『まつもtoなかい』初回が「TVerアワード」特別賞 再配信決定、ゲストに香取慎吾「突き詰めた最高の形」
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ここ1週間くらい、学科のコンピュータ室に行くと、学部生がレポートを書いているのを見かける。その際、CiNiiで論文をキーワード検索している人が結構多くいて、一体誰がこういう役に立たないことを教えているのかと思う。 CiNiiとは国立情報学研究所の論文情報ナビゲータであり、キーワード検索をする機能がついている。 しかし、このキーワード検索が飽きれるほど使えない。少なくとも社会科学系に関しては、適当なキーワードを入力しても名前も聞いたことのない雑誌や、よくわからない大学の紀要が大量に出てくる。一応、「被引用件数降順」で表示するという機能があるものの、これも適切な重みづけがなされていないようで、使えそうな論文が上に出てきたためしがほとんどない。 CiNiiは、ある研究者の他の論文を検索したり、無料でpdfが公開されているジャーナル(例えば『教育社会学研究』)を見たりするのには役に立つが、キーワー
京都大学の山崎さんとの共著記事が「情報の管理と技術」に掲載されました。私の執筆部分は、ワークショップのあたりとケンタッキー研修のあたりです。 山崎千恵, 天野絵里子. できることから始めてみよう--京都大学の図書館における資料保存活動 (特集 資料保存--メディアの劣化と対策). 情報の科学と技術. 2010, vol. 60, no. 2, p. 75-80. (半年後全文公開あり) 私が京都大学に勤務していた2003年頃、何人かで集まってほそぼそと始めた資料保存活動・・・というか「本の修理」のワークショップ。それが発展して(と思いたい)オフィシャルな資料保存のためのワーキング・グループができた。いま、資料保存環境整備部会が毎年の書庫環境調査や資料保全の啓発ポスター作りなど、どんどん活動を発展させていっていますが、そんなこんなの数年間を振り返っています。 研修でケンタッキー州立大学に行っ
研究会とか、勉強会とか、それに関わる飲み会などには、昔から積極的に参加するほうだ。 もともとのきっかけは、就職したての頃の職場が荒廃していた(今は違う)ので、助けを求めて出かけたようなものである。希望してない図書館に配属された脱力感もあったし。自分の仕事は全然楽しくなかったし、職場の人間関係はギスギスしていたし。 医学分野の研究会や勉強会に参加してみると、たくさんの素晴らしいライブラリアンにお会いして、医学図書館員ってすごくかっこいい!と興奮したものである。その後、劇的に変わったことはないけれど、日々の業務や上司との向き合いかたを少しずつ変えていったように思う。かっこいいライブラリアンの方々を見て、無意識のうちに、どうやったらあんな風になれるのかなぁ、と思っていた。それから、他の大学の勉強会にも顔を出したりするようにもなった。 それで、インフォーマルコミュニケーション。 会の後の飲み会でそ
後藤敏行「コンピュータゲームアーカイブの現状と課題」 (『情報の科学と技術』Vo.60,No.2) を読む。 ゲームは好きだし、紙以外のメディアの保存にはもともと興味もあったので、こういう論文が出てくれてうれしかった。 マガジンハウスの『BRUTUS』がプレステ特集でスタンフォードのビデオゲームコレクションを取り上げたのが2009年10月。それに遅れること4ヶ月というのは、学術誌であることを考えれば仕方ないところでしょうか(論文の執筆は同じ2009年10月とあるし)。 スタンフォードについては海外の事例のひとつとして紹介していて、 コレクションはスタンフォード大学図書館の特殊コレクション部門が管理しており、ゲームソフトをゲーム機ごとに整理し、製造元や販売者、プログラムの性質、製造日、製造番号等の情報を可能な限り記録している。 (70ページ) とある。BRUTUSの記事は「大学がゲームに学術
昨晩、アタシは「不良司書のなりゆき日記」というブログを書かれているhatekupoさんからTwitterのダイレクトメッセージをいただきました。 これからの司書はスペシャリストの看板を捨てる覚悟がないとダメかもわからんね… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」にコメントを書いて下さった常勤の方がいる、できれば委託の立場から意見を述べよ。という依頼でした。 で、気軽にOK!とか言って、いただいたコメントについて。スペシャリストとして、職員問題として… - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」のコメント欄に書き始めたら、あらら、長文!ということなので、改めて駄文ではありますが、エントリを起こすことにしました。 ちょうど「みんなの図書館」2010年3月号に載っていた『シナリオ「図書館委託したらどうなるの?」―笑いを取りつつ、委託の本質を見事にとらえています! 真木美紗緒』
おでかけシリーズ3連ちゃん。とりあえずこれでおしまいです。通常営業の無味乾燥メモ的ブログに戻ります。 前回と前々回、反応いただいてありがとうございました(はてぶされたり星をいただいたり、と「まじですか?」とまじめにびつくり)。 21世紀の科学技術リテラシー第3回シンポジウムというイベントに id:klarer-himmel13 さんと参加してきたのですが、「ブログで対決しよう!」とわけのわからないことを言ってしまい大変困らせてしまいました(すみません)。ええ、 id:klarer-himmel13 さんのブログを読んでいただければ分かるように自分の負けです。これ以上の参加記は書けません。参りました。 http://d.hatena.ne.jp/klarer-himmel13/20100214/1266151262 というわけで自分は4つあった発表のうち一番面白かった発表を一つだけ取り出して
日本図書館研究会の第51回(2009年度)研究大会が開かれました。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/events/taikai/2009/invit.html 参加はしていませんが、Twitterで書いていただいた方のおかげで少し様子が分かりました。 http://twitter.com/#search?q=%23nla2010 あえて短く書くと、 「図書館の自由」という言葉を使わずに、サービスの現況や今後を考えることはできないものだろうか。 と思いました。 と言いますか、前からそう思っているのですが。 正直言って、その辺りの歴史は詳しくもないですが、ではその歴史を学ぶ「現代的意義」(*) ってなんなのかも、自分ではよく分かっていません。 誰か教えて下さいませ。 (*) 科学としての歴史学の立場で歴史を見るということを、学生時代に所属していたクラブで、こんな考え方を
リブラリウスと日々の記録 図書館情報学,学校図書館とか情報教育を研究する特任研究員(有期)の日々。(公式サイトはhttp://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~fukuji/ です。) 正月をつぶして書いていた紀要論文が無事掲載の方向へ。今回は著者校正なしのカメラレディ一回勝負なので,最初から気をつけて書いたはず・・・と思っていると思わぬミスをやらかしているので,今回は2日に分けてきちんと見直しをやり直しましたよ。 2日に分けて見直しをしたおかげで,だいぶミスが追い出せました。一つびっくりするような間違いがあった(かなり致命的な誤字)のですが,それはこっそり直すこととして,いくつか私の癖として他でもやらかしそうなポイントがあったので,それをメモしておくことで,今後失敗しないように(あるいは後で気づけるように)しておきたいと思います。たぶん,第2弾第3弾と書くことがあるでし
第23回 緊急提言「本屋をLANのホットスポットやすれ違いスポットに」 | ポット出版 これをその提言の通りやっても失敗するだろうなあ、と思います。 なぜかというと、本屋にこれらの設備があるよりも、本屋以外にこれらの設備があった方が便利じゃないかと思うからです。 上記リンク先の中で「他業種」での成功例があることが示唆されておりまして、それっておそらくニンテンドーDSステーションやPlayStation Spotであったりすると思うのですが。 ゲームも商っている身から致しますと、確かにお客さんはいらっしゃいますよ。子供がわーわーきゃーきゃー。DS持って座り込んでるのを立たせるのもありふれた光景ですわ(椅子用意しろやって話ですな)。 ただ、それが店の客数増や売上増にそれとわかるほどプラスの影響を与えているかというと、ちょっと疑問ではありますが。 それよりもなによりも、これらの例というのはメーカ
人員削減の流れをまったく止められない図書館業界に 疲れを知らないタフガイが 彗星のごとく現れたという噂を聞きつけ われわれ取材班は早速現地へと飛んだ! そこで取材班が見たものとは・・・! なんとヒトではなかったのです・・・!! 来週末までにA4で40ページくらい書かないといけないので 少し現実逃避して遊んでみました。 こちらの書架は裏面も合わせて96冊という収容能力。 しかし縮尺比率はあきらめるしかない。 そもそもフィグ(人形)と本の比率がおかしいんだからしゃあない。 趣味はLEGO®です、 というとほとんどの人に引かれるので注意が必要ですが 楽しいからしゃあないです。 一度組んでみたらわかると思うけれど 子供向けとは到底考えられないんですよ。 計算しつくされたパーツの形が大好きなんです。 あとまったく関係ないけど、最近の図情民向けの話題として 以下の写真のミニフィグがhits教授にすごく
前から刑務所の中の図書室ってのに行ってみたかったんですよ。 図書館学の教科書に名前は出てくるものの 実態についてはほとんど触れられていない場所。 これはぜひ行きたい! で、やっと時間が作れそうになったので問い合わせたんですよ。 ところが案の定というかなんというか 「法律を学ぶ学生なら見学は許可しているんですが…」とのことで。 「大学教員」というカードも切ってみたけどダメでした。 仕方なくそのまま電話インタビューとかしてみちゃったよ。 千葉刑務所教育部の方ありがとうございます。 うーむ… 「図書館の見学ツアーで行ったことあるよ」(医学系の図書館人)とか 「大学教員なら入れてもらえるよ」(哲学の教員)などと 聞いていたからいけると思ったんだけど…。 たぶん真正面から向かって行ってもだめなんでしょうね。 やはりコネか。よし。それっぽい人捕まえよう。 で、電話インタビューの結果なんですが 10年近
古書展へ行く直前、某古書店よりドカーンと段ボールが到着した。 と、それと一緒に入っていた古書目録に、なつかしき「件名図書目録」が数万でうられていた。 ん?件名図書目録(^-^;) 森さんのカキコ(2006/11/27)、すっかり忘れとったのでメモ 日外アソシエーツの『日本件名図書目録』『日本著者名総目録』のことでしたら、基本は、國會圖書館の藏書目録に都立圖書館のも加へて成ったものでせう。 現物未見の所爲か誤謬少なからず、それでも『著者名』の方は、『国立国会図書館蔵書目録』(就中、1994年刊の「明治期」と97年刊の「昭和元年-24年 3月」と)やJ-BISCが出るまでは重寶しましたっけ――帝国圖書館時代の册子目録は書名でしか引けませんでしたから。 ん、ここで重要なのは、じつは、たった一昔前まで件名から書誌にアクセスがまるでできなかったということ。 J-BISC(ジェー・ビスク)が一時期、(
大東亜民俗学なる語は実際にあったが、中身はなかったということらしいが、では大東亜図書館学なるものが設定できるとして、その中身は如何というのがMさんの問題提起。 和魂洋才という言葉がある。けれど結局のところ大東亜図書館学も洋魂和才、つまりではなかったかというツッコミも。洋魂和才とはつまり、晩年の渋沢竜彦のごとく、日本人なのに(ゆえに?)オリエンタリズムに乗っかって、東洋の文物を見るというスタンス。単純な欧化主義が、文物自体、西欧のものを持ち込もうとするのに対して、文物は旧来のものをいぢくりながら、いぢくり方が、西洋的手つきであるというもの。 また、日本主義ないし皇道図書館学といったものがあったとして、では、戦後それは根こそぎ否定ないし継受されなかったのか、それとも、体制変換や占領政策にもかかわらず、日本主義図書館学の遺産で残っているものがあるのか、ないのか。 さらにまた、 かきかけ 郷土研究
動物, 科学http://www.nature.com/news/2009/091202/full/462560a.htmlとか。日本語版もある。イタリア国立核物理学研究所(INFN)の素粒子物理学者Riccobeneと、同じくイタリアはパビア大学の海洋生物学者Pavanのお話。 僕はニュートリノについては「ほら、あれでしょ、スーパーカミオカンデ。ノーベル賞の。」としかコメントできる知識がないんだけど、がんばってざっくり説明すると、ニュートリノは質量がゼロに近くて物質と相互作用することは非常にまれで地球を通り抜けて行ってしまう。でも超々まれに他の物質と衝突することがある。スーパーカミオカンデはでっかいプールで、ニュートリノが水分子の電子と衝突すれば、それによって放出されるチェレンコフ光として検出でき、ああこれはどこそこの超新星爆発で出てきたニュートリノだな、とか言ってみたりなどでき
事業仕分けでは、科学技術予算にも焦点が当てられ、科学研究の無駄も指摘された=平成21年11月26日、東京都新宿区(古厩正樹撮影) 科学研究に無駄はないのか−。昨年末に行われた政府の事業仕分けでは、科学技術予算にも焦点が当てられた。いったん「凍結」と判定されたスーパーコンピューターをめぐって「世界1位を目指す」「2位では駄目なのか」という論争も起こった。ただ、そうした具体的な研究の是非にかかわる議論が過熱した一方で、研究者の実務レベルで起こっている「無駄遣い」が見過ごされた格好になっているようだ。一線の研究者からも、税金の「節約」を訴える声があがっている。(千葉倫之)横行する無駄遣い 研究用の機械を米国から購入することになった。米メーカーは輸入販売の独占契約を日本の業者と結んでおり、その業者の提示価格は「約1500万円」。だが、米での末端価格を調べると「約430万円」でしかない。差額の「約1
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