神戸市の人口が150万人を割り込もうとしている。2011年をピークに下降局面に入り、少子高齢化による死亡者数の増加などを背景に近年は減少ペースが加速。23年中には01年以来の140万人台になることが予想され、人口減少の波が「150万都市」を揺さぶり続けている。(金 旻革) 同市の推計人口は4月1日時点で150万1678人。1年前と比べて約7千人減少し、今年に入ってから毎月約2千~3千人減っている。推計人口は国勢調査を基に出生者数や死亡者数、転入・転出者数など住民基本台帳のデータを反映させて算出する。 次回の5月1日時点は、春の入学・入社に伴い転入者が毎年増えるため増加に転じる可能性が高い。ただ、過去の統計をみると、その後は再び右肩下がりとなる傾向にある。 「新型コロナウイルス禍が一段落し、外国人を中心に転入は増えるとみているが、150万人を割り込むことは避けられない」(市企画調整局) 人口
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