性犯罪、求刑超え懲役9年=「傾向根深い」と裁判員−徳島 性犯罪、求刑超え懲役9年=「傾向根深い」と裁判員−徳島 路上で女性を車に押し込み、わいせつ行為をしたとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた無職岡本真一被告(30)の裁判員裁判で、徳島地裁(佐藤晋一郎裁判長)は16日、求刑懲役8年を上回る懲役9年の判決を言い渡した。 判決は、岡本被告が強盗強姦(ごうかん)未遂などの罪で約6年間服役し、カウンセリングを受けたのに、仮出所の約7カ月後に事件を起こしたと批判。「性犯罪への傾向は根深いものがあり、更生に相当長い期間が必要で、求刑はやや軽い」とした。(2011/06/16-17:58)