ResearchGate, the professional network for scientists, has announced investments from Wellcome Trust, Goldman Sachs Investment Partners, and Four Rivers Group with participation from Ashton Kutcher, Groupe Arnault, Xavier Niel, and existing investors Bill Gates, Tenaya Capital, Benchmark, and Founders Fund. ResearchGate received the $52-million investment in November 2015 but has only made the ann
米国立衛生研究所 (National Institutes of Health, NIH)は2月28日、オープンサイエンス懸賞の受賞作品として、"nextstrain.org"を選出したことを発表した。nextstrain.org(試作品)は ウイルスのゲノムデータを使用し、ジカ熱やエボラウイルスなどの感染病の広がりをリアルタイムで可視化するオンラインプラットフォーム。 オープンサイエンス懸賞は、ウェルカム財団とHoward Hughes Medical Institute(HHMI)協力の下、オープンのデジタルコンテンツを活用して、公衆衛生と生体臨床医学において革新的ソリューションを促進するNIHのイニシアチブ。各国のオープンサイエンスのイノベーターが協力して、研究コミュニティーに資するサービスとツールを開発する体制を築くことを目的として、2015年10月に立ち上げられた。 nextst
CHORUSを運営する米国の非営利団体CHORは3月2日、オーストラリア研究会議(Australian Research Council, ARC)およびメルボルンを拠点とするラ・トローブ大学と連携し、論文のパブリックアクセスに関する試行プログラム第2弾を3月より実施すると発表した。 本プログラムは2016年8月に科学技術振興機構(JST)と開始した試行プログラム(小欄記事)同様に、ARC助成研究の報告書としてタグ付けされた論文のパブリックアクセスについて報告を行う。 [ニュースソース] CHOR Continues International Expansion with Australian Partnership - CHOR 2017/3/2
デジタルサイエンスは3月2日、研究機関情報を収録する無料のデータベースGlobal Research Identifier Database(GRID)を活用して論文著者のつながりを分析した報告書 "Discovery and Analysis of Global Research Trends Using GRID"(pdf:9ページ)を公開した。 分析にはPLOS ONEで2006~2016年に公開された論文を使用し、以下の点に着目しつつ著者のつながりを分析することで、研究組織のリファレンスデータベースの必要性を再確認するものである。 10年間、140万サンプルを使用して、著者のつながりの変化を分析 共同研究のパターンを評価、比較、追跡する方法としてのGRIDの活用方法を提示 主要な研究機関の活動に直目しつつ、世界的共同研究ネットワークを可視化 地域レベルでの研究の密度をマップに表し、
17年1月の書籍雑誌の推定販売金額は963億円で、前年比7.3%減。 書籍は508億円で、同6.0%減、雑誌は455億円で、同8.7%減。 雑誌内訳は月刊誌が353億円で、同11. 2%減、週刊誌は101億円で、同1.4%増。 前者の大幅マイナスは、集英社のジャンプコミックスの主要タイトルの12月31日前倒し発売、後者のプラスは発行本数が一本多かったことによっている。 返品率は書籍が36.4%、雑誌は45.3%。 前回の本クロニクルで、12月31日の特別発売日の反動が恐ろしい気がすると述べておいたが、それを実証したかのような雑誌返品率である。 これは特別発売日の企てがほとんど功を奏しなかったことを意味しているし、昨年5月の45.5%と並ぶ高返品率でもある。 963億円の販売金額にしても、やはり昨年5月の最低の962億円をかろうじて上回るものでしかない。 1月の販売金額が1000億円を割った
2009年にiPhoneのARアプリ「セカイカメラ」が流行った頃、書店で働いていたぼくが夢想したことがある。書店に置かれる手書きのPOPが将来、書店員はもちろん、客も書き込むことができるARのタグに置き換われば、書店で本と出会う体験は、もっとワクワクする体験になるかもしれない――。 去る1月28日、日本出版販売(日販)とデジタルハリウッドの主催で開催された「IoT×BookShopハッカソン」に参加してきた。2日間のあいだ、チームに分かれ書店体験を変えるIoTプロダクトを開発し、優勝を競い合うハッカソンだ。 書店勤務、フリー編集者を経て、いまは2016年4月に「すごい旅人求人サイト SAGOJO」というWebサービスを提供するスタートアップをやっている。書店を離れて久しいにもかかわらず、参加を決めたのは、「セカイカメラ」流行時に抱いた妄想がどこかに残っていたせいかもしれない。紙の本も書店も
村上春樹の4年ぶりの長編(新潮社によれば「7年ぶりの本格長編」)『騎士団長殺し』が2月24日に発売された。当日は各地の書店で深夜零時からの発売に向けたカウントダウンや読書会など、さまざまなイベントが行われた。 私も都内の大型書店で行われた深夜零時からのカウントダウン&即売イベントに参加した。発売日夕方にこの本をめぐってラジオの生放送で話をする仕事があり、その前に確実に手に入れたかったのだ。 「まだ大丈夫かな?」と不安に思いつつ、発売数日前にこの大型書店に向かって手に入れた整理券の番号は39。案外と若い数字に驚いた。当日の集合時間ちょうどに会場に着いたときも、すでに集まっていた人の数は思ったよりも少なく、殺到という感じではなかった。カウントダウンの瞬間までには長い行列ができたが、その一部は、当日の呼び込みで並んだ人たちだった。 一つしかない特設レジで、あらかじめカバーがかけられ、手提げのビニ
後編です。前編はこちら:http://minamin.hatenablog.jp/entry/2017/03/06/175853 4人目は京大の天野さんから、機関リポジトリ推進委員会で開発中のRDM(研究データ管理)トレーニングツール紹介。既に、 AXIES2016(https://axies.jp/ja/conf/conf2016/8r18v2/general-session) 第3回SPARC Japanセミナー2016(http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2016/pdf/20170214_8.pdf) で一部紹介されているが、アップデートも兼ねてとのこと。 RDMの中核要素を①RDMインフラ、②ヒューマンリソース、③組織体制、④コミュニティ、とした上で、研究支援職という立場から日本語で教材の提供を行いたい、というお話。MOOCで提供予定。 本ブログの中
2/28に京大で開催された、第4回オープンサイエンスデータ推進ワークショップに参加しました。 2/28~3/1の日程だったけれども、業務の都合上2/28の一日だけ参加。とはいえ不慮の事態により結局1泊(?)することに。。。 まあそれはともかく、このワークショップも4回目。いつの間にかまとめページができていた。 http://wdc2.kugi.kyoto-u.ac.jp/openscws/ 今回はデータマネジメントをテーマに、パデュー大学からMichael Wittさん、シカゴ大学からVas Vasiliadisさんがはるばる京都まで来ていらっしゃった。 ~~~~~ 1日目の講演だけだが、簡単な感想を。 村山先生、オープンサイエンス・研究データ共有の国際的な動向について。 内容としては標題の通り、オープンサイエンスの国際動向、特にヨーロッパを中心とした展開のお話だった。 印象に残ったのはE
久々の更新。実に3か月ぶり。 2月に次世代図書館システム"Alma"についてのワークショップが開催されたので参加してきました。 参加は招待制とのことで、21日は主に360Linkユーザー向け、22日はSFXユーザー向けだったとのこと。自分は22日に参加しました。 ユーザー側の参加者は6名、Ex Libris側は6名とかなり密な感じ。 ~~~~ 始めに、ユーザー側から利用しているシステム、主要なワークフローの説明、新しいシステムに期待する機能とかを簡単にプレゼン。 # 「プレゼンは日本語でも英語でもOK」とのことだったので日本語で準備して # いったものの、聴衆が全員外国人(日本語が分からない)という事態。。。 # 適宜フォローしてもらいながら喋りつつも、これは想定しておくべきだったと反省。 大体1時間くらい皆さんで喋ったあと、本格的にAlmaの紹介。 Almaの紹介は実は2度目(9月に職場
長浜市立高月図書館における折り込みチラシの保存について 2016年12月2日から12月27日まで,長浜市立高月図書館(滋賀県)で「あの時,何を売っていた?~折り込みチラシで振り返る23年」展を開催した。これは当館が保存している新聞折り込みチラシの展示である。開館した1993年から2015年までの12月の新聞折り込みチラシ,約700日分(1か月×23年)から,生活と世相の変化が分かる日付と年を選んだ。日付は1日,10日,30日,クリスマスの前後23日と26日など5日分,年は消費税増税があった1997年,2014年や,地上デジタル放送に移行した2010年など2年から3年間隔で8年分を展示した。同日のチラシを並べることで,掲載された物やその価格,地域の店舗,およびチラシのデザインの変遷などを,当時を知る人には懐かしく,知らない人には新鮮な情報として見てもらうことができた。 ●展示に至るまで 当館
図書館総合展における学生のための展示ブースツアー 年間1万人が司書資格を取得する一方で,司書として就職できる学生は決して多くはないことが指摘されている。もちろん資格を取ることと就職は必ずしも一対一の関係ではなく,司書資格取得を通じて教養を身につけたり,生涯学習時代に対応したスキルを身につけたりすることも,司書資格取得のメリットである。それでも資格の先にはどのような世界が広がっているのかを学生に説明することは,大学の司書課程担当者にとって悩ましい問題の一つである。 そうした問題の解決策として取り組まれている一つの活動がある。それは図書館総合展運営委員会主催の「図書館業界・出版界に関心をもつ学生のための展示ブースツアー」(以下,「学生ツアー」)である。 図書館総合展は図書館業界の主要企業,学術・専門書出版社等が一堂に会する展示会で,約100枠開催されるフォーラムと合わせ,会期中3万人以上が参加
CiNii Booksの本文アクセス強化 2012年以来,毎年実施しているCiNii利用者アンケートにおいて,必ず「CiNii Booksを利用いただく上で不満な点について教えてください。」という問いを設けている。2016年実施分も含めた5年間,常に利用者の関心が最も高いのは「本文へのリンク」であった。本稿では,CiNii Booksにおける本文へのアクセス強化について,サービス誕生からの道のりを振り返りつつ,以下に述べたい。 ●CiNii Booksへの期待 CiNii Booksは,国立情報学研究所(NII)が運用する目録所在情報サービス(NACSIS-CAT)に蓄積された,全国の大学図書館等の書誌・所蔵情報の検索サービスとして2011年11月に誕生した。 前身であるWebcatにはなかった機能を盛り込み公開したが,資料の電子化またはボーンデジタル資料の公開が進み,媒体の区別なく検索可
日時:2017年3月5日 12:30-16:30 会場:大阪市立中央図書館 5階大会議室 内容: NCR2018年版の概要(渡邉隆広 目録委員長) 条文案各章の概要 体現形・個別資料の属性(野美山千重子委員 トーハン図書館事業部) 著作・体現形の属性とアクセスポイント(木下直委員 東京大学) 個人・家族・団体の属性(河野江津子委員 慶應義塾大学) 関連の記録(村上遥委員 東京外国語大学) データ事例(田代篤史委員 国立国会図書館) 「新NCRへの期待と要望」和中幹雄氏(情報組織化研究グループ) 質疑・討議 NCR2018年版(仮称) 改めてタイトルを見ると、字面が重々しいですね。 というのも「目録」というワードが残ったのが意外なような、そうでもないような、NCR2018(仮称)。 記録担当の方々がきっちり記録されていたので、そのうちちゃんとしたものが公開されそうですが、個人の日記として頭を
中室牧子, 津川友介『「原因と結果」の経済学:データから真実を見抜く思考法』ダイヤモンド社, 2017. 統計分析のための実験または調査デザインについて解説する入門書。正確には、統計的仮説検定を実施するための「統制群」をどうやって作るかについての本である。もっと分かりやすく言えば、「比較用のデータの集め方」である。検定自体の説明はないので、本書だけで分析手法は完結しないが、潔い論点の絞り方だという評価もできる。 相関関係と因果関係の違いから説き起こして、因果関係を検証できる実験法・調査法について解説する。理想としては「ランダム化比較試験」が実施できればよい。だが、それができない場合はどうするか。次善の策として「自然実験」「差の差分析」「操作変数法」「回帰不連続デザイン」「マッチング法」「回帰分析」が挙げられて、解説されている。それぞれの事例も興味深い──学力の高い高校に自分の子どもを行かせ
キャス・サンスティーン『選択しないという選択:ビッグデータで変わる「自由」のかたち』伊達尚美訳, 勁草書房, 2017. 選択アーキテクチャ論。『実践行動経済学』を一歩先に進めて、公的機関が消費者を誘導してもよいケースと駄目なケースを峻別することを試みている。その答えは、選択するのが難しくて時間がかかる場合で、かつ選択することが面白くも楽しくもない場合で、かつ判断を委ねる専門家を信頼できる場合だという。原書はChoosing not to choose: Understanding the value of choice (Oxford Univ. Press, 2015)である。 上に示したケースでは、政府はデフォルトルールを設定することによって社会福祉を増進させることができるというのが骨子。そのケースとは?選挙の投票のような学習や反省が必要な機会において誘導はよろしくないが、年金や保険
このブログでは「日本の大学図書館Facebookページ一覧 」でFacebookのいいね数を記録しているのですが、1年間をとおしてみてもFacebookのいいね数があんまり伸びていないのを見て*1「もしかしたらFacebookで広報していくの難しい?」と思い、ちょっとTwitterと比較してみようと思いました。 TwitterとFacebookのフォロワー数を比較したグラフ 「大学図書館Facebookページ一覧」に掲載している78機関のうち、Twitterのアカウントを発見できた35機関が対象。(ただしTwitterフォロワー数が3,000以上の2機関を除く) 縦軸はTwitterのフォロワー数(2017/1/8調べ)、横軸はFacebookのLike(いいね)数(2017/1/27調べ) 元データ まとめているときに思ったこと アカウントを開設した時期によるものもあるとは思いますが、全
この記事ではWeb of Scienceから出力したデータを用いて、研究者が投稿した論文で引用したジャーナル情報を抽出する方法を紹介します。 大学は学術雑誌に多大な投資をしていますが、研究者が利用するジャーナルを適切に提供できているのかを知ることが目的です。(残念ながらこの記事ではそこまで調査できていません。)関係する研究としては以下の2つがあります。(id:nacomintさんありがとうございました!) 気谷陽子, 歳森敦. 学術図書館における学術文献の供給可能率に関する研究. 情報の科学と技術. 2002, vol. 52, no. 9, p. 477–483. http://ci.nii.ac.jp/naid/110002829096/, (参照 2017-02-01). Ishita, Emi, Watanabe, Yukiko, Yamaguchi, Ai, Oda, Takak
2017年2月28日、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創成推進室、経済産業省は、地域経済分析システム(RESAS)に新しいマップを追加したと発表しています(平成28年度第2次リリース)。 新しいマップは、総務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、観光庁や民間データホルダーの協力を得て公開したもので、あわせて、メニュー構成・名称の見直し等も行っています。 地域経済分析システム(RESAS)の新しいマップのリリース等について(内閣官房) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/pdf/h29-02-28-press_h28-ver2.pdf 地域経済分析システム(RESAS)に新しいマップを追加しました~平成28年度開発2次リリース~(経済産業省,2017/2/28) http://www.meti.go.jp/pres
2017年2月28日、大阪市立図書館が、中央図書館リニューアル開館20周年を記念して募集していた「図書館をめぐるエピソード」の入賞作品を発表しました。 図書館をめぐる楽しい思い出、あなたのおすすめ図書館活用法、こんなときに図書館が役立った・・・、といった大阪市の図書館をめぐるエピソードを募集していたものです。 あわせて、全応募作品をウェブサイトで公開しています。 図書館をめぐるエピソード-ご応募ありがとうございました!-(大阪市立図書館,2017/2/28) http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=6017&comment_flag=1&block_id=510#_510 図書館をめぐるエピソード(大阪市立図
2017年2月24日、欧州委員会(EC)は、社会科学・人文学と理工学を統合する必要性に関するレポート“The need to integrate the Social Sciences and Humanities with Science and Engineering in Horizon 2020 and beyond”を公開しました。 レポートでは、技術的なイノベーションが置かれる社会的文脈に注意を払う必要性について分析し、工学、自然科学から社会科学・人文学までにわたる学際的な研究に対してさらなる支援を提供することを提言しています。 Report on the need to integrate Social Sciences and Humanities with Science and Engineering in Horizon 2020(EC, 2017/2/24) htt
2017年2月28日、研究・出版ネットワークScienceOpenが、小規模な雑誌を支援することを目的に、1か月あたり10タイトルの、APC不要のオープンアクセス(OA)雑誌のインデックス登録(無料)を開始すると発表しています。 優れた雑誌に対しては、1年間無料で、雑誌のページが提供されます。 登録される雑誌は、OA雑誌のディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)が、ScienceOpenに推薦することになっており、条件として、APC等の出版料が不要でDOAJに登録されていること、CrossRefでDOIが付与されていること(医学系であればPMCやPubMedのID)、参照文献を追加することが求められています。 論文情報は国際標準のXML形式(JATS Archive 1.0,JATS Publishing 3.0)を用いて格納されます
2017年3月1日、ジャパンリンクセンター(JaLC)が、「JaLCメタデータ」の提供を開始しています。 「JaLCメタデータ」には、JaLC ウェブサイトで公開している、DOIと書誌データ(論文タイトル、著者名、出版社名、ISSN、巻、号、開始ページ)が含まれ、LOD (Linked Open Data) 形式で構成されており、圧縮ファイル(tar.gz形式)で提供されています。 データは、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用でき、商用利用も可能とのことです。 JaLC 新着情報 https://japanlinkcenter.org/top/index.html ※「2017年03月01日 各種資料 「JaLCメタデータ」の提供 を開始しました。 」とあります。 JaLCメタデータ(JaLC) https://japanlinkcenter.org/top/material
鳥取県立図書館が、2017年2月24日から、県立中央病院・県立厚生病院内に「気持ちが和らぐ本のコーナー ほっとこーなー」を開設したと発表しています。 コーナーの本は3カ月ごとに交換され、写真集、詩、川柳、絵本、趣味(手芸、園芸、スポーツ、料理など)の本、雑誌、ムック、季節の本などが配置されています。 県立病院内に「気持ちが和らぐ本のコーナーほっとこーなー」開設(鳥取県立図書館,2017/3/1) http://www.library.pref.tottori.jp/info/10.html 参考: 【イベント】鳥取県立図書館、「闘病記文庫」開設10周年記念講演会(7/17・鳥取) Posted 2016年6月17日 http://current.ndl.go.jp/node/31826 県立図書館・市立図書館・大学図書館と連携して病院図書室がオープン Posted 2009年1月30日 h
2017年2月28日付けの、英・Libraries Taskforceのブログで、大ロンドン庁(Greater London Authority:GLA)の職員が、社会的統合政策の一環として、デジタル包摂社会を実現するためにロンドンで試行的に行なおうとしている“Mi Wifi”プロジェクトを紹介しています デジタル環境から除外されているグループを対象に、基礎的なデジタススキルの訓練とあわせて、公共図書館やコミュニティセンターを通じて、Wi-Fi対応のデバイスを貸出し、その効果や価値を調査するものです。 デジタル環境から除外される理由としては、インターネットへの関心の欠如、難しくて使えないという思い込み、機器の価格等が考えられるが、“Vodafone Mobile Devices project”による最近の調査で、モバイルWi-Fiがデジタル包摂のための最も効果的な方法とされたことから、実
2017年3月1日に、欧州諸国のデータセットを公開する“European Data Portal”のVersion 2.0が公開されたと発表されています。 以下のような変更が加えられたことが紹介されています。、 ・ポータルの応答性の改善とレスポンシブウェブデザイン対応 ・欧州連合(EU)の公用語である24か国語に対応 ・SPARQL-managerの強化 ・メタデータ品質評価機能の強化(ダウンロード機能、ライセンス品質情報) ・メニュー構造やレイアウトの変更によるユーザーフレンドリーな画面 ・ファセット機能の追加 ・使用事例の追加 Version 2.0 of the European Data Portal now live!(European Data Portal) https://www.europeandataportal.eu/en/highlights/version-20-
Europeanaが、2017年2月28日付けで、2017年のビジネスプランを発表しました。 2月22日に発表された“Europeana Strategy 2015-2020”の更新に対応したもので、新しい戦略を実行するためのビジネスプランです。 需要をさらに拡大するために、文化遺産機関・公衆・研究者・教育機関・創造産業に焦点をあてた業務を行なうこととし、各々のニーズの理解と迅速な対応、ターゲットを絞った製品・サービスの開発といった目標の達成度合いを知るためのパフォーマンス指標を開発するとのことです。 また、具体的な計画として、ファッション・写真・新聞に関する新しいコレクションの開発、ウェブサイトの改善、移民と文化・第一次世界大戦終結100周年に関するキャンペーンの実施、著作権の改革、データ集約方法の活性化などがあげられています。 Business Plan 2017: Spreading
2017年5月12日、日本図書館協会で、「「日本目録規則(NCR)2018年版」(仮称)東京検討集会」が開催されます。 日本図書館協会(JLA)目録委員会と国立国会図書館(NDL)収集書誌部が連携して策定を進めている新しい日本目録規則(NCR)である「日本目録規則(NCR)2018年版」(仮称)について、NCR2018年版の概要が説明され、質疑・討議が行われます。 参加費は無料ですが、資料代500円が必要です。また、定員は70名(先着順)で、事前申込が必要です。 日時:2017年5月12日 13:00-17:00 会場:日本図書館協会2階研修室 内容: (1)2018年版の概要説明 (2)質疑・討議 「「日本目録規則(NCR)2018年版」(仮称)東京検討集会(JLA) http://www.jla.or.jp/committees/mokuroku/tabid/184/Default.a
2017年3月2日、国際図書館連盟(IFLA)が、IFLAのウェブサイトで、「国際目録原則覚書2016」(Statement of International Cataloguing Principles 2016)の公開について発表しています。 英語以外の言語への翻訳作業も進行中と説明されています。 New IFLA Standard: Statement of International Cataloguing Principles (ICP) 2016(IFLA,2017/3/2) http://www.ifla.org/node/11238 Statement of International Cataloguing Principles (ICP) 2016(IFLA) http://www.ifla.org/publications/node/11015 http://www.
「ぬいぐるみお泊まり会」が子どもの読書活動に与える効果について調査した論文が、2017年2月28日、Heliyon誌で公開されました。 岡山大学大学院教育学研究科の岡崎善弘講師らによる共同研究グループの調査で、3歳から5歳の幼稚園児42人を対象に、お泊まり会前後での子どもの読書活動の変化を調べたものです。 お泊まり会前は、ぬいぐるみに対して絵本の読み聞かせをする子どもが2人しかいなかったのに対し、ぬいぐるみを子どもたちに返した当日は、21人の子どもがぬいぐるみに読み聞かせを行っており、能動的な読書活動が増えたとのことです。 一方で、お泊まり会後3日経つと、読み聞かせをする子どもの数が4人に減っていることから効果が続く期間は3日程度と短いこと、お泊まり会から1カ月後、子どもたちにお泊まり会のエピソードを思い出させると、その前後で読み聞かせをする子どもの数が再び増加することも指摘されています。
大阪市立中央図書館が、2017年3月3日から、「思い出のこし(西区)」を実施すると発表しています。 同館が立地する西区の、街の人々の思い出を記録として残すもので、今はなくなってしまったお店の様子や公園の愛称などの思い出を、図書館内の投稿用紙に記入し投稿し、思い出を集めるものです。 【中央】「思い出のこし(西区)」を実施します 3月3日から(大阪市立図書館,2017/3/3) http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=6022&comment_flag=1&block_id=510#_510 参考: 入間市立図書館及び博物館(埼玉県)、いるまし「思い出のこし」プロジェクトを開始 Posted 2016年10月5日
2017年3月1日、医学中央雑誌刊行会が、1970年から1976年発行分までの医学中央雑誌のデータ約81万件を医中誌Webに追加したと発表しました。これにより、医中誌Webの収録データは全体で約1,150万件になりました。 現在、1970年以前についても作業を進めており、順次、医中誌Webに追加していく予定とのことです。 OLD医中誌データ追加収録のお知らせ(医学中央雑誌刊行会,2017/3/1) http://www.jamas.or.jp/news/news80.html 参考: 1977年~1983年発行の医学中央雑誌のデータ、約92万件が医中誌Webに追加 Posted 2014年11月17日 http://current.ndl.go.jp/node/27450 医中誌Web、収録文献数1,000万件超え Posted 2015年5月1日 http://current.ndl.g
2017年3月5日、岐阜県図書館が、所蔵する約15万点の地図から学校の授業に使える地図を選び、画像と解説を付けて紹介している「授業で使える当館所蔵地図」に9事例を追加したと発表しています。 岐阜県図書館 お知らせ http://www.library.pref.gifu.lg.jp/ ※「3月5日 「授業で使える当館所蔵地図」に9事例を追加」とあります。 授業で使える当館所蔵地図(岐阜県図書館) http://www.library.pref.gifu.lg.jp/school/top.html#jyugyo-map http://www.library.pref.gifu.lg.jp/school/tizukatuyo/top.html
2017年3月6日、国際図書館連盟(IFLA)は、ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所を、アルゼンチンの国会図書館((Biblioteca del Congreso de la Nación)に移転すると発表しています。 ラテンアメリカ・カリブ海地域事務所は、当初、ベネズエラに設置され、1990年から2011年まではブラジル、2011年から2016年まではメキシコに置かれていました。 IFLA Announces Host for LAC Regional Office(IFLA,2017/3/6) http://www.ifla.org/node/11246 参考: IFLAラテンアメリカ・カリブ海地域部会が進める、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への図書館の貢献を示すためのプロジェクト Posted 2017年1月12日 http://current.ndl.go.jp/
米国大学・研究図書館協会(ACRL)が発行する学術書等の書評誌“Choice”のオンライン版“Choice Reviews”が、2017年3月3日、20万件の書評記事の公開を達成したと発表しています。 20万件目の記事は、アームストロング・アトランティック州立大学のジャミソン(Carol Jamison)氏が執筆した“An Old English History of the World”の書評です。 Choice Reviews Reaches A Significant Milestone – 200,000 Reviews(ALA,2017/3/6) http://www.ala.org/news/member-news/2017/03/choice-reviews-reaches-significant-milestone-200000-reviews Choice Reviews
2017年3月6日、シンガポールのイブラヒム(Yaacob Ibrahim)コミュニケーション・情報通信大臣は、下院予算委員会において、同省の2017年の計画の要点として、国民が人生を通じて共に学び、学習ニーズを満たすためのテクノロジーを導入するための基盤としての図書館空間の再設計と、読書文化振興のための民間セクターとの連携について説明しています。 まず、図書館空間の再設計としては、今年リニューアルオープンする以下の4館の説明を行なっています。 〇センカン公共図書館 ・10歳から14歳までの子どもが、話し合ったり創造的な活動をするための柔軟な座席配置が可能なスペースの配置 ・推薦された電子書籍(シンガポール国立図書館委員会(NLB)のモバイルアプリからのダウンロードが可能)を閲覧できるインタラクティブなディスプレイの設置 〇ブキ・パンジャン公共図書館 ・音響や照明を使える子ども用読み聞かせ
2017年3月3日、国立国会図書館は、レファレンス協同データベースのインターネット公開データの件数が2017年2月に10万件を突破したことを発表しました。 サービス開始当初の2005年度には、データの総数は約2万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは約1万件でしたが、2017年2月には、データの総数は約18万件、そのうちインターネット上で公開しているデータは10万件を超えています。 2017年3月3日 レファレンス協同データベースのインターネット公開データ件数が10万件を突破しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館, 2017/3/3) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/170303_01.html ※プレスリリース(PDF: 480KB) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/__icsFiles/
2017年3月7日、国立国語研究所(国語研)が、「国語研日本語ウェブコーパス」の検索系「梵天」を一般公開しました。 「国語研日本語ウェブコーパス」は、ウェブ(WWW)上の日本語テキストを利用して現代日本語コーパスを構築したもので、稀言語現象の言語学的、心理学的および情報処理的視点からの究明の可能性を開くことを目的としており、検索系「梵天」に格納して公開されました。 一般公開版の利用者は、文字列検索のみが可能で、インデックス情報のダウンロードなどはできないほか、利用規約に同意する必要があります。 その他、高機能版もあり、品詞列検索・係り受け検索が利用でき、インデックス情報などがダウンロードできますが、利用するためには、利用規約への同意、書籍やブログなどから抽出した1億語の現代日本語コーパスを検索できる「中納言」のアカウントの保持と半年以上の利用経験、国語研が開催する「梵天」講習会への参加、が
国立公文書館が、2017年1月付けの報告書「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書」を公開しています。 この報告書は、最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムに関する情報を提供し、全国の公文書館等のデジタルアーカイブ化の推進に資するため、 ・デジタルアーカイブ・システムに関連する最新のIT技術 ・デジタルアーカイブ・システムで提供するサービス の調査検討を行なったものです。 調査研究報告書(国立公文書館) http://www.archives.go.jp/about/report/#Repo_02 ※「デジタルアーカイブ」に「最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(平成29年1月)(PDF)」とあります。 最新のIT技術を活用したデジタルアーカイブ・システムの調査検討報告書(PDF: 181ページ) http://w
米国図書館協会(ALA)が、東部時間の2017年4月14日の午後1時から2時まで、“Bikes and Libraries: Pedaling Toward Innovative Outreach, Health, and Sustainability”と題する無料のウェビナー(ウェブセミナー)を開催すると発表しています。 講師は、カリフォルニア州のオークランド公共図書館の職員でサイクリストでもあるトミナガ(Mana Tominaga)氏とウィーク(Emily Weak)氏が務め、自転車が、図書館を、如何に、地域の公衆衛生や持続可能性についての構想の重要な要素にさせるかや、自転車が、如何に強固な地域コミュニティを作り出すかについて話します。 New free webinar on bikes and libraries(ALA,2017/3/7) http://www.ala.org/ne
2017年3月6日、カナダ・オンタリオ州のウィンザー公共図書館(WPL)が、ウィンザー地域病院(Windsor Regional Hospital)と連携し、新しく建設予定の救急病院での図書館サービスの共同運営の可能性について検討すると発表しています。 同館では、サウス・ウィンザー地区へのサービス拡張を検討しており、一方病院においても、同地域に計画している新しい救急病院内への図書館の設置を計画していることや、図書館で受けるレファレンスの40%が健康関連であることから、共同運営を検討することになったと説明されています。 WPL to partner with Windsor Regional Hospital(WPL,2017/3/6) http://www.windsorpubliclibrary.com/?p=48851
2017年3月8日、デジタルリポジトリ連合(DRF)が、平成28年度末で解散することを発表しています。 DRFは平成18(2006)年度に発足し、現在157機関が参加しています。これまで、機関リポジトリの構築と運営に係る人材育成、技術開発、情報共有を通じて、国内における機関リポジトリの発展とオープンアクセス思潮の興隆につとめてきました。 2016年11月24日付けで、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)からDRFの主な活動を継承する旨の回答を得て、12月8日付けでDRF参加機関に解散についての賛否を問い、その結果、参加機関の3分の2以上である120機関から解散について同意を得たとのことです。 平成28年度末でのデジタルリポジトリ連合(DRF)解散について(DRF、2017/3/2) http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?plug
2017年3月9日、JSTORがANU Press(オーストラリア国立大学出版局)の学術書409タイトルをJSTORのプラットフォームからオープンアクセスで公開したと発表しています。 JSTOR’s open access ebook collection continues to grow(JSTOR,2017/3/9) http://guides.jstor.org/blog/jstor-s-open-access-ebook-collection-continues-to-grow 参考: JSTOR、4つの大学出版局の学術書63タイトルをオープンアクセスで公開 Posted 2016年10月28日 http://current.ndl.go.jp/node/32830
2017年3月8日、韓国・教育部と韓国教育学術情報院(KERIS)が、2016年の大学図書館統計を公開しました。 ・在学生1人当たりの貸出冊数:5.5冊(10冊) ・在学生1人当たりの蔵書数:62冊(44.7冊) ・在学生1人当たりの資料費:9万7,376ウォン(7万8,669ウォン) ・資料購入費内での電子資料の割合:63.9%(39.6%) ・商用データベース利用件数:4億3,672万4,489件(1億6,419万9,479件) ・平均常勤職員数:5.4人(7.7人) ・平均非常勤職員数:2.9人(2.6人) ※括弧内の数値は2008年の統計 などとなっています。 대학도서관통계(学術統計情報システム) http://www.rinfo.kr/stat/statView.do?sub=01&reqM_id=22&OWASP_CSRFTOKEN=RDB5-ZE8R-D3XA-FP89-V
2017年3月6日、スイス科学財団(SNSF)が、同財団への助成申請をする研究者は、2017年10月以降、データ管理計画(DMP)を提供する必要があると発表しています。 SNSFでは全ての科学分野で適用可能なDMPのガイドラインを完成させており、2017年春には財団のウェブサイトで公開される予定とのことです。 Open Research Data: data management plans will be introduced in project funding(SNSF,2017/3/7) http://www.snf.ch/en/researchinFocus/newsroom/Pages/news-170306-towards-open-research-data.aspx 参考: OpenAIREとEUDAT、データ管理計画(DMP)の執筆方法に関するウェビナーを開催 Post
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く