オープンソースのソフトウェアが質、量ともに充実していくなかで、日本語フォントは成長が遅れていた分野の1つだが、徐々に選択肢を増やしてきている。行書体や隷書体などはほとんど見かけないが、日常的に使用するゴシック体、明朝体であれば実用になる日本語フォントがオープンソースで利用可能になっているのだ。そこで本稿では、オープンソースの日本語フォントを集め、それらの概要とサンプルをカタログ化してみたい。
オープンソースソフトウエアのラインセンシングと IPR:Intellectual Property Right (知的財産権)についての情報です。 オープンソースライセンスの説明
いまや、企業が何らかのソフトウェアを開発するときに、オープンソースソフトウェア(OSS)との付き合いを考えずには済まない時代になりつつあります。私は、企業の製品開発者向けにOSSライセンスコンプライアンスに関するコンサルティング・サービスを行っていますが、その中から得られた経験を踏まえながら、OSSとうまく付き合い、コミュニティに還元していくために重要と考えられるポイントを紹介していきたいと思います。 そもそも順守しなければならない事柄は何か? 前回「訴訟が増えている!? OSSライセンス違反」では、「許諾にかかわる利用方法および条件がライセンス条文、つまり許諾要件」であることを説明しました。 そもそもOSSライセンスでの許諾条件には、どのようなものがあるのでしょうか? ピンとこない方のために、1つ例を挙げて解説してみましょう。 許諾条件とはライセンス条文そのものですから、正確を期するには
本日OpenPNE2から2年9ヶ月ぶりのメジャーバージョンアップである、OpenPNE3.0をリリースしました。 ダウンロードから、最新バージョンを手に入れることができます。 私たちは「あらゆる組織にOpenPNEを提供する」ことをめざし、OpenPNEプロジェクトをすすめています。 OpenPNE3.0のテーマは「プラットフォーム化」。 OpenPNEをあらゆる組織のプラットフォーム、インフラとするための、数多くの機能改善を行いました。 本バージョンの特徴は以下の通りです。 1) 国際化を実現 OpenPNE3.0より、外国語への対応が可能になります。それにより、辞書ファイルを追加することで、多くの言語に対応し、世界中の人々に利用していただけるようになります。OpenPNEプロジェクトとしては、まず、英語・中国語ファイルを作成します。 2) プラットフォーム化を目指し、多彩なAPIを搭載
TISは2008年5月19日,Ruby on RailsベースのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「SKIP(Social Knowledge & Innovation Platform,スキップ)」をオープンソース化すると発表した。2008年夏に公開する。 SKIPはTISが自社利用のために開発したSNS。2005年12月から社内で運用を開始,現在TIS全社員の約7割が登録,記事数は2万件以上になっている。 SKIPは質疑応答によるナレッジマネジメント機能やソーシャルブックマーク機能,アンテナ機能,予定調整のためのイベント機能などの機能を備える。全文検索エンジンと組み合わせることで,公開権限に対応した全文検索機能を利用できる。またリバースプロキシ型のシングルサインオンの仕組みも同時に公開する予定。 TISでは「SKIP」をオープンソース化することで認知度を向上させ,SKIP
ビジネス的にクリティカルなエンタープライズの世界で用いられるシステムにおいては高可用性(HA: High Availability)が求められることが多い。すなわち、システム障害時にサービスの中断を最小限にとどめることが重要になる。これを実現するためには、ほとんどの場合、クラスタシステムが使われる。HAクラスタは、複数のサーバ、冗長なネットワーク接続、ミラー化されたストレージなどによって高可用性を保証するクラスタである。 Heartbeatは、HAクラスタとしての基本的な機能をもつオープンソースソフトウェア(OSS)であり、High-Availability Linuxプロジェクトというコミュニティにより開発されている。たとえば、2つのサーバで主にアクティブ/スタンバイ型のHAクラスタを構築する際に用いられる。アクティブな主系で障害が発生した場合に、待機系のサーバが主系の処理をフェイルオー
オープンソースで作られているエンタープライズ用ソフトウェアルーター「Vyatta」は最初から個人向けと言うよりは業務用途目的で開発されており、Cisco 7200よりも価格やパフォーマンスなどで10倍のアドバンテージがあると豪語、実際に第3者機関によるテストでもそのことがある程度証明されており、コストを75%削減できるとしています。 確かにそれ相応の機能があるようで、ルーター、ファイアウォール、VPNなどが可能。また、XenやVMwareの仮想ネットワーク内でも動作。オープンソースで無料版の「Community Edition」であってもコンパイル済みのバイナリの提供やバグフィックスなどは6ヶ月ごとに必ず行われると明言しており、ほかにもRedhatのような有償による手厚いサポートもちゃんと提供しています。 というわけで、実際にこのVyattaを使ってPPPoE接続のブロードバンドルーターを
初登場になります、酒井といいます。 今回は Six Apart のサービスで使われている MogileFS というファイルシステムを紹介したいと思います。MogileFS については、日本語の情報はあまり…、というかほとんどない状況ですので参考にしていただければと思います。では早速。。。 MogileFS とは MogileFS とは、Perl で記述されているオープンソースな分散ファイルシステムです。 プロジェクトホームページ http://www.danga.com/mogilefs/ メーリングリスト http://lists.danga.com/mailman/listinfo/mogilefs 上記のホームページ内でも紹介されていますが、主に以下のような特徴があります。 アプリケーションレベルでの実装なので特殊なカーネルモジュールいらず。 ファイルを複数ホストに自動コピー / バ
コミュニケーションビジネスアヴェニューは5月2日,オープンソースのソーシャルブックマーク構築ツール「Pligg9.1」の日本語版を無償公開した。 PliggはDiggのような,ユーザーがブックマークを共有できる読者参加型ニュースサイトを構築できるツール。ユーザーは記事をブックマークするとともにタグを付加することができ,多くの読者にブックマークされた記事がサイトの上位に表示される。このようなソーシャルブックマークは,代表的なWeb 2.0アプリケーションのひとつとされる。 コミュニケーションビジネスアヴェニューは2006年からPligg8日本語版を配布している。PliggのバージョンアップにともないPligg9.1を日本語化して配布を開始した。日本語化とともに,タグ機能の修正,MYSQLのEUC-JPコード対応を行ったという。 Pliggを実際に使用することのできるデモサイトも開設している。
Secure Computing Platform Streaming isolated remote applications and desktops to the browser Building effective anti-phishing, anti-malware and ransomware defenses has never been easier. Kasm’s isolation technology insulates users by creating a "chasm" between the user's personal computer and web-borne threats.
「dotProject」を知っていますか。dotProjectはWebブラウザから利用できるグループウェアの1つです。ご存知のようにグループウェアは主に企業のプロジェクト管理、タスク管理、取引先の管理、社員の出退勤管理などで使用されています。グループウェアといえば、サイボウズ Officeやdesknet's、Lotus Notesなどをまず思い浮かべる方が多いと思います。 dotProjectの大きな特徴は、オープンソースソフトウェアであることです。dotproject.net(日本語版はdotproject.jp)というコミュニティでソースコードが公開されており、開発も進められています。dotProjectは以下のWebサイトからダウンロードすることができます。
先月13日号の日経コンピュータに「変貌するオープンソース」特集という記事が載っていた。一言で言うとと、「安いとか、ソフトウェアベンダーの囲い込みからの開放ということを謳ったOSSの時代は終わった」という内容であった。 日本のユーザー企業も各社で、(1) OSS精通ベンダーに任せるのか、もしくは、(2) 自ら開発や保守をやるのか、の何れかの道を進まなければならないと言っている。この前に解説したIBMの動きといい、ここに来て、変貌してきたOSSをもう一度見つめ直してみようとする動きが盛んになっている。 記事では、OSSが安いというのは初期導入コストだけだとか、結局はOSSに膨大な投資をしている大手ソフトウェアベンダーに囲い込まれているだけだというのである。本当にそうであろうか? そこで、ここで私なりにOSSを取り巻く状況変化について感じていることを書いてみることにする。まずOSSの適用領域につ
「おいおい『商用オープンソース』って一体何なんだ? 意味の分からない乱暴な複合語を使うなよ。」と怒られそうだが、実際にこのタイトルでオープンソースソフトウェア(OSS)に関したシンクタンク会議が開催されているのだから紹介しないわけにはいかない。 2006年1月19日サンタクララにおいて、SDForum主催「The Future of Commercial Open Source」と題したエグゼクティブ・サミットが約70名の招待者のみでクローズドに開催され、ソフトウェア業界におけるOSSのインパクトを議論するために第一線のリーダーが一堂に会した。その出席者を見れば正に、綺羅、星の如く居並ぶ顔ぶれである。当然、ニュース性は高く、かつ、その議論の内容も極めて重要だと思うのであるが、クローズドな会議なためか、特に日本語で読める記事は私が調べた限りにおいてまったく見当たらない。そこで今回はWeb上に
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