静岡市は、観光客が日本平や三保松原をスムーズに周遊できるように、これらの観光地を結ぶ乗り合いタクシーの運行を11月25日から始めた。来年2月まで、土、日と祝日に走らせる（年末年始を除く）。日本平と三保松原をつなぐ路線バスがないため、新たな移動手段をつくって観光客の呼び込みに役立てる。 「清水・日本平　観光乗合タクシー」としてジャンボタクシー（定員9人）を3台用意した。日本平とJR清水駅、三保松原、久能山下の3ルートにそれぞれ走らせる。 各ルートとも片道30分ほどで、ピストン輸送で往復する。日本平―三保松原、久能山下は午前10時半発～午後3時発、清水駅―日本平は午前11時発～午後3時半発の時間帯で走らせる。1回の乗車料金は800円で、専用サイトで事前予約をする必要がある。 これらの観光地は近隣にもかかわらず、公共交通の移動手段が限られている。たとえば日本平―清水駅、三保松原は路線バスがなく、

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国立競技場のピッチが危機的状況に陥り、芝以外にもさまざまな〝欠陥〟を指摘する声が上がっている。 ９日に国立で行われたサッカー天皇杯決勝では、劣悪なピッチ状態が脚光を浴びた。ボコボコに荒れている場所が多く、その様子はまるで近所の〝草サッカー場〟。ピッチはお世辞にも一流のプロがサッカーをする状態ではなかった。ＳＮＳ上ではファンやサポーターから批判が殺到し、選手たちからも不満の声が上がるなど大きな波紋を呼んでいる。 〝国立の芝〟問題が注目を集める中で、同競技場に関するさまざまな〝欠陥〟も話題になっている。 ファンやサポーターからはＳＮＳ上で「芝もボロボロ、ピッチも遠い、スタンドも狭い、重要な試合や大会を国立で開催するの本当にやめてほしいわ。芝も変えて、トラック無くして専スタ化すれば話は別だけど。（どうせやらん）」「国立競技場の芝がひどいことになってますね。利用の大半がサッカーとラグビーなのに陸上

Instagramで一目惚れしてから、憧れていた“奈良井宿”へ。 ひのきなど木の香りが漂う、素敵な宿場町をスナップフォト＆ムービーでお届けします。 奈良井宿 中山道屈指の難所鳥居峠をひかえて「奈良井千軒」といわれ、木曽十一宿の中では最も賑わった宿場です。 町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残し、奈良井川に沿ってつづく約1kmの街並みは日本最長の宿場です。 木造の伝統的な宿泊施設や商店、美しい石畳の通りがそのまま残り、まるで時が止まったような雰囲気を楽しむことができます。 保存にとどまらず、現在も人が生活している町というところも奈良井宿の魅力です。 日本の歴史を感じさせる街を巡りながら、カメラ片手にスナップをするのが楽しいひとときです。 長野県塩尻市、松本市の郷土料理として親しまれている「山賊焼き」をいただきます。 ニンニクやショウガの効いたタレで下味

国指定の重要無形民俗文化財「花祭」が10日、愛知県東栄町奈根の中在家地区であった。コロナ禍の3年間は非公開だったので、観衆を入れて開くのは4年ぶり。観衆から「テーホヘテホヘ」とにぎやかにはやされながら、朝から夜遅くまで地域の人たちによる舞が続いた。 鎌倉時代から伝わる伝統芸能で、奥三河の東栄町と豊根村、設楽町の3町村で毎年11月～翌年1月に開かれている。愛知県文化財室によると、3町村には17地区の保存会があり、東栄町1地区と豊根村2地区では現在休止中という。 この日、花祭が開かれた中在家地区は7世帯15人。ほかの地区の応援を受けながら14種類の舞を奉納している。中在家花祭保存会の原田巌会長（68）は「すべてを昔ながらにやるのは大変だが、みなさんの意見を聞きながら、できる範囲で続けていきたい」と話した。（戸村登） ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下（中⑤企画）パーツ＝1

上達やけが防止に役立てて　物理学を取り入れた野球教室が９日、南砺市井波中学校で始まり、富山商業、富山北部、富山、氷見の４高校の部員５０人と指導者１０人が、山口大の坂井伸之教授（５６）＝物理学＝から物理法則に基づく理想的な打撃や投球方法を学んだ。１０日まで。 坂井教授は宇宙物理学が専門で、十数年前から野球やソフトボールでの動作研究に取り組む。同じく物理学を用いた野球の動作研究を進める南砺福野高校の安谷佳浩教諭（５９）と２年前から交流を続けていた縁から、「選手たちの上達やけが予防に役立ててもらえたら」と２月に続いて教室を開いた。 この日は、坂井教授が物理法則に基づく投球、打撃の仕組みを座学で指導。その後、グラウンドで投球や打撃をする選手を坂井教授がタブレットで動画撮影し、選手に動画を見せながら「力を入れずに、振り子の動きを意識して」などと伝え、選手に合った効果的な投球、打撃動作を探っていった。

白山市で世界認定記念 声優トークショーや朗読劇も　白山市全域が対象の白山手取川ジオパークの世界認定を記念して、人気声優による「声優トークショー＆ジオパークのオリジナル朗読劇」が１０日、市松任文化会館ピーノであった。同ジオパークのイメージキャラクター「ゆきママとしずくちゃん」のぬいぐるみの先行販売もあった。　（青山尚樹） 白山手取川ジオパークの魅力や見どころを多くの人に知ってもらおうと、市などでつくる白山手取川ジオパーク推進協議会が開催。声優の梶（かじ）裕貴さん、岡本信彦さん、逢坂良太さんの３人が出演した。 朗読劇は、同ジオパークのテーマ「水の旅」「石の旅」になぞらえた物語。霊峰白山からの雪解け水や石が、手取川を通じて、市内のジオスポットである桑島化石壁や綿ケ滝、獅子吼（ししく）高原などを巡りながら日本海まで流れていく様子を演じた。

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「90年代後半 組織化進んだ」　旧日本軍が１９３７年、中国国民政府の首都南京を陥落させ、敗残兵や捕虜、一般市民を殺傷や暴行したとされる「南京事件」を考える集会が１０日、金沢市の近江町交流プラザ集会室であった。神戸学院大非常勤講師の能川（のがわ）元一さん（５８）を招き、南京での大虐殺を否定しようとする歴史修正主義運動の動向や手法について話を聞いた。　（井上靖史） 南京事件否定論と受容構造を巡る共著などがある能川さんは「１９９０年代後半に修正主義運動の組織化が進んだ」と紹介。背景に「植民地支配と侵略への反省とおわび」を明記した９５年の村山富市首相談話や中学校教科書への慰安婦問題記載などに対する反動があったと述べた。その後、第１、２次安倍晋三政権下で「歴史戦」としてキャンペーン化されたと強調した。 手法について「証言など主張に合う材料だけ拾っていくいいとこ取り」と指摘。たとえば殺傷は遺体を片付け

羽咋市の気多大社で１６日にある国重要無形民俗文化財「鵜祭（うまつり）」の主役、ウミウが１１日、七尾市鵜浦町で捕まった。２年ぶりの捕獲に関係者が胸をなで下ろした。１２日から３日間かけて大社まで歩いて運ぶ「鵜様道中」が予定通り始まる。 例年通り８日から、小西寛之さん（６１）と長男達矢さん（３６）＝富山県氷見市在住＝が捕獲を開始。連日午前８時ごろから海沿いの崖に向かった。１１日は風向きが良好で、午前８時半ごろ、崖にとまっていた１羽を達矢さんが捕獲。達矢さんは「白い波が立っていたので期待していた。間に合ってほっとした」と安堵（あんど）の表情。小西さんも「これで安心して新年を迎えられる」と語った。

駒ケ根ソースかつ丼会が今年、設立30周年を迎えた。駒ケ根市のご当地グルメとしてソースかつ丼を全国にアピールしてきた同会。11日に市内であった記念式典で、新井孝治郎会長（66）は「ソースかつ丼の素晴らしさをもう一度認識し、ブランド価値を一層高めたい」と気持ちを新たにした。 駒ケ根市でソースかつ丼が生まれたのは昭和初期。市内の飲食店「喜楽」の初代店主市瀬正一さんが初めて提供したといわれる。卵でとじる一般的なカツ丼とは違い、ご飯の上にキャベツの千切りとソースをからめた豚かつをのせるのが特徴だ。市内では家庭でも飲食店でもソースかつ丼が一般的で、長く市民に親しまれてきた。

甘辛いたれが特徴的な伊勢市の名物「伊勢うどん」業界に、進化形商品が現れました。同市の浦之橋商店街にあるうどん専門店「めん処政成」は、伊勢うどんと名古屋市名物のみそ煮込みうどんがコラボしたアレンジメニューを提供しています。その名も「伊勢味噌（みそ）煮込みうどん」。地元の新名物の座を狙っています。 小鍋のふたを取ると、ぐつぐつ煮えた茶色い汁。白ネギや鶏肉、かまぼこ、油揚げなど13種類の具材が入り、麺には汁がよく染みている。見た目は完全に例の名古屋名物だ。服に汁が飛ばないようにと店が貸してくれたエプロンを着けて麺をすすると、そのもちもちとした食感に驚く。汁は辛めの八丁みそを基にしつつも、店秘伝のだしを加えて地元住民に好まれる甘めの味わいになっている。 伊勢うどんをはじめ多彩な種類のうどんを楽しめる店は、2003年の創業以来、地元住民たちや観光客に愛されてきた。2代目店主の山川次郎さん（41）は売

プロ野球オリックスなどで投手として活躍した星野伸之さん（57）による野球教室が10日、岐阜市の木田小学校であり、市内外の小中学生27人がボールの握りや投げ方、体の使い方などを教わった。 星野さんは直球とカーブ、フォークの3球種で勝負した左腕。直球は常時130キロに届かないものの、緩急自在の投球で1987年から11年連続で2桁勝利を挙げ通算176勝。すっぽ抜けたカーブを、捕手がミットを使わず右手で直接捕球した逸話でも知られる。...

各務原市は11日、同市鵜沼の木曽川で、国の特別天然記念物のオオサンショウウオと、外来種のチュウゴクオオサンショウウオの交雑種が見つかったと発表した。県内で確認されたのは、下呂市の菅田川で8月に捕獲された個体に続き2例目。 岐阜高校（岐阜市）と大垣北高校（大垣市）の自然科学部が2015年から今年にかけて捕獲した119個体のうち、DNA解析の結果、昨年6月に捕獲した1個体が交雑種と判明した。交雑種は雌の成体で、体長93センチ、体重4・9キロ。市は在来種の保存のため、生息状況調査を行っていく。

全国で温泉地の魅力を発信するキャラクター「温泉むすめ」の一人で、高山市奥飛騨温泉郷の特別観光大使を務める「奥飛騨五十鈴（いすず）」の新商品が続々と登場した。10日には地元の民宿「故郷」で、ファンや地元民に向けたお披露目会があった。 「温泉むすめ」は、エンターテインメントによる地方活性化などを目指す企業「エンバウンド」（東京都）が全国各地で展開。高齢化の進む温泉街で、若者にアピールする新たな誘客手段の一つとなっている。何度も足を運んでくれることも多いファンに喜んでもらうため、住民が有志で商品を手がけた。...

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