キッズサイエンティストへようこそ! このサイトでは、高エネルギー加速器研究機構で進められている最先端の研究について、楽しく分かりやすく解説しています。自然の謎にせまる研究について勉強してみよう!
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by Bryan Jones これまで、神経細胞の樹状突起は受動的に信号を受け取り流すだけの役割だと考えられてきましたが、近年の研究で樹状突起自身が電気信号の1つである「スパイク」を生み出していることが確認されています。そして新たな研究で、樹状突起の生み出すスパイクの量が、これまで神経細胞体が生み出すとされてきたスパイクの量の10倍であることが判明。脳神経科学の常識が根本的に覆される可能性があります。 Brain is ten times more active than previously measured | Science Bulletin http://sciencebulletin.org/archives/11147.html Brain is 10 times more active than previously measured, UCLA researchers fi
マサチューセッツ工科大学(MIT)が出版している技術誌MIT Technology Reviewが、「2017年に知っておくべき10個の革新的技術」をピックアップしています。2016年版と同じように、2017年も期待の次世代技術をGIGAZINE内の記事を中心にまとめてみました。 10 Breakthrough Technologies 2017 https://www.technologyreview.com/lists/technologies/2017/ ◆01:Reversing Paralysis(麻痺の逆転) 脊髄を含む中枢神経系は、末梢神経と異なり一度損傷すると修復・再生されることはありません。そのため、脊髄などを損傷し、手足の運動能力や痛覚などが麻痺すると、これを治療することは非常に困難になります。そんな、麻痺に対する有効な治療法として期待されているのが、脳に直接チップなど
東京大学医科学研究所が導入した2000万件もの医学論文を学習した人工知能が、専門の医師でも診断が難しい特殊な白血病を僅か10分ほどで見抜き、治療法を変えるよう提案した結果、60代の女性患者の命が救われたことが分かりました。人工知能は、このほかにも医師では診断が難しかった2人のがん患者の病名を突き止めるなど合わせて41人の患者の治療に役立つ情報を提供していて、専門家は「人工知能が人の命を救った国内初のケースだと思う」と話しています。 このうち60代の女性患者は当初、医師から「急性骨髄性白血病」と診断されこの白血病に効果がある2種類の抗がん剤の治療を数か月間、受けましたが、意識障害を起こすなど容体が悪化し、その原因も分かりませんでした。このため、女性患者の1500に上る遺伝子の変化のデータを人工知能に入力し分析したところ、人工知能は10分ほどで女性が「二次性白血病」という別のがんにかかっている
皆さんの好きなスポーツドリンクは何でしょうか? スポーツドリンクや水分補給では、アクエリアスとポカリスエットを最初に思い浮かべる人が多いと思います。 Vaam(ヴァーム)やゲータレードなど、お好みのスポドリがあるかもしれませんが、メジャーと言えばこの2つでしょう! さて、アクエリアスとポカリスエットにはどんな違いがあるでしょう。 スポーツの時にはアクエリアスを… 風邪の時にはポカリスエットを… こんな話をよく聞きますね。でもその理由は? 今日の記事はアクエリアスとポカリスエットの成分を徹底的に解析します。 食品科学の観点から、両者の違いを数値を用いて解説していきましょう! アクエリアスとポカリスエットの成分この章では、手始めにパッケージ情報からアクエリアスとポカリスエットの原材料の配合を逆算していきます。 高校レベルの生物化学の知識が必要なので、この分野が苦手な方は図表だけ見て成分比較の項
体に「心臓」が無い状態で555日間生きた男性、ついに心臓移植を受ける 心臓が止まることは通常、死を意味します。 ところが体に心臓がない状態で生きてきた男性が、アメリカ・ミシガン州にいます。 なんと人工の心臓装置をリュックに入れて24時間、それとともに移動し、生活してきたのです。 Man lives 555 days with no heart in his body while thriving on a heart machine he carried in a backpack スタン・ラーキンさん(25歳)は10代のとき、弟のドミニクさんとともに遺伝性の拡張型心筋症と診断を受けました。 突然死などのリスクがある病気で、治療は基本的に心臓移植しかなく、ドナーが現れるまで何年も待つ状況でした。 数年後には2人とも心臓を除去する必要に迫られました。ドナーが現れるまで人工の心臓装置を導入する
松本です。 すごいニュースが伝えられました。重力波が観測されたとのことです。 とは言え、何がすごいのと聞かれても、僕もえーっとって感じです。こういうものを1から説明するためには、ものすごい力を必要とするので、僕はこう答えるようにしています。 「重力波はアインシュタインが予言した空間の歪みを伝える波のこと。アインシュタインは計算で導出したけど、アインシュタイン自身はこの重力波を直接観測することは不可能だろうと言ってたよ」 それが、とうとう直接観測されたわけです。 今日の一曲 Light My Fire The Doors 価格: 200円 / 250円 posted with sticky on 2016.2.13 ドアーズの名曲「ハートに火をつけて」です。この邦題はなかなかセンスがあると思いますね。よからぬことを連想させる難解な歌詞で、当時アメリカではえらい騒ぎになったらしいですが、単純に
【必読!】Kindleで読める科学・コンピュータ・IT系のおすすめ本30選 2015/10/24 2017/2/4 本 実は最近Kindleで電子書籍を読むのににハマっています。 なぜ今頃ハマっているのかというと、9月にアマゾンプライムビデオというHuluやNetflixのようなサービスが開始したのを知って、試しに登録してみようかと思ってAmazonを見ていて知ったのですが、アマゾンプライム会員になるといろいろ特典が付いているんですね。 その中にKindle本が毎月ただで読めるという特典がありまして、Kindle本を結構読んだのでその中から科学、コンピュータ、IT系の電子書籍でKindleで読める本をまとめました。まとめてみるとほとんどAmazonで星4~5がついているものばかりです。 最近理系ブームもあって、一般向けの理工書が増えていますが、簡単な本ばかりが増え、ほとんどが中身の無いもの
ドイツのマックス・プランク研究所で、核融合炉「ヴェンデルシュタイン(Wendelstein) 7-X」の初実験が行われ、ヘリウムを用いてのプラズマ生成に成功しました。 First plasma in Wendelstein 7-X | Max-Planck-Institut fur Plasmaphysik http://www.ipp.mpg.de/3984226/12_15 「ヴェンデルシュタイン 7-X」は2005年4月から建設が始まり、2014年5月に完成。そこから実際に動かすためのテストなどが1年かけて行われました。建設途中の2011年に撮影された姿はこんな感じ。 核融合炉の実現には高温・高密度のプラズマを閉じ込める必要があり、これまではトカマク型が有力とされてきましたが、ヴェンデルシュタイン 7-Xではヘリカル型(ステラレータ)が採用されました。 その見た目は「Science」
気になった記事があれば、Twitterボタンで拡散宜しく。 感想やご意見など、何かあればTwitter https://twitter.com/irakusa まで 動物実験(マウス)で筋肉の損傷ストレスにより体細胞が初期化され、多能性を持ち、ES細胞に似た細胞に変化するとした実験結果がネイチャーの姉妹誌版『scientific reports』で報告されました。 「外的刺激(ストレス)で細胞が初期化、多能性を持つ」まさにSTAP現象です。 ※下記グーグル翻訳 http://www.nature.com/articles/srep17355 「損傷誘導性の筋肉由来幹細胞様細胞」 (訂正します。キメラマウス実験で体細胞から初期化した細胞で脳や肺にGFPが認められたとの事です) 【STAP現象と同じ原理で細胞が初期化する事が報告された】 この報告書では負傷したマウスの骨格筋から幹細胞になる新規
地球温暖化対策に向けて、環境省は植物から製造され、鉄の5倍の強度を持つとされる「セルロースナノファイバー」と呼ばれる次世代の素材を開発する実証事業を来年度から始める方針を固めました。 この素材は木材や稲わらなどから特殊な技術で繊維を取り出したもので、樹脂と混ぜて固めると植物の細かい繊維が複雑に絡み合っているため、鉄の5倍の強度を持ちながら重さが鉄の5分の1程度と軽いのが特長です。 環境省は、この素材を自動車の部品や住宅の建材などでの利用を検討しています。製造に伴って温室効果ガスを排出する鉄などの金属を使わないことと、軽量化による燃費の改善が図られることなどで環境省は地球温暖化対策につながると期待しています。また、研究が進めば、間伐材や廃材のほか焼酎やジュースの搾りかすなど、植物由来の廃棄物を再利用できる可能性もあるということです。 環境省は来年度予算案の概算要求に38億円を盛り込み、来年度
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