この3月、京都府南丹市の国際交流会館に集まった建設業者らは不安に包まれていた。「まったく落ち度がないのに負担を強いられないといけないのか」 京都府建設業厚生年金基金が開いた解散説明会だった。この基金は、府内の中小建設業者約180社が社員の厚生年金とそれに上乗せする企業年金を出すためにつくったが、大きな損失を抱えて今年度中にも解散することになった。 引き金は、2012年2月に発覚したAIJ投資顧問の巨額詐欺事件だ。
何かと注目の若い女性の貧困。先日のNHKスペシャルではネットカフェで寝泊まりする母子が取り上げられ話題になっている。そこでネット上でも多いのが「生活保護を使ったら?」という疑問だ。実は、生活保護を利用できるのに、そのうち8割程度の人が生活保護を受けていないのが現状。(日本弁護士弁護士連合会「Q&A 今、ニッポンの生活保護はどうなっているの?」を参照) どうしてなのか?よく言われる原因の一つは「生活保護を受けることは恥だ」というような社会的価値観。もう一つは“水際作戦”によって申請ができない、というケースだ。 1.水際作戦って何? 窓口で生活保護の申請をさせず、「水際」で阻止すること。書面で生活保護を申請されれば、法律に従って処理していかなければならないのが行政の業務。そこで、生活保護を受けさせたくない窓口は、いかに申請させないかが勝負になるのだ。もちろん、申請を受け付けないのも違法である。
約5千種類の本を積み世界最大とされる書店船「ロゴス・ホープ」(約1万2500トン)が2日午前、長崎港に入港した。3~12日に船内を公開し書籍を販売するほか、ゴスペルのコンサートなどを開催する。15日には金沢港に寄港する。 長崎訪問プロジェクトの飯田花菜子マネジャー(27)によると、書店船の運航は「知識と援助と希望を届ける」ことを目的に、ドイツのキリスト教系団体が1970年に始めた慈善事業。2009年に現在の船が運航を開始してからは40カ国以上を訪れ、日本への寄港は初めてという。 児童書や科学、芸術、医学に関する本のほか、発展途上国には医薬品も運ぶ。乗組員、スタッフとして世界45カ国以上から約400人が乗船している。 入船料は100円で、写真付き身分証が必要。問い合わせは長崎訪問プロジェクト、070(5466)5175。
なぜベーシックインカムは賛否両論を巻き起こすのか――「転換X」にのっとる政策その1 松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 経済 #新自由主義#ベーシックインカム さて、これまでの連載で見てきたのは、次のようなことでした。 ──1970年代までの国家主導的なやり方が世界中で行き詰まったのは、うまくいかない理由があった。それを指摘した自由主義的な経済学者の巨匠たちが言っていた要点は何だったのか。 それは「競争がないとみんな怠けて駄目になる」といった議論ではなかった。それは、「リスクと決定と責任が一致しないと駄目になる」という議論だった。ここから、「リスクのあることの決定はそれにかかわる情報を最も握る民間人の判断に任せ、その責任もその決定者にとらせるべきだ」ということが導かれる。 そしてこれと裏腹に、下々の情報を把握しきらず責任もとりきれないのが当り前の政治権力者や官僚は、リスクのあ
国民の意識を調査し、少子化の原因を分析する内閣府の「家族と地域における子育てに関する意識調査」の結果が公表された。それによると、「若い世代で未婚・晩婚が増えている理由」について、未婚男性は「経済的に余裕がないから」との回答が5割以上で最も多かった
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