「築地は守る、豊洲を活かす」(6月20日)という基本方針を発表した小池百合子都知事の“変節”に、築地市場関係者や専門家らが猛反発している。 続きを読む
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「コンビニ百里の道をゆく」は、47歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。 続きを読む
内田樹氏は「日韓両政府間には『アメリカ抜き』で自主的にこの慰安婦問題を解決できるほどの相互理解も信頼感もない (※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る 思想家・武道家の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、哲学的視点からアプローチします。 * * * 朴槿恵韓国大統領をめぐる政局の混乱の中で、慰安婦問題についての昨年末の日韓合意の履行が難しくなったという報道を読んだ。これまではオバマ政権が合意を後押ししてきたが、来年1月に発足するトランプ政権は東アジアへの関与を弱めると予測されている。日韓の関係改善のためにアメリカがこれまで果たしてきた役割が弱まれば日韓関係は再び悪化するのではないかという観測が書かれていた。「ああ、そう」とそのまま読み流されそうな記事だったが、私はひっかかった。 昨年末に電撃的に慰安婦問題についての日韓合意が成立したときに、
「クマムシ」を知っているだろうか? 体長が1ミリに満たないのに、乾燥にも超低温にも真空にも放射線にも耐えられる「最強生物」だ。しかも、顕微鏡で見る姿やしぐさは、とてもかわいい。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、「クマムシ」博士こと、慶応義塾大学先端生命科学研究所特認講師の堀川大樹さんにクマムシの秘密を聞いた。 * * * 国立極地研究所の研究グループが、1983年に南極で採取して、30年と半年の間凍結保存していたコケの中から、クマムシ2匹と卵1個を取り出し、生き返らせること(蘇生)に成功した。 蘇生した2匹のうちの1匹は20日後に死んだが、もう1匹はやがて卵を産み、子がかえった。凍っていた卵1個も蘇生し、子がかえった。これまでクマムシの最長生存記録は、室温保存で9年だったので、研究グループは記録を3倍
稲垣さんが夏に愛用するのが綿素材のノースリーブ。涼しげな格好だ(撮影/石野明子)この記事の写真をすべて見る 愛用のわらじ。手足をのびのび露出して、夏を楽しむのがアフロ流(撮影/写真部・松永卓也) 暑い夜には、ハッカ油がオススメ。水で薄めてスプレーで顔や体にかける(撮影/写真部・松永卓也) 夏の暑さをどうやってやり過ごせばいいのか。本誌連載でもおなじみ、エアコンも冷蔵庫も使わない超・節電生活を送る稲垣えみ子さんに、読者の質問に答えてもらった。 Q1:暑い夏は仕事に来ている方が涼しいから好きです。仕事を辞めてから、会社は涼しいからよかったなんてちょっとは思いますか? (団体、女性、46歳、首都圏でマンション暮らし) A:いや~全く思いません!(笑)。冷え性なので、ネクタイを締めたままガンガン冷房を利かせたがるおじさまとの闘いに終止符を打ちホッとしています。何より暑い夏が嫌いじゃありません。って
ただの水?!(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 「水素が体にいいと……」 今年3月の結婚会見で、片岡愛之助さん(44)が、妻の藤原紀香さん(44)に薦められたと口にした水素健康法。中でも夫妻のお気に入りは“水素浴”らしく、紀香さんのブログには友人の誕生日にプレゼントしたことや、「むくみがとれる」「お肌すべすべ」といった話題が目立つ。 5月26、27日に開催された伊勢志摩サミットの会場でも伊藤園の水素水が提供されたことがツイッターで話題となった。 水素水は、文字どおり水素ガスが水に溶けたものだ。ブームのきっかけは2007年、日本の水素水研究の第一人者とされる日本医科大学の太田成男教授が、水素の抗酸化作用を発見。世界的な科学雑誌「ネイチャーメディシン」に論文を発表したことに端を発する。シミやシワなどの老化や、がんや生活習慣病、アレルギーなど、さまざまな病気の原因になると考えられている活性
「3歳児神話」、専門家の意見は?(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 子育てと仕事の両立を考えている女性にとって気になることのひとつが「3歳児神話」。3歳までの子どもと母親の関わりが大切だとするこの説、専門家の意見はどうなのか。 安倍晋三首相が「3年間抱っこし放題」をキャッチフレーズに、育児休業を3年間に延ばすよう経済界に要望したのは、2013年のこと。それを機に、子どもが小さいうち、特に3歳までは、母親が子育てに専念したほうがいいという「3歳児神話」をめぐる議論が再燃した。 この3歳児神話、1998年の「厚生白書」で「少なくとも合理的な根拠は認められない」と否定されたのに、小さい子どもを持つ母親が働きに出ることをためらう理由としていまだに挙がることが多い。 「言い換えれば、男は仕事、女は育児という生き方。戦後の高度成長期には好都合だった考え方が、いまも残っているに過ぎません」と言うの
あなたの犬も“働いて”います!この記事の写真をすべて見る 巷では猫ブーム。“ネコノミクス”という言葉までできたが、犬も負けてはいない。『北里大学獣医学部 犬部!』など、犬に関する著作が多いノンフィクション作家の片野ゆかさんにご寄稿いただいた。 * * * ペット動物の代表といえば犬と猫。いずれも多くの人の心を掴んで離さない魅力に溢れているが、どちらが感動という言葉とマッチするかということでは、間違いなく犬のほうに軍配があがる。昔からよくある、犬が主人に忠誠心を抱くとか恩返しをするという話は、人間の都合を押しつけただけの擬人化で、彼らを深く理解したいのなら絶対に避けるべきだが、それを抜きにしても犬たちの行動には、とりわけ働く犬の存在には、犬好きのひとりとして激しく心揺さぶられるものがある。 その理由は何なのか? 私は、犬たちの興味のベクトルが人間に向かっていることと関係があると思っている
ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られる、ジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏。熊本地震の災害報道バッシングで見えたこととは。 * * * 熊本地震を巡る報道――とりわけテレビの災害報道や現地の取材者に対するネットからのバッシングが止まらない。 批判されるのには相応の理由がある。関西テレビは4月18日、熊本で取材中だった同社の中継車がガソリンスタンド付近で給油待ちをしていた車の列に割り込んで給油したことを謝罪した。同日、毎日放送の山中真アナウンサーも自身のツイッターに謝罪ツイートを投稿。こちらは2度目の震度7の地震直後だった16日に取材用弁当の写真を投稿したことに対し、現地の食料事情を考慮しない配慮に欠けたツイートであると非難が殺到したからである。 21日にはTBSのニュース番組「Nスタ」のリポーターが今回の地震で多大な被害を受けた熊本県益城町の避難所前
佐藤亮子さん(撮影/写真部・堀内慶太郎)この記事の写真をすべて見る 大学入試センター試験(来年1月16、17日)が迫る。冬休み以降の残された時間をどう活用するか。息子3人を東大理IIIに合格させた“プロママ”佐藤亮子さんが受験生と保護者に秘策を伝授する。 「3人の息子たちは、センター試験直前の冬休みには食事、風呂、トイレ以外は猛勉強。毎日15時間ぐらい机に向かっていました」 佐藤亮子さんは、息子3人のそれぞれの受験生時代を振り返って言う。「受験に恋愛はムダ」という発言が賛否両論を巻き起こしたが、今もその考えはまったく変わっていないという。 「受験は、人生の大事な節目です。自分の人生を懸けて臨む入試の直前には、テレビを見たい、ゲームしたい、恋愛したいといった欲求を我慢することが大事。今日の1日は合格につながる1日です。勉強に打ち込み、自信を持って受験しましょう」 この冬休みの学習方法について
衆議院議員 下村博文さん(61) しもむら・はくぶん/自民党副幹事長。96年初当選。文部科学政務官、内閣官房副長官、文部科学大臣など(撮影/写真部・大嶋千尋)この記事の写真をすべて見る 日本最高峰の大学・東京大学が、世界大学ランキングではアジアナンバー1から陥落した。ノーベル賞もなかなか取れず、世界でのプレゼンスは低下の一途。日本の大学が抱える問題を、衆議院議員の下村博文さんは次のように話す。 * * * 東大に限らず、世界の競争の中で日本の大学はこのままではジリ貧です。今年、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」の世界の大学ランキングで東大が後退し、話題になりました。 日本の大学には「どんな学生がほしいのか、そのためにどんな試験をするのか」というアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)がありません。その象徴が、東大に受験エリートが集まってしまう「理III問題」ではないでしょうか
新たな疑惑が浮上…(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 宮城県多賀城市で、全国三つ目の“TSUTAYA図書館”が建設中。2016年3月にオープン予定だが、ここでも新たな疑惑が浮上している。 仙台駅からJR仙石線で22分。多賀城駅を降りると、駅前に真新しい図書館が姿を見せる。市が、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託した施設だ。 東日本大震災の被災地。「復興の象徴」としてにぎわい施設をつくろうと目玉になったのが、スターバックスコーヒーつきの“多賀城TSUTAYA図書館”だ。年間120万人の来館者を見込んでいる。 東北初の試みで注目されるものの、市とCCCとの間に“デキレース”と見られる動きを示す内部資料を本誌は入手。 市が、市立図書館の指定管理者候補者申請の受け付けを始めたのは、14年4月17日。指定管理者、随意契約先がCCCになると承認されたのは同年6月13日だった
巨大化する組み体操のピラミッド。最近主流の立体型。成功すれば親たちからも歓声が湧くが、事故も多発している。一歩間違えば深刻な事態にもなりうる (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る メディアやネットを騒がせた「組み体操ピラミッド論争」。「リスク管理が十分でない。即やめるべき」と反対派が言えば、「子どもに達成感を味わわせたい」と賛成派も訴える。 今や、中学校で10段にも達するピラミッド。そもそも、なぜこんなに巨大化したのか。 大阪市立小学校校長を昨年度退職し、『「みんなの学校」が教えてくれたこと』の著書がある木村泰子さん(65)は言う。 「大きなピラミッド作りが流行し始めたのは10年前くらいから。見た目は派手だし感動的だから、ネットを通して拡散してしまったように感じる」 ピラミッドの形は、従来は土台が1列のみで単純に重なる「俵積型」が主流だったが、奥行きのある土台に重なり、内部の子どもが
『日本国憲法を口語訳してみたら』(幻冬舎) Amazonで購入するこの記事の写真をすべて見る 子どもの頃に暗記した、日本国憲法の前文。さて、意味はと問われると……。いつもの言葉で読み直したら、その「本質」が見えてきた。 憲法前文には、日本という国を形づくる大きな方針が書かれている。以下は、その一部を口語訳した『日本国憲法を口語訳してみたら』(幻冬舎)からの抜粋したものだ。 <俺たちはやっぱ平和がいいと思うし、人間って本質的にはお互いにちゃんとうまくやっていけるようにできてると信じるから、同じように平和であってほしいと思う世界中の人たちを信頼するぜ。そのうえで俺たちはちゃんと生きていこうと決めたんだ> この著者である塚田 薫 (26)さんは、その思いを次のように話す。 * * * 口語訳のきっかけは、友だちとの飲み会です。法学部で憲法を勉強していると言ったら「憲法って何?」って聞かれて、酔っ
安保法制反対の声をあげ、デモをする若者たち。「政治に関心がない」と言われれきた彼らを突き動かした思い(撮影/写真家・尾崎孝史)この記事の写真をすべて見る 最大規模となった、安保法案反対デモ。4時間にもわたり、参加者のコールが続いた=8月30日(撮影/写真家・尾崎孝史) 「前へ! 前へ!」 【フォトギャラリーはこちら】 デモに参加する若者らが、隊列を組む警官隊を押しのけ進む。8月30日、国会議事堂周辺。雨が降りしきる中、12万人もの老若男女が押し寄せ、安倍政権が進める安保法制に対する反対の声が響いた。 人波の最前線にいたのは、首都圏の大学生らでつくる「SEALDs」だ。ラップ調のコールに、おしゃれなプラカード、洗練された広報スタイル。その活動は5月の結成以来、話題を呼び、今夏は彼らが台風の目となって、全国で10~20代の若者らによる30もの団体が誕生。 “15年安保”の幕が上がった。 「高校
『受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格!』(朝日新聞出版) 佐藤亮子著 定価:1,404円(税込み) Amazonで購入するこの記事の写真をすべて見る 長男、次男、三男の3人を、関西一の名門校と言われる灘校(灘中学校、灘高等学校)へ進学させ、さらに3人全員を最難関で知られる東大理科III類(医学部/通称・理III)に合格させた佐藤亮子氏。 そんなゴッドマザーこと“プロママ”の佐藤氏は、著書『受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格! “プロママ”のスーパーメソッド』(朝日新聞出版)で、自身の教育方法を惜しみなく披露している。 意外なことに、佐藤氏自身「学力至上主義」ではないという。3兄弟の実績から、学歴コレクターなのかと思われがちだが、「考えていたのは、子どもたちの可能性をめいっぱい伸ばして、最良の人生に送り出すことだけ。それぞれの子を最大限、手助けしようと思っていました」(同
佐藤亮子さん さとう・りょうこ/大分県生まれ。津田塾大卒。私立高校の英語教師を2年した後、結婚、専業主婦に。著書『受験は母親が9割』(朝日新聞出版)が好評発売中(撮影/写真部・堀内慶太郎)この記事の写真をすべて見る 難関私立の灘中・高校(神戸市)から東大理III(医学部)に息子3人を合格させた佐藤亮子さん。同じく灘→東大理IIIで学んだ精神科医の和田秀樹さんと先月、公開対談をしました。どうしたらわが子を東大理IIIに入れられるか。「受験テク」を披露しました。 * * * コーディネーター・友澤和子アエラムック教育編集部長(以下、友澤):私は中学生と高校生の子どもがいるのですが難しい時期になってきました。反抗期です。どう付き合えばいいですか? 佐藤:わが家は、目立った反抗期がありませんでした。あったのかもしれませんが、子どもが多かったので気づかなかった(笑)。 ただ、反抗期が来たらどうし
今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている(※イメージ) 安全保障関連法案に関して、矛盾だらけ、苦し紛れの答えで野党からの追及を逃れようとしている自民党・安倍政権。今も国会前などで反対デモが起きているが、今月30日には全国各地で計100万人参加を目指したデモも企画されている。作家の室井佑月氏はそこに乗り込むようだ。 * * * 参議院の国会中継を、ネットで見ている人はどのくらいいるだろう。この審議を見れば、一発で安倍首相が推し進める安全保障関連法案が怪しいかがわかる。だって、この国の安全のための安全保障関連法じゃない、かの国のため。与党はそうはっきりはいえないから、野党に突っ込まれ苦しい答弁になる。 まず、7月30日。安全保障関連法案を審議する参院特別委員会で、社民党の福島瑞穂議員の質問に、中谷防衛相は、「弾薬は武器じゃない」といい張った。 そして、8月3日
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