンする。将来は、人気の手羽先に次ぐ事業の柱の一つに育てたい考えだ。 「やむちゃん」のターゲットは若い女性。小籠包やシューマイなど約40種の点心をそろえた。一品ずつの注文が可能で、ハスの葉に包んだちまきなどがあり、「インスタ映え」を狙う。手羽先料理の味付けで使うコショウをかけた焼きギョーザも提供する。 名古屋市中区栄3丁目のビルに出店し、広さ約200平方メートルに90席を設ける。ランチの時間帯も営業し、夜はお酒も楽しめるバルとして開く。上海や台湾の路地をイメージした内装で、「おしゃれ感」を出した。 店舗を開発した担当者は「居酒屋業界では専門店が客に好まれる傾向にあり、手羽先とは
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