ブックマーク / blog.tinect.jp (37)

  • 「打ち上げの中断」を「失敗」と書き立てて批判しようとする記者のヤバさについて。

    2月17日に打ち上げが中止された、H3ロケットの初号機。 「それは一般に失敗といいます」と記者会見で言い放った記者に多くの批判が集まったことは、まだ記憶に新しい人も多いのではないだろうか。 この日の打ち上げでは、システムが異常を検知した結果として、シーケンスの中断が決定されている。 そのため客観的に見て、「打ち上げ失敗」ではなく「打ち上げ中止」というのが正しい表現だろう。 しかし共同通信の記者は「失敗」という言葉を引き出そうと粘り、SNS上で多くの反発を招いた。 おそらくこの出来事では、 「事実を都合のいいように言い換えさせようとする狡猾さ」 「挑戦者に対するリスペクトの無さ」 が多くの人の気に障り、騒動になったのだと理解している。 それはそうであろうし、正直、記者を擁護できる理由は何一つ思い浮かばない。 しかしその上で、この問題はそんな程度の扱いで、このまま終わらせてもいいのだろうかと危

    「打ち上げの中断」を「失敗」と書き立てて批判しようとする記者のヤバさについて。
  • アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった

    10月の終わりから、11月の頭にかけ、知人の紹介でアフリカの「ジブチ」に行ってきた。 変わった体験をしたので、レポートしたい。なお記事に書かれていることは事実に基づいてはいるが、あくまでも私見だ。 ジブチは、アフリカ東部の小さな国で、面積は四国の約1.3倍だが、人口はたったの100万人。 国土はほとんど砂漠で、「世界で最も暑い国」の一つと言われている。 農業に向いている国土ではないので、料の自給率はたったの3%。 輸入がストップすると飢えてしまう。 入国にビザが必要で、日人はほとんどいないが、自衛隊がソマリアの海賊から船を守るという名目で派遣されており、唯一の海外自衛隊拠点がある国だ。 他にもジブチにはアメリカ軍、フランス軍、イタリア軍、そして中国軍が駐留しており、巧みな外交と絶妙な軍事バランスの上に国防が成り立っている。 なお、ジブチでは東洋人と言えば、中国人らしい。 街を歩いてい

    アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった
  • 部下の心身をぶっ壊す日本人的なマネジメントは、もういい加減に止めなければ。

    「部長、5件でいいので見を見せてください!」 証券会社の1年生だった頃、所属長にこんな懇願をしたことがある。 ことの発端は、”高額納税者リスト”に片っ端から電話をしろと、業務命令を受けた時のことだ。 令和の今では信じられないかもしれないが、当時は「日お金持ちランキング」とも言うべき高額納税者が地域ごとに詳細に発表され、毎年ニュースを賑わしていた。 そして高額納税者は住所、氏名が世間に公表され、当然のことながら金融機関からの営業電話がなり続けることになる。 しかしかけてもかけても、 「忙しいんに、クソ電話してくんな!」 「儲かる株なら自分で買えばええやろ!」 とガチャ切りされるばかりで、全く受注を頂けない。 そりゃあそうだろう。こんなリストで実名や連絡先を公表されたら、怪しい投資から詐欺のような話まで、全国から電話が殺到しているに決まっている。 部長はイラ立ち、 「お前ら、それでも大学

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  • 転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。

    ホーム > 転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。 この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・転職未経験のマネジメント層の人が、「転職というものは非常にハイリスクであり、転職を決断するからにはよほどの理由がある筈」と考えているのを観測した ・個別のケースについては色々とあるだろうけど、現在「転職」というものは昔よりずっとやりやすくなっており、ちょっとした待遇向上や「環境を変えたい」程度の理由で気軽に転職をする人も増えている ・マネジメント層が、転職について「非常にリスクが高く、滅多なことではしない」ものだと考えていると、離職対策を誤る可能性がある ・そういった認識齟齬を防止する為に、転職をする気がなくても転職活動をしてみるのは悪くないかも知れない 以上です。よろしくお願いします。 *** ということで

    転職未経験の方には信じられないかもですが、「ちょっと給料がいい」という程度でも、気軽に転職する人は珍しくないです。
  • コンサルタントやってた時、重要な対人技術として『「ちがう」と言うな』と習った。

    コンサルタントのころ。対人技術を教わった。 様々なものがあったが、その中でも群を抜いて重要な技術の一つは 「会話の時、人の話を否定しない」こと。 具体的には、人に『ちがう』と言ってはいけなかった。 * 若干うろ覚えだが、客先で、こんなことがあった。 プロジェクトで、部門別の目標を立てて、発表してもらった時のことだ。 私:「では、営業部2課の目標の発表をお願いします。」 営業2課:「既存顧客を中心に、前年比10%の売上アップです。」 私はここで、おかしいな、と思った。 先日の経営会議で 「営業2課は、新規開拓を中心にした目標にしてほしい」 との指示があったからだ。 それがなぜか既存顧客中心にすり替わっている。 訂正させなければならない。 が、「その目標、間違ってませんでしょうか?」と否定するのはご法度だ。 私は思案した。 どうすれば担当者を否定せずに済むのだろう。 そこで確認した。 私:「確

    コンサルタントやってた時、重要な対人技術として『「ちがう」と言うな』と習った。
  • 『失敗の責任は私にあります』と言えない責任者たちの話。

    昔、あるメーカーで経営企画職を担当していた時のことだ。 営業部の部長から、 「ウチの商品が絶対に安心で安全という証明書って発行できませんかね・・・」 と相談を受けたことがある。 聞けば、大口顧客との取引が受注寸前で、最後にそのような証明書を出せれば契約してもいいと言われているようだ。 しかし仕様書や保証書ならともかく、絶対に安心安全な証明書などどうしろというのか。 安心安全に使えるガスボンベだって火の中に放り込んだら爆発するし、腹痛を治してくれる胃薬でも用法・用量を守らなければ命に関わる。 どういうものを書いてよいのかわからず、先方ともう少し要件を詰めて欲しいと押し返すと、 「絶対安心安全の証明が要件なんですよ・・・」 と埒が明かない。 やむを得ず、一度部長に同行し先方の会社を訪れ、どのような証明を求めているのかをヒアリングすることにした。 応対に出てくれたのは、若い現場主任だ。 熱気と熱

    『失敗の責任は私にあります』と言えない責任者たちの話。
  • 仕事において、人を最も傷つけるのは「君は、もう何もしなくていい」という言葉。

    仕事において、最も相手を傷つける言葉は、実は、「バカ」とか「間違っている」とか、「やりなおせ」とか、そういった否定的な言葉ではない。 もちろん、「バカ」という上司も困りものだし、言われたら傷つく。 しかし、古いタイプの上司だと、言葉のあや、ということもあるし、間違ってる、やり直せ、そういった言葉も、文脈次第だが、期待を込めて言っているときもある。 では、どんな言葉が最も人を傷つけるのか。 実は、一番ひどい言葉は、ため息をついて、「もういいよ」とか、「君は、何もするな」ということだ。 失望を表明して、無能と断じ、仕事を取り上げてしまうのが、いちばん、人を追い込む。 * 「無能」とは、成果を出す能力の欠如のことをいう。 そして上で述べたように、現代では働く人にとって「無能」の通告こそ、最もアイデンティティを揺るがされる事件だ。 昔、とある企業の現場で、 「あなたは、ほんとに何の役にも立たないな

    仕事において、人を最も傷つけるのは「君は、もう何もしなくていい」という言葉。
  • 東芝はハゲタカ外資の餌食なのか

    4月6日に英国の投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズ(以下CVC)が東芝に上場廃止を前提とした買収提案を行い、大騒ぎになりました。 メディアの報道では、 「アクティビストとの対立を解消するための買収」 「CVCは東芝を非公開化して企業価値の向上を目指す目的での買収提案」 「東芝は原子力事業や防衛関連事業を持っているので外国会社による買収は政府がストップをかけるのでは」 といったコメントが飛び交っています。 その一方で、 「車谷CEOや藤森取締役はCVC出身なので利益相反のおそれがある」 「強欲なファンドのマネーゲームに翻弄され、東芝の社員や取引先などのステークホールダーがないがしろにされている」 という意見も見かけます。 今回は株式会社の資政策、企業統治(コーポレート・ガバナンス)、TOB制度、の観点からこのケースを読み解きます。 東芝の資政策 ことの発端は東芝がウェスチングハウ

    東芝はハゲタカ外資の餌食なのか
  • ホワイトだけど息苦しい日系企業。成果主義だけど自由で多様なグローバル企業。どちらがいい?

    多様性という言葉がある。 現代社会において、多様性は”善”として語られる事が多い。 しかし当に多様性は”善”なのだろうか? ぼほ日人のみで構成され、日語のみを用いて日で暮らしている私達にとっては、むしろどちらかというと単一文化の方が優れているように思う機会の方が多いはずだ。 「多様性とかストレスの源やん。なんでみんなそんなに多様性を”善”と崇め奉ってるんだ?」 最近まで僕はそう思っていたのだが、つい最近友人から仕事における興味深い話を聞き、多様性がどういった時に領を発揮するのかのヒントを得た。 今日はその話をしようかと思う。 世の中には売り上げを求められない世界があった その友人はかつて物凄く忙しいブラック企業に勤めていた。 ブラック企業では膨大な量の仕事を裁き続け、成果を出す事のみを求められ続ける過酷な日々を過ごしていたという。 数年たって無茶苦茶な量の仕事をやり続けるのが嫌に

    ホワイトだけど息苦しい日系企業。成果主義だけど自由で多様なグローバル企業。どちらがいい?
  • 「やる気」が、カンタンに操作可能だと知った瞬間、人生はイージーモード。

    「やる気」が湧かない 学生のとき、何もかも面倒になるときが、しばしばあった。 勉強を始めれば眠たくなる。 外にいきたいのに、腰が重く、結局家で過ごしてしまう。 新しいことを始めようと決意したのに、手つかずのまま。 そんなことが続くと、すべてが後手にまわってしまい、当に大したことができなかった。 そして、その原因を「やる気」が湧かないせいだ、と思っていた。 「やる気」さえあれば、外に出て見分を広げることもできただろう。 交友関係をもっと広げることもできただろう。 あるいは、ビジネスや研究活動に打ち込むこともできたかもしれない。 だが現実的には、日々を漫然とルーティンワークの中で過ごし、大して面白くもないゲームに興じた。 そして、就職しても、根は変わらなかった。 だが、学校と違うことが一つだけあった。 偶然にも採用してもらえた会社は非常に激務で、常に忙しい環境だったのだ。 毎日、こなしきれ

    「やる気」が、カンタンに操作可能だと知った瞬間、人生はイージーモード。
  • ゲームをやりながら、改めて「知ってる」と「できる」は全くの別物だと思った。

    疫病の蔓延で、ゲームをする人が増えているという調査結果が報じられている。 (参照:国内ゲーム市場、10年連続成長で過去最高額に コロナ禍で消費時間増/ファミ通ゲーム白書2020調査) 外を控えなさい、旅行もダメ、イベントもなし、ではゲームやYouTubeを視聴するよりほかはない。 ということで、私も多数の方々と同じように、ぼちぼちゲームをやっている。 以前にも書いたが、最近のお気に入りはフォートナイト。 傑作ゲームだと思う。 凄まじいことに、プロゲーマーが出場する世界大会「Fortnite World Cup」は、賞金総額が1億ドル(110億円)。 世界で最も影響力のあるゲームの一つで、3億5千万以上のアカウント数を記録している。 フォートナイトがクッソ難しいのだが このように数字だけを見ると、老若男女問わず楽しめそうなゲームに見える。 実際、ルールは至極単純だ。 1.孤島に100人が同

    ゲームをやりながら、改めて「知ってる」と「できる」は全くの別物だと思った。
  • 「滅私奉公」を要求する企業の衰退が止まらない。

    少し前に、こんな記事を読んだ。 僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか トヨタでの3年間は決して「歯をいしばって耐える」ようなつらいだけのものではなかった。むしろ、たくさん鍛えてもらい、貴重な経験をさせていただいた先輩方を心から尊敬しているし、今でも仕事、プライベートを問わず関係を続けられるその懐の深さには感謝の気持ちしかない。 でもぼくは、結果だけ見ればトヨタを3年でやめた。 (中略) 3年目も後半に差し掛かってきて、ふと周りを見渡すと、10人いたはずの人事同期は既に半分以上が辞めていた。 「閉塞感に、耐えられなくなった」 そう言って辞めていく同期達に、ぼくは何も言えなかった。 上の記事には、著者がトヨタをやめるに至った苦悩が、延々とつづられている。 会社を辞めるも残るも自由だ、それはそれでよい。 だが、私はこれを読み、思った。 「会社が人生の中心であった時代は、当に終わったのだな」

    「滅私奉公」を要求する企業の衰退が止まらない。
  • かつては会社の人事に依存し、今ではゲームに依存する男性たち。

    かつて日では、仕事は単なる賃仕事ではなかった 詩人の中桐雅夫さん(職業としては、新聞社勤務の政治部記者)に「会社の人事」という身も蓋もない題の詩がある(1979年 晶文社)。 西欧の典雅な詩の形式であるソネット(14行詩)の形を借りて、こんなことを書く。 「絶対、次期支店次長ですよ、あなたは」顔色をうかがいながらおべっかを使う、いわれた方は相好をくずして、「まあ、一杯やりたまえ」と杯をさす。 「あの課長、人の使い方を知らんな」 「部長昇進はむりだという話だよ」 日中、会社ばかりだから、飲み屋の話も人事のことばかり。 (第3連4行略) 子供のころには見る夢があったのに 会社にはいるまでは小さい理想もあったのに。 英語仕事ということを表す語はいくつかあるらしいが、この詩を読んでわたくしの頭に浮かんでくるのがjobという言葉である。 英語のニュアンスの違いがわかるわけではないが、jobには

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  • 『幻覚剤は役に立つのか』というスゴ本を読んで「気持ちいいことを追及しよう」と決意した。

    こので紹介される事実は当に衝撃的である。 「健常者が幻覚剤を正しく使うと、瞑想者が自我を超越し神秘状態に恍惚とする状態に至り、”悟りの境地”にたどり着いた」 「末期がん患者に幻覚剤を投与したところ、死の恐怖から開放され、ここちよく死を受け入れるようになった」 「治療抵抗性うつ病患者に幻覚剤を投与したところ、投与から1週間後、”全員”に症状の改善が見られた」 こう書くとクスリで頭が逝っちゃった人間のタワゴトのようだが、これらはカリフォルニア大学やニューヨーク大学、ジョンズ・ホプキンズ大学といった一流大学でキチンと実証された結果である。 つまりジャンキーの妄想ではなく、科学的に実証された事実なのである。 なぜこんな事がおきるのか。追って書いていこう。 DMNという脳の中にあるアイデンティティ形成部位 2001年にワシントン大学の神経学者マーカス・レイクルが脳の中にデフォルトモード・ネットワ

    『幻覚剤は役に立つのか』というスゴ本を読んで「気持ちいいことを追及しよう」と決意した。
  • ホワイトなブラック企業で働く、「意識の低い会社員」の話。

    とある零細企業の歴史 おれが勤めているのは零細企業だ。具体的に言えば、社員数10人以下の会社だ。 全員が正社員だ。人手は足りていない。派遣労働者やアルバイトを雇う余裕すら無い。もちろん、新卒であれ、中途であれ、新しい社員を入れる余裕もない。 たまに就活生などから問い合わせの電話もあるが、受け入れる余裕はない。この分野の人にはおもしろそうな仕事をしていると見えるようではある。 かつてはもう少し人がいた。バブルのころだ。積極的に人を採用していたらしい。 ところが、バブル崩壊。銀行の貸し剥がしで、会社に金がなくなった。去る人は去ったし、雇いつづけることがむずかしく、解雇された人もいた。今は、最低限回せる人数だ。 というわけで、おれの勤める会社は存続ギリギリでやっている。おれはそんな会社になぜか転がり込んだ。 現状では、代表や社員の高齢化によって、もう数年でなくなってしまうのは確定している。 営業

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  • 「東大に行ったのに普通の人生」な人たちの苦悩。

    うちの長男も、中学受験が迫ってきました。 僕自身は、中学までは地元の公立だったので、こんな早くから受験のために勉強させられるなんてかわいそうだよな、という気持ちもあるのです。 その一方で、勉強はしておいて損はないし、通っている私立の小学校も、みんなが受験をするような環境なので、あえて「中学受験をしない、させない」という選択をする根拠も見いだせないんですよね。 勉強をするのが善いことだと考えている集団にいたほうが、たぶん、人の将来にとってもプラスになるはず。 ……などと自分なりに理論武装してはみるものの、子どもも時々「なんでこんなに勉強しなきゃいけないのかなあ、いい学校に行くことに、そんなに意味あるのかなあ」なんてボソッと尋ねてくるのです。 そんなとき、親としてしばしば口にするのが「勉強をしておけば、選択肢や可能性が広がるから」という言葉なんですよね。 言っているほうも、半ば苦し紛れではあ

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  • 直感に頼らず、あえて「ゆっくり」仕事をしたほうが、結果として早く仕事が終わる。

    「脳の働きで驚くべき特徴の一つは、めったにうろたえないことである」 これは行動経済学者であるダニエル・カーネマンによる言葉だが、いわれてみると私達はとにかくなんでも決めたがりである。 <出典: ファスト&スロー> 人は中途半端な状態で行動するのがとにかく苦手な生き物だ。 AもありえるしBもありえる、とか全てにわたって検討する事など普通の人には不可能である。 「私、はっきりしない男嫌いなんだよね」 なんかいかにもな感じのセリフだが、こう言いたくなる人の気持ちもわからなくはない。 はっきりしないは物凄く疲れる。 自ら進んで疲弊したがる人間はあまりいない。 それが男女の仲のような根的に疲れる関係でなら、なおさらである。 こうして、人はどんどんと直感を研ぎ澄ましていくようになる。 プロフェッショナルによる素早い意思決定は、みていて非常に気持がいいものの一つだ。 うろたえず、自信をもって、素早く行

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  • なぜ「できない人」ほど、人に聞けないのか。 | Books&Apps

    できない人が質問をしに来ない、という傾向は、それなりにどこの会社でも見られるようである。 例えば新人が聞きに来ない、若手が聞きに来ない、あるいは「不出来なベテラン」だと、誰にも相談できなくて行き詰まる、なんて話もある。 つい先日も、あるテクノロジー系の企業で「聞きに来ないメンバー」をなんとかしたいが、どうすればよいか、という話があった。 聞くと、力量の低いメンバーの一人が、報告が苦手で、かつ聞きに来ないので、こちらがかなり監視をしているが、手間がかかってしょうがない、という。 仕事の進捗を入れたり、週報を書いたりするような社内システムもあるのだが 力量の低い人ほど入力率も低く、入力した報告の内容も拙いという。 結局、上司が直接、成果品を逐一覗いてチェックをしているそうだが、それも限界がある。 こまったこまった、という話だ。 * こういった事象について 「できない人」は、「何がわからないのか

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    mimizukuma
    mimizukuma 2020/03/20
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  • 「古き良き時代」を想う人の気持ちがわかった。 -books&apps

    当はこんな記事、書かないほうがいいのかもしれない。 でももう、書かずにはいられない。 好きなものが、時代の変化とともに変わってしまった。 しょうがないことだと頭ではわかっているのに、割り切れない。 だれかとこの気持ちを分かち合いたい。 分かち合えずとも、せめてこの想いを聞いてほしい。いや、やっぱり分かち合いたい!! というわけで、15年以上も前の名探偵コナンを懐かしむアラサーの話にお付き合いいただきたい(修学旅行編、紺青の拳についての言及あり)。 小学生のわたしを夢中にさせた『名探偵コナン』 わたしは小さい頃から、コナンが大好きだった。 『集められた名探偵 工藤新一vs怪盗キッド』や『鳥取クモ屋敷の怪』、『揺れる警視庁1200万人の人質』はとくにお気に入りで、ビデオテープが擦り切れるくらい繰り返し見ていた(当時はまだVHSが主流である)。 パラパラはもちろん完コピしたし、イーカラ(家庭用

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  • 医者の僕でも、コロナウイルスをナメていたが、間違っていた。 | Books&Apps

    2月当初は「インフルエンザとたいして変わらん」とみんなが軽く見ていた新型コロナウイルスで世の中はてんやわんやである。 ニューヨーク市場のエブリデイ・サーキットブレイク、600兆円にも及ぶ量的緩和、そして世界同時鎖国、そして恐らくの東京オリンピック延期・・・ 正直、書いてるだけで世紀末感がハンパない。 仮に第三次世界大戦がおきても、ここまで悲壮なことにはならないんじゃないだろうか。 それぐらいにはスケールが桁違いである。 一年前にこんなことが起きるだなんて、誰一人として考えていなかった。 ナシーム・ニコラス・タレブが言うように、まさしくブラック・スワンはあったのだ。 私達がいま、間違いなく後世に語り継がれるであろう瞬間を生きているのは間違いない。 正直いうと、ぼく個人としては性根では未だに新型コロナウイルスの事をそこまで恐ろしいものだと思っていない。 いないのだが、じゃあその恐ろしくないもの

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