タッチスクリーンのiPhoneを音声読み上げで使いこなそうというユニークなセミナーが11日、東京都千代田区の毎日ホールで開かれた=写真1。障害の有無にかかわらず誰もが利用できる技術やサービスの普及を意味するユニバーサルデザインをテーマにした毎日jp内の情報サイト「ユニバーサロン」がウェブ制作会社のミツエーリンクスと共催で開催。セミナーでは見やすさ、聞きやすさ、使いやすさに配慮したウェブデザインの実現に取り組むミツエーリンクス社アクセシビリティチームの辻勝利さんらが、6月に発売されたアップルの携帯端末「iPhone 3GS」=写真2=に初めて標準搭載されたMac向け音声合成技術「VoiceOver」を介して視力に障害のある人もアクセスできるサービスを紹介した。 セミナーで辻さんは「米国の視覚障害者が自力でMacパソコンにOSをインストールしている話を聞いて驚いた。iPhone 3GSでカメラ