楠さんの話を聞いて、私の議論があまりにキレイ事ばかりだったのじゃないかと大いに反省させられた。 英語の敵は刷り込まれた苦手意識 - 雑種路線でいこう 子供たちにとって最初の英語教師は重要だ。 考えて見れば、私は中学一年のときの英語教師が素晴らしい人だった。おかげで、英語に非常に興味を持つことができて、以来苦手意識はあまりない。 私の母は、中高を米系のミッションスクールで過ごした。母の人生の最初の英語教師はアメリカ人だった。それから半世紀を経た先日、母がベトナムに遊びに来たとき、母の片言の英語を聞いたが、その発音が正確なのに驚いた。母いわく、英語の聞き取りにそれほど問題は感じないという。 一方で、ひどい教師に当たって、苦手意識だけを刷り込まれたという恐ろしい話もたくさん聞いてきた。楠さんが英語に苦手意識を抱かざるを得なくなったのは、やはり日本の中学・高校のひどい英語教育が原因ではないだろうか