ValveはSteamや自社のゲームやサーバー、SteamOSなどの関連サービスの脆弱性を発見したハッカーに対し報奨金を支払うプログラムを開始したようだ。Hackeroneにより判明している。報奨金は脆弱性のレベルに応じて、最低は脆弱性“低”の0~200ドルから、最大は脆弱性“クリティカル”の1500ドル以上(上限金額設定なし)となっている。 Valveとハッカーをめぐっては、2年前に16歳の少年がSteamの認証を回避してゲームを販売できてしまう脆弱性を発見するという事例があった。この時Valveは脆弱性を報告してきた少年をまともにとりあわなかったことにより、Steamで「壁に塗られたペンキが乾くのをただ見続けるだけ」という皮肉なゲームが公開される結末に至った(関連記事)。あれから2年あまり。今回はValveが本格的に脆弱性に取り組む姿勢を見せたかたちだ。 Valveは今回の報奨金プログ