スマートフォンなどの普及に伴い、ネット上で法律相談を受けられるサービスが成長している。個人が肌身離さず持ち歩くことが多いモバイル端末の“秘匿性”と、他人に知られたくないような赤裸々な悩み相談がマッチしているようだ。 「相談件数はここ数年で激増した」――こう話すのは、法律相談サイト「弁護士ドットコム」を運営するオーセンスグループの元榮(もとえ)太一郎社長。同サイトは2005年に弁護士比較サイトとしてオープンし、2007年に登録弁護士による無料相談サービス「みんなの法律相談」をスタート。今では月間8000件ほどの相談が寄せられ、累計相談件数は21万件を超えているという。 「2009年にフィーチャーフォン版、2010年にスマートフォン版をそれぞれ公開してから相談件数が一気に増えた」と元榮社長は振り返る。中でもフィーチャーフォン版は主婦層の利用が多いといい、平日の昼下がりから夕方にかけて多くの相談
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