イスラエル軍、ガザ中心部へ接近 死者1000人超す2009年1月15日2時2分印刷ソーシャルブックマーク パレスチナ自治区のガザ市で14日、イスラエル軍の攻撃による建物の被害状況を調べるパレスチナ人=AP 【エルサレム=井上道夫】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃は14日も続き、英BBCによると、19日間の攻撃による死者は1010人に達し、負傷者は約4700人となった。地上部隊がガザ市南方から中心部に向け徐々に接近しているとの目撃情報もあり、民間人がさらに巻き添えになる市街戦突入が懸念されている。 イスラエル軍によると、軍は13日夜から14日朝にかけ、ガザ市内の警察本部など全土で約60カ所を空爆。同日午後にかけても、南部ラファ周辺の武器密輸トンネルなどを標的に激しい攻撃を続けた。 アシュケナジ参謀総長は13日、国会の委員会で、先月27日の攻撃開始以降、2310回の空襲を行ったこ