今回は、2019年版・令和元年版として、図書館委託業務を受託請負している民間業者の最新現状を紹介する。過去記事と内容が重複する部分もあるが、できる限り更新した。管理人の持つ情報、多方面からの外部情報、求人サイトに掲載される内容を元にして、運営、求人内容、給料と福利厚生などを中心に書いてみた。 委託業務が業界に浸透して久しいが、多くの業者が価格やサービス競争を繰り広げてきた昨今の戦国時代から、特定の業者が特定業種・業務を独占する傾向が見えてきたのが最近の特徴だ。強い業者は多くの案件を受注している。弱い業者は戦略が乏しく、稼げそうもないショボい案件をチマチマ受注しているのが現状である。ただ、勘違いしてはいけないのは、勝ち組と言っても、そもそも受注単価や契約金額が安いため、たいして稼げる商売ではないことだ。勝ち組でも、金融、建設、コンサル、医療といった高収益業界の足元にも及ばない。また、運営のマ