口蹄疫拡大 一般車両も簡易消毒 15日から人吉市の国道221号 宮崎県からの入境対象 2010年5月15日 01:05 カテゴリー:九州 > 熊本 宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が拡大していることを受け、熊本県は15日午前9時半から、県境に近い人吉市大畑町の国道221号で、宮崎県側から人吉市に入る一般車両にも消毒措置を始める。畜産関係トラック向けの従来の噴霧消毒とは異なり、道路上に消毒液を浸したマットを敷き、徐行してもらう簡易型の消毒にする。一般車両への消毒措置は県内で初めて。 熊本県内には現在計9カ所の消毒ポイントがあり、畜産農家に出入りするトラックへの消毒を実施している。このうち国道221号は、口蹄疫が4例発生した宮崎県えびの市と人吉市を結ぶ幹線道路のため、万全の対策をとることにした。 現地では、人吉市方面に向かう国道上で、一般車両向けの簡易消毒を行うほか、道路沿いのスペ