上の図は、オープン規格とFeliCa技術の関係を表しています。 FeliCa技術は、基礎的な通信プロトコルを定義しているISO/IECの規格、実装に近い観点からデジタルインターフェースや半二重通信プロトコルの処理を定義しているNFCフォーラムの規格、さらにメッセージフォーマットやコマンドを含めたJIS X 6319-4の規格で構成されています。 暗号化を必要としないオープンコマンドを用いたアプリケーションの場合には、公開されている規格だけで開発することができます。Google社のAndroidやアップル社のiOSなどスマートフォン向けOSがNFCの機能をサポートしており、一般の方が開発された電子マネーのビューワーなども含め、スマートフォン向けにすでにいくつかのNFCアプリケーションが公開されています。 NFCの魅力は、無線通信技術・モード・コマンド・メッセージフォーマットの標準化とモジュー
おサイフケータイの始まりと現在の状況 「おサイフケータイ」とは、FeliCa機能を内蔵した携帯電話のことを指し、「モバイルFeliCa」と呼ぶこともある。2004年6月に行われたドコモの新機種発表会で初めて登場し、翌7月には第1号機である「P506iC」が発売された。 auからは、それから1年後の2005年8月に「W32H」と「W32S」が、ボーダフォン(現ソフトバンク)からは9月に「703SHf」が発表され、携帯3キャリアからおサイフケータイが出揃うことになった。 おサイフケータイはその数を着実に増やしており、フェリカネットワークスによれば、2007年3月末の普及台数は約3000万台。2007年春の最新機種を見ると、ドコモは903iシリーズ全機種と703iシリーズで5機種、auは春モデル10機種中8機種、ソフトバンクは春モデル14機種中4機種がおサイフケータイとなっている。キャリア別のお
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