ニュージーランド南島クライストチャーチ(Christchurch)のクライストチャーチ大聖堂。左は地震前(1995年11月撮影)、右は地震後(2011年2月24日撮影)。(c)AFP/RICHARD A. BROOKS/MARTY MELVILLE 【3月2日 AFP】ニュージーランドのクライストチャーチ(Christchurch)で前年2月に起きた大地震で倒壊したクライストチャーチ大聖堂(Christchurch Cathedral)が、解体されることが決まった。教会関係者が2日、明らかにした。 131年の歴史を持つ大聖堂はクライストチャーチのシンボルだったが、185人が犠牲となった前年2月の大地震に加え、6月と12月の余震でもさらに損傷を受けていた。 クライストチャーチ主教によると、修復にかかる費用が5000万ニュージーランド(NZ)ドル(約34億円)~1億NZドル(約68億円)と巨額