「オウムガイ」という生物がいる。名前は聞いたことあるよ!という人も多いだろう。 アンモナイトに近縁な「生きた化石」でもあるという、なんとも不思議な海洋生物だ。 ところで、フィリピンの一部地域ではこのオウムガイを捕まえて食べる文化があるという。なにそれ、フィリピンの人ばっかりずるい。楽しそうなので体験しにいくことにした。
夏のBBQシーズンになるとネット上にあふれるビア缶チキンの写真。ビールもチキンも大好物なので前から一度やってみたかったのです。 缶ビールを鶏に捧げましょう。 ビア缶チキンとは、中身の入った缶ビールを丸鶏に突き刺した状態のまま、炭火の網の上に立てて焼き上げるという豪快な一品。うまく焼けたら、熱せられたビールの香りとアルコールを含んだ蒸気が丸鶏の内側から染みわたり、皮パリパリ、中ジューシーな仕上がりになるそうです。 アメリカ人ってこういうの大好きだよなあ、というイメージどおり、アメリカでBeer Can ChickenはBBQの定番メニュー。彼らがクール!とかヤミー!とか盛り上がってる写真を見かける度に、いつか作ってみたいと思いつつ、なかなかその機会に巡り会えませんでした。しかし、いくら待っていても向こうからチキンがやってくることはなさそうなので、今夏こそアメリカ人になるぞ、と丸鶏を買ってきた
海外旅行先に行った時、日本の味が恋しくなって、日本料理屋さんに入ったりする。それで寿司やカツ丼などを食べるのだけど、いつも「気が抜けてる…」「あまり美味しくない…」と思っていた。 カナダで食べた野菜の照り焼きとか(温野菜に照り焼きソースがかかっている)…インドで食べた味噌ラーメンとか(味噌入ってなかった…あれはなんだったんだ)…等不思議な感じを受けることが多々あった。 なので、逆に日本に来ている外国人の友人に、日本にある自分の国の料理を食べてもらって、美味しいのかまずいのか率直なところを聞いてみた。 記事部門 優秀賞受賞 kimuraryosukedayo’s blog(木村亮介) 「中国人にバーミヤン、インド人にCoCo壱のカレー、イタリア人にミラノ風ドリアとフランス人にマリオンクレープを食べてもらって美味しいかそうでないか聞いた」
ワッフルを食べていて、私は実家近くの山間を走る道路を思い出していた。 左側は谷で、川が流れている。そして、右側は崖だ。かなり垂直に近い崖を覆うのは……! そうか、その壁が「法枠工」をほどこされているのだ! 「法枠工」とは枠を崖に作って崖崩れを防ぐ工事のこと。高速道路などでもよく見かけるあの崖だ。 そういえば考えてみれば恐ろしいほどにワッフルそっくりだ。ならば、ワッフルで作るしかないじゃないか。 (text by 古賀及子) これがワッフルの崖だ あの崖をワッフルで作る前にまずは本物をごらんいただきたい。 写真は以前法枠の崖を取り上げたT・斎藤さんの記事「脳みそがぐにゃぐにゃになりそうな画像」)のもの。 斎藤さんの記事では白黒に加工して異様な雰囲気をかもし出しているが、今回はそのときに撮影したカラーの写真を提供してもらった。
「ゆかり」というふりかけが僕は大好きだ。ひとり暮らしを始めてから好きになり、何にでも使える万能さのとりこになった。「ゆかり」がある生活が2年ほど当たり前だったので、特に誰にも言わなかった。 今日は、その僕にとって当たり前である「ゆかり」の良さについて存分に語りたい。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:【検証】ボードゲームは初対面の人で仲良くなれるの? > 個人サイト ジャーニーとモアイとめがね
今日の主役は右写真、“あれ”である。 皆さまも一度とならず何度もお世話になっていることだろう。 食パンを買うと袋を留めるためについてくるあれだ。あれがないと僕らの暮らしぶりはどうだろう。食パンはすぐにカピカピになってしまう。あれのおかげで僕らは今日もパンをおいしく食べられる。 僕らの朝はあれがあることによって成り立っていると言っても過言ではない。 そんな大事なあれなのに、名前すら知られていないなんてちょっと寂しいじゃないか。 今日はあれを巡る冒険に出ることにしました。 (text by 梅田カズヒコ) アレの正式名称は… アレの名前はバッグ・クロージャーと呼ぶらしい。そんなかっこいい名前があるなんて知らなかった。ずいぶん慣れ親しんだ友人に別の名前があったと知っても腑に落ちないところがあるように、いきなり“あれ”をバッグ・クロージャーと呼ぶにはちょっと突然すぎて頭に入ってこない。 そこで、だ
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:しめ縄はさきいかで作れる きょうは初めて10分どん兵衛を食べる。色んな人はおいしいと言うが大みそかに美味しんぼを読んだ自分にうまいと言わせられるだろうか。 おいしかった際には是非、「なんちゅうもんを食わせてくれたんや」と言いたいと思う。 ※「なんちゅうもんを食わせてくれたんや」は美味しんぼの中に出てくる京極さんという人が故郷の四万十川の鮎を食べたとき、おいしさのあまりに喋ったセリフ。このセリフを見るたびに四万十川の鮎を食べたくなる。
最近、全国のマクドナルドがすごい勢いで閉店している。 とくに10月31日には、都内だけで10店以上が同時に閉店した。こんなことって今までなかったと思う。 閉店の瞬間ってどんな感じなのか、見に行ったら、予想以上に大きなイベントになっていました。
群馬県って昔から小麦の産地でして、以前紹介した焼きまんじゅうや、もんじゃ焼きなど、小麦粉を使った名物がたくさんあります。 もちろん、うどんなどの麺類も盛んに作られているのですが、その中でも群馬県でだけ独自進化してしまった「変なうどん」があるのです……。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:ピンクすぎる駅で恋が生まれる!? > 個人サイト Web人生
フリスクやミンティアなど、気分をリフレッシュさせるミントタブレット。鞄の中に、オフィスの机の中にと常備して食べている方も多いかと思います。 このミントタブレット、自作できます。そして、ミント以外に各種のスパイスを使って色々な味のタブレットが作れます。 使うスパイスによってはかなりうまいです。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:四川発祥の怪味のうまさをあなたは知っているか > 個人サイト 酒と醸し料理 BY 工業製造業系ライター 馬場吉成 website
山陰地方でよく売られている「板わかめ」。子供のころから大好きで、よく食べていた。 上京当時、東京のスーパーで売ってないことにショックを受け、実家に頼んで「塩っペ」※1と「アラ!」※2と「板わかめ」をまとめて大量に送ってもらっていた。(海藻類がすきなんです) 件の板わかめは、海でとれたわかめを水洗いして乾燥させただけ、というとてもシンプルな食べ物だ。 ※1「塩っぺ」=主に西日本で売られている細切りの塩昆布の一種。「ふじっ子」みたいなもの。 ※2「アラ!」=主に西日本で売られている海苔の佃煮の一種。「ごはんですよ」みたいなもの。 「それってふえるワカメみたいなもんでしょう?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれないが、さにあらず、そんな水で何十倍にも膨らむ乾物なんかと一緒にしないでいただきたい。あくまで板わかめは板わかめであり、全く別物なんです。 ことあるごとにいろいろなことろで「板わかめがうま
手軽なおやつやちょっとしたおかずとして便利な食品、魚肉ソーセージ。 そんな魚肉ソーセージたちを、「ムキやすさ」「直立性」「長さ」「太さ」「色つや」といった観点から見つめ直してみたい。
冬に飲む温かいココア。通常は牛乳や砂糖などを足して甘くして飲む飲み物です。ホットチョコレートと言われることもあります。 ところが、この甘いココアに唐辛子などのスパイスを足して飲む飲み方があります。スパイスココアなどと呼ばれ、冷え症などに困っている女性などにウケているそうです。 唐辛子で体が温まるのはわかるのですが、それってうまいのか?と思って試してみたのですが、これが予想外にうまかった。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:16年前の弁当レシピ本に載っていた謎のおかずを作ってみる
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:あのロボット、Pepperを動かした
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:「アール・デコトラ」を作ってみた > 個人サイト 妄想工作所 食堂車での食事は、ぜひとも成し遂げたい夢のひとつだ。 以前、北海道へ取材に行くとき「北斗星」には乗ったことがある。しかし前日から風邪気味の上に原稿仕事も途中だったので、泣く泣く個室内で一晩過ごした苦い思い出がある。 なのでいつかは、いつかは北斗星でお食事を、と願っていたのだが、なんということだ。まだ食堂車連結の列車は「カシオペア」が残るが、ちょっとお高い。いわんや九州の「ななつ星」をや。 北海道新幹線ができることを考えるとそろそろ・・・と思いつつ、うかうかしていたら、あっという間に廃止のお知らせ。チケットを取る暇もなかっ
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