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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (23)

  • 名刺にARを

    最近定期的に現れるAR(拡張現実)ネタ。およそ考え得るものは片っ端から実現されつつあるような勢いですが、今回の発明もアイデア自体は多くの人々が思いついていたかもしれません: ■ Augmented Reality Injects Life Into the Business Card (Fast Company) James Alliban さんという方が作られた、名刺にARを施すという仕掛けについて。四の五の言うより、動画を見てもらった方が早いでしょう: AR Business Card from James Alliban on Vimeo. というわけで、名刺の裏面にARアプリケーションに認識させるためのマークを印刷しておき、カメラに写すと用意されていたコンテンツが表示されるというわけですね。マークが印刷されていればどんな名刺でも実現できるということで、例えば Flickr との連携

  • 「情報はタダになりたがる」(Information want to be free)の全文って知ってた?

    「情報はタダになりたがる」(Information want to be free)の全文って知ってた? クリス・アンダーソン氏の最新作"Free: The Future of a Radical Price"を読んでますよ、っていうのを先日から宣言してますが、その中に面白いエピソードが紹介されているのでちょっとご紹介。ずばりタイトルに書いた通りなのですが、有名な言葉「情報はタダになりたがる(Information wants to be free)」の全文ってご存じでしたか? ……いやそんなの常識でしょ、と言われてしまうと辛いのですが、CNNの記事でも紹介されていたぐらいですから知らない人が多いものとして話を進めましょう。この言葉、米国の作家 Stewart Brand 氏が1984年の Hackers' Conference で語ったものとされていますが、実はこういう発言だったそうです

  • 社内 SlideShare という発想

    今日はオラクルさんが、SaaS型の新CRMサービスをブロガー向けにご披露下さるということで、青山のセンターを訪問してきました。何か新しい発表があるかと思っていたのですが、基的には9月のリリースと大差ない感じ: ■ CRMをソーシャルにします、オラクル (@IT) 個人的には、SaaS型サービスのイベントということで「Oracle の対 Salesforce.com 感」のようなものが聞けるかと思ったのですが、残念ながらあまり新鮮味のある情報は得られませんでした。でおしまい、というのも何なので、1つだけ気になったプリケーションを。 新しくリリースされたアプリケーションの中に、"Sales Library"というものがあります。これは社員が作成したプレゼンテーションを共有できる機能なのですが、単に共有するだけでなく、使用者によるレーティングやタグ付け・ダウンロード回数といったメタ情報も管理す

  • 手書き図解の効能

    「ある喫茶店にて。ナプキンの裏側に書かれたビジネスモデルの図解が、いまや業界No.1となった○○社の出発点だった……」という伝説(?)を耳にすることがあると思いますが、実際手書きの図解には有意義なディスカッションをもたらす効果があるのだとか: ■ Human lessons from the back of the napkin (adaptive path) "The Back of the Napkin"というの著者、Dan Roam 氏が Adaptive Path を訪れて講演した時の様子が書かれています。この、タイトル(「ナプキンの裏側」)が暗示するように「絵を描きながら考えよう!」という内容だそうで、ビジュアル・シンキング(視覚的思考)を実践する方法を解説してくれているとのこと。図解の効果についてはいまさら指摘するまでもないと思いますが、面白いのは以下のアドバイス: “Th

  • たった1枚の写真から、撮影場所を特定する技術が登場

    カーネギーメロン大学の研究者達が、たった1枚の写真だけで、それが撮られた場所を特定する技術を開発したとのこと。面白いことに、Flickr 上にアップされている写真を比較対象としているそうです: ■ New Computerized System Estimates Geographic Location Of Photos (ScienceDaily) "IM2GPS"というのが今回開発された技術の名前。写真の中に写り込んでいるモノを認識する(例えばたまたま写っている看板の文字を認識するなど)のではなく、画像全体の色合いやテクスチャを解析、それと似た傾向を持つ 画像を Flickr 上から検索 -> その Flickr 画像の撮影場所情報を参考にする、という仕組みだそうです。要は最近のウェブサービスでも一般的になりつつある「似た画像を探す」という技術を使って、どこで撮影されたかが既に分かっ

    たった1枚の写真から、撮影場所を特定する技術が登場
  • 火星から Twitter ?

    ついに火星から Twitter が発信される時代になりました。NASA(アメリカ航空宇宙局)が打ち上げた火星探査機"Phoenix Mars Lander"が、Twitter を更新中です: ■ Twitter / MarsPhoenix 「火星まであと16日。僕は目標に向けて飛行中です!」とのこと。うーん、地球から遠く離れた宇宙空間から放たれたメッセージ、なんかロマンチック。 ……というのはもちろん設定で、実際は誰か人間が更新しているわけですが。また公式のものかどうかは確認できなかったのですが、Twitter で旅の様子を逐次伝えていくという手法、公式の情報発信として採用しても面白いのではないでしょうか。ちなみに以下の ITmedia の記事によれば: ■ IBMのPower Architectureが火星の未踏の地へ (ITmedia エンタープライズ) この探査機は、生命の構成要素を

    火星から Twitter ?
  • POLAR BEAR BLOG: Google は社内でどんなツールを使ってるの?

    Enterprise 2.0 という言葉が作られるなど、WEB2.0的ツールを企業内で使うことが一般的になっているわけですが、それじゃ Google はどんな社内ツールを使ってるんだろう?という興味を満たしてくれる記事がありました: ■ The Tools Google Uses Internally (Google Blogoscoped) 元ネタはこちらのエントリに掲載されているもの(詳細なPDFファイルはこちら)で、KMWorld Magazine が主催したイベントで発表されたプレゼン内容とのこと。Google 社員の Naveen Viswanatha という方が、いくつかの社内ツールを紹介してくれています。早速どんなものか、というと: < Google Projects > プロジェクトに関係するタスクや資料を一覧表示する、ダッシュボードのようなツール。上の方にあるタブに「My

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  • Google Earth で環境保護を

    なんか昨日から同じネタが続いていますが、Google Earth が環境問題に取り組み始めたというニュース。先々週もこんなニュースがあったのですが: ■ Google Earthに航空写真で環境問題を伝える「空から見た地球」レイヤー (Internet Watch) さらに米国国内限定となりますが、大気汚染の状況を確認できるサービスも始まったとのこと: ■ Google Earth Shows Air Pollution! (Inhabitat) 米国の環境保護庁(Environmental Protection Agency, EPA)によるサービス(公式ページはこちら)。大気を汚染する物質を排出している施設(発電施設、天然ガス関連施設、化学工場、石油/ガス生産関連施設、石油精製所、セメント工場、パルプ/製紙工場)と、排出の詳しいデータを確認することができます。 さっそく実物はというと…

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  • POLAR BEAR BLOG: 「50%の完成度で世に出す」時代の終わり?

    反応してる人が少ないようなので、ちょっとコメント。 ■ お題に沿って一言どうぞ――“はてな俳句”はTwitter風 (1/2) (ITmedia News) 昨日公開された Twitter 風サービス「はてなハイク」について。僕も試してみましたが、お絵描き機能もあったりして、ほどよく遊べそうな予感。で、なるほどなーと思いながら ITmedia の記事を読んでいたのですが、2ページ目に奇襲攻撃が待っていました(※以下、引用した箇所の原文には強調はありません): エンジニアが思いついたアイデアを形にして発表し、それがたまたまヒットする――という流れで大きくなったネットサービスは多い。「はてなダイアリー」もその1つ。だが、特にテキストサービスでは、「個人が一発アイデア勝負できる時代」は終わりつつあるという。 「休みの日に思いついたものを1日で開発し、リリースしたら流行する、という流れは枯れていく

  • 「家族で使える写真共有サイト」というニーズ

    「デジタル写真を共有できるウェブサイト」なんて珍しくなくなりましたが、まだまだ満たされていないニーズが残されているようです。New York Times に掲載されていた、「Flickr で家族の写真をプリント注文しようとして……」という話: ■ Photo Sharing Even the Folks Can Handle (New York Times) 記者の David Pogue さんの母親が、彼のPC上にあった画像をプリントしたいというので Flickr にアップロードし、そこから注文するようにお願いしたところ、注文が完了するまでに7回のクリック+2枚のポップアップメニュー+2つのダイアログボックスを経なければならなかったとのこと。この種のサービスに慣れていなかったお母さんは、長い時間を費やすことになってしまったそうです。 そこで「家族で使いやすい写真共有サイトはどれか?」を探

  • POLAR BEAR BLOG: 良いFAQを作るには?

    How-To モノが続いてしまいますが、これなんかも参考になる部分が多いのでは。Usabilitynews.com に、「良いFAQを作るには」というエントリが掲載されていました。FAQ に限らず、分かりやすい回答を作る上で参考になりそうです: ■ Caroline's Corner: How to write good FAQs (Usabilitynews.com) FAQ の良し悪しを分けるポイントが7つ列挙されています。それぞれ抜粋して訳してみると…… 1. 「簡単に答えられる質問(Easily Answered Questions, EAQ)」ではなく、文字通り「よく聞かれる質問(FAQ)」に答えること 簡単に答えられる質問ばかり選んで回答を書いていないか?当によく聞かれる質問に答えること。また「ユーザーがする質問」ではなく「関係者がする質問」を選んでいないか注意すること。 2

  • メールの視覚化

    メールで情報をやり取りする際に面倒な点の1つは、前後の話のつながりを追いづらいことですよね。例えば Gmail のように、関連するメールをスレッド形式で表示するなどといった工夫もありますが、話の流れが複数に分散した時に把握しづらくなります。そこでIBMがこんなアイデアを考え出したとのこと: ■ Thread Arcs (visualcomplexity.com) 2003年発表とのことですから、既にご存知の方も多いかもしれません。個々のメールを「点」で示し、他のメールとの関連を「弧(arc)」で示す「スレッド円弧(Thread Arcs、スレッド・アーチと意訳した方がカッコいいかも)」というアイデア。中が塗りつぶされている点は他人のメールを示し、さらに色の違いで送信者などを表すようになっているそうです。より詳しい情報は、IBMの公式ページからどうぞ: ■ THREAD ARCS: An E

    メールの視覚化
  • ユーザビリティ設計メソッド一覧

    週末にも関わらず、今日も自宅でお仕事(ホワイトカラーエグゼンプション実践中ですが何か?)。なのでコレといった記事も書けないのですが、先日のビジュアライゼーション周期表と同じ感覚の「ユーザビリティ設計メソッド一覧表」とでも呼ぶべきものがあったのでちょっとご紹介: ■ UsabilityNet: Methods table ユーザビリティとユーザー中心設計を促進することを目的として、EUからの資金援助を受け設立されたプロジェクト"UsabilityNet"の1コンテンツ。優れたユーザビリティを設計するのに役立つメソッドがテーブル形式で一覧されています: テーブルは「企画立案と実行性確認(Planning & Feasibility)」「要件定義(Requirements)」「デザイン(Design)」「実施(Implementation)」「テストと計測(Test & Measure)」「公開

    ユーザビリティ設計メソッド一覧
  • 映画に見るインターフェース -- 10の間違い

    Useit.com に、こんなネタ記事がありました。ネタとはいえ、なかなか面白いのでちょっとご紹介を。 ■ Usability in the Movies -- Top 10 Bloopers (Jakob Nielsen's Alertbox) 「映画内に登場するユーザーインターフェースの誤りトップ10」ということで、以下の10コが取り上げられています: どんなインターフェースでも使いこなす主人公 現代のデザインを使いこなす、タイムトラベルで過去から来た人物 3Dインターフェース(※実際には2Dインターフェースの方が操作性に優れている/例:『マイノリティ・リポート』のコンピュータってカッコいいけど、あれって当に使いこなせるの?) どんな機器とも相互接続して、どんなデータでも読み取れる端末(※例:『24』のジャック・バウアー) 不要な「アクセス完了」メッセージ(※正しいID/パスワードを

  • POLAR BEAR BLOG: 大江戸 Google Earth

    これは面白い。Google が David Rumsey Historical Map Collection と協力し、Google Earth 上で古地図を閲覧できるようにしています: ■ Google Earth in 4D (ZDNet.com) タイトルにある"4D"という言葉が的確に表現していますね。4次元、すなわち「縦×横×高さ」に加えて、「時間」まで表現するようになったわけです。最近 Microsoft の Virtual Earth が立体表示に力を入れていますが、Google はそこからさらに一歩進む可能性を示した、と言えるでしょうか。 試しに「1680年東京」という地図を表示させてみました: Wikipedia によれば、1680年は江戸時代で、徳川綱吉が江戸幕府5代征夷大将軍となった年。この地図が書かれた7年後に、有名な「生類憐みの令」が告知される、と言えば時代感覚が

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  • CGMマーケティングの新形態 -- Stunning Nikon

    アメリカで、ニコンが面白いマーケティング・プログラムを展開しているそうです: ■ eBay and Nikon exemplify the use of modern media marketing (The Intuitive Life Business Blog) ニコンの話が出てくるのは下半分。記事によると、Flickr を活用した以下のようなプログラムを実施したとのこと: Flickr にアップされている写真をチェックし、Nikon D100 を使っているユーザーを探す。 彼らに Nikon D80 をタダでプレゼント(全てのD100ユーザーではなく、何らかの選別が行われた模様 -- 当然ですね)。 D80を贈ったユーザーに、それを使って良い写真が撮れたらニコンに送るように依頼。 彼らから送られてきた写真をまとめた"Stunning Nikon"というサイトをオープン。 という内容

    CGMマーケティングの新形態 -- Stunning Nikon
  • POLAR BEAR BLOG: ケータイでライフログ

    人の行動すべてをログ化して残してしまおうという「ライフログ」。それを携帯電話を使って実現しようという試みが、KDDI から始まりました: ■ 携帯、生活まるごと記録 -- 何買った どこ行った -- KDDI ブログ向けサービス (日経産業新聞 2006年7月5日 第1面) WEB上で記事を見つけることができなかったのですが、紙面によれば、 通話記録やインターネットの閲覧記録、携帯電話による商品の購買記録などを、全地球測位システム(GPS)の位置情報と関連づけて収集し、いつどこで何をしていたか分かるようにする。個人の生活行動を整理する手段として利用する。 (中略) カメラで撮影した画像や読み取ったバーコード、インターネットの利用履歴、電子決済での商品購入、赤外線通信の利用履歴などを時間や場所とともに入手。KDDI はこれを個人情報として自由に管理できる支援システムを開発した。 とのこと。ま

  • 謝罪インターフェース

    先日のエントリ(IT謝罪)に続いて、ITと謝罪について。こんなこと書いてると、短気な人だと思われそうですが・・・(実際短気ですが)。 僕は朝オフィスに来ると、新聞を読んで面白そうな記事をコピーしておくのですが、ウチのコピー機は突然こんなメッセージを表示することがあります: 「カラー調整中です。」と「おまちください」と表示されたまま、何の入力も受け付けない状態になってしまいます。どうもカラーコピー/白黒コピーの切り替えを行うのに時間がかかっているようなのですが、明確な説明はなく、いつ復旧するのかも分からないまま。こうなってしまうと、何もせずただ待つしかありません。 マーフィーの法則そのままに、急いでいるときに限ってこの状態になってしまうのですが、イライラするのはそればかりが原因ではないようです。最近読んでいる『インターフェース革命』によれば、人間は自動化されたシステム(この場合はコピー機)

    謝罪インターフェース
  • 「詰め込んで、あとは抜くだけ」戦略

    ハーバード・ビジネス・レビューの2006年6月号に、「機能の数と使い勝手をバランスせよ -- 便利で不愉快な機能過多を拝す」という論文が掲載されています。機能と使い勝手をバランスさせるための数的モデルについて解説された、興味深い内容なのですが、これを読んでふと感じたことを少し。 最近は「シンプルな製品/サービスを作ろう」というキャッチフレーズが流行っていて、特にWeb 2.0系の企業ではこの信条を掲げているところが多く見られます。僕もこの考え方に大賛成なのですが、果たしてそれ一辺倒で良いのでしょうか。 ハイテク製品/サービスは、必ずイノベーターやアーリーアダプターと称される先進的な人々がファーストユーザーになります。彼らは新しいもの好きで、少々の不具合やバグがあったり、使い勝手が悪かったとしても、製品のコンセプト自体に魅力を感じてくれれば使い続けてくれます。そればかりか、自分たちの手でそれ

  • 地図に思い出を書き込む -- Platial

    Google Mapsの登場以降、様々な「地図mashup」が登場していますが、Wired Newsに新しいサービスが紹介されていました: Map Mashups Get Personal (Wired News) 地図上にマークを付けて、関連する情報(テキストによるコメント、画像、タグなど)が追加できるというもの。サンプルとして、「世界を変えた女性たち」という地図が公開されています: 地図上のピンが個別の情報の位置を示しており、クリックすると詳しい情報が見れるわけです。似たようなサービスは既に存在しているような気もするのですが、せっかくなのでちょっと遊んでみました。例えばここは、数年前に旅行した場所: ドゥガ、チュニジア 残念ながら日語は文字化けしてしまうのですが、こんな風に情報を保存しておくことができます。旅の記録なんかを記しておくのに便利かもしれませんね。 以前も書いたと思うのです

    地図に思い出を書き込む -- Platial