食べ物は分かち合ってこそである。人間は集団で暮らしてきた生き物であり、食べ物には一緒に食べたり、誰かに与えたり、感想を述べあう、そんなシェアの側面がある。 であるはずなのに、決して他人にお出しできない自分一人だけが食べるごはんというものもある。この真の孤独のグルメとも言うべき他人に出せない料理、これを食べてみたい。そんな会を開いた。

ハッピー地味ハロウィーン! 今年も地味ハロウィンが開催された。ハロウィンの定番の仮装である魔女などではなく、身近な人やシチュエーションの仮装をして集まるイベントだ。 気づいたら今年で9回目。日本のハロウィンのひとつのイベントとして定着してしまった。 今年の天才たちをずらりと紹介していこう。
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの花屋。花を売った金で酒を買っている。 前の記事:柑橘を買うハードルを下げる「ムッキーちゃん」とは一体何者か > 個人サイト はてなブログ 秋も深まり、ハロウィンの日が近づいてきた。 今年は人の多い街に出かけて盛り上がるのもはばかられるし、家で一人パーティーをするのも悲しい。飾りつけをしたところでどうせ自分しか見ない。 街中の飾りはすごく華やかに見えるのに、どうして自宅になると悲壮感が生まれるのだろう。 そこでこんなことを思いついた。 「家の中で、あたかも本物のモンスターが動いていたら一人でもハロウィンが楽しめるのではないか。」 モンスターといっても怖いやつが家にいるとストレスになりそうだから、かわいいやつがいい。 家の中を、かわいいおばけちゃんに徘徊していただきたい。 さっそく百円ショップに行って材料を購入。 いいサイズの植木鉢と プラスチックの皿
2020年のプープーテレビで好評だった「戸籍統一文字の見たことない漢字鑑賞会」を文字起こししました。 動画で見逃した人もどうぞ。 --- 林:たまたまたどり着いて知ったんですが、「戸籍統一文字」っていうのを法務局が作ってるんですよ。戸籍ってコンピューターで出ない文字が使われているので、専用にコードをふっているんですよ。そしてまだたまに追加されているらしいです。 べつやく:まだ追加されているんだ 林:そう、そして検索できるページが用意されているんです。 林セレクト 林:これはすごいのあるぞ、と推したい字はこれですね。三の続きで「シ」。 西村:三の次だからね べつやく:「二」がふたつなんですよね 伊藤:もっと4以上はないんですか? 西村:「ご」とかね 林:なかったんですよ 西村:探したんですね? べつやく「ろく」もなかったんだね 西垣:なだらかに四本になっててもいいのにね 林:そうですよねぇ
駅や商業施設などで見かけるセブンティーンアイス。出先で甘味を欲した時、あのでかい自販機をつい探してしまう。あれが初めて登場したのは、約35年も前になるらしい。今や全国に2万台が設置されているという。 駅や街角で毎日のように見かけているのに、そういえばセブンティーンアイスのことをよく知らない。どんな歩みを経て、ここまで勢力を伸ばしたのか? なぜボウリング場やスイミングスクールでやたら見かけるのか? あの剣みたいなかっこいい形に意味はあるのか? そんな数々の疑問について、詳しく伺う機会を得ることができた。 インタビューまとめ:榎並紀行(やじろべえ) 売る場所を変えたら即ヒット セブンティーンアイスは江崎グリコが製造するワンハンドアイス。その名の通り17歳の学生をターゲットにしているというが、おじさん世代にも大人気だという。 「中年の会社員の方にもよくお買い求めいただいているようです。お客様への
最近一番衝撃を受けた「ノザキのコンビーフ」の缶がリニューアルするというニュース。 あの鍵でクルクルと缶をこじ開けていく、ちまちました作業も、クリックリッという手応えの気持ちよさも好きだったので、クルクル缶がなくなっちゃうのは悲しい……。 ただ、「ノザキのコンビーフ」と同じような開け方をする缶詰が他にも色々あったので、集めて開け比べ(気持ちよさ比べ)をしてみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:ゴーンさんもオススメ!? コントラバスのケースはほぼ寝袋だった > 個人サイト Web人生
新年早々、話題をかっさらっているゴーンさんの国外逃亡事件。何といっても気になるのが「どうやって密出国したのか?」というポイント。 今のところ音響機材のケースに隠れていたという説が有力ですが、当初、流れていたのが「コントラバスのケースに隠れていた」という情報。 今思えば、あれはどんな根拠がある情報だったのかワケが分かりませんが、ゴーンさんがコントラバスのケースに入っている絵面を想像するとたまらなく魅力的です。 ……ということで、実際問題、人間はコントラバスのケースに隠れることができるのか? しかも長時間のフライトに耐えることができるのか !? 検証してみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこ
旅行に行くと、どこに行って何をすればいいのかわからないことがある。 へそまがりなので、ひとがこぞって行くような観光地に行くのをためらってしまう。(とはいえ、結局行くのだけど) 観光地に行くのもいいけれど、知らない町をあてもなくうろうろして、気になったものを探して歩くのがすきだ。 函館に行った 函館にきた。 めちゃくちゃ寒いぞー、あたりまえだけど 函館には、そうそうたる観光地がいくつもあるが、そういった観光情報は他のサイトをみていただくこととして、今回は函館の函の字について考えてみたい。 日本の市町村で、函の字がつく市町村はそんなにない。地理院地図で、函の字を含む地名や施設名などをざっと検索してみたところ、ほぼ函館周辺のみで、その他には静岡県に函南(かんなみ)町があるぐらいだった。 函がつく地名のほとんどが北海道と東北にある 北海道には函館以外にも銭函だとか函岳といった地名があり、日本の他の
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:メリークリスマス! クリスマスブーツ発祥の地「草津」を巡る > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 赤道になるということ いつかは大きなことをやりたいと誰もが思う。国を動かすようなことや、宇宙遊泳、地図に残る仕事など大きなことに憧れる。小さなことも大切だけれど、誰もが知っているようなことをやってみたいのだ。 そこで赤道です! 赤道、世界中の誰もが知っている。その一部になりたい、というのが私の夢だ。赤道という線により、地球は南半球と北半球に分かれる。世界地図を見れば必ず記されている。絶大な知名度がある。その一部になりたいのだ。 そこでエクアドルです! 赤道の一部になるためにどうすればいいのか考えた。そこで「エクア
ブルボンのルマンドシリーズ、7種類を集めると願いが叶うという…。 というのはウソだが、おなじみブルボンのルマンドシリーズ(以下、ブルボン)は、7種類ある。 7種類あるということは、誰しも心の中には密かに推すブルボンがあるはずだ。 いまこそその心のブルボン愛をぶちまけようではないか! 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:私たちは小野妹子へ寄せ書きが書けるか とはいえ、正直1位はルマンドがぶっちぎりだと思う。 だってスーパーにもコンビニにもぜったいにあって、手に入りやすさが他と段違いだから。 でも、でもそれ以外のブルボン(ブルボンのサイトによると、袋ビス
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:コーヒーを炭酸で割って飲んでます > 個人サイト webやぎの目 誰も名前を知らない女王 この女性を見たことないだろうか。 広告やサイトの埋め草写真に使われている女性である。10年ぐらい前から見かけるたびにキャプチャしていた。アノニマスな女王。 インターネットだけではなく、屋外看板でも使われている。 裸眼サイコー!といったと思ったらパチンコ店で笑っている 同じ顔で違うことを言うので「へえ、こんなことも言うんだ」と思ったりもする。 井の頭線 下北沢駅ホームには最近まで彼女の写真を使った求人の看板があった。 再開発で好きだった景色が失われてゆく。 彼女の活躍についてはNAVER
うちでは猫を2匹飼っています。どっちも野良出身で、子猫の時に拾ってうちの飼い猫になりました。 当然ですが、猫はご飯を食べます。 普段は僕か妻がご飯をあげてるけど、泊まりで出かける時は自動給餌器をセットしていきます。自動給餌器がちゃんと動けば人間がいなくても猫が飢えることはありません。 と思って、帰ってきてみたら途中でご飯が出なくなっていたりすることがありました。設定を間違えたこともあったし、機械の不具合で止まっていたこともありました。 今回は長年に渡る我が家での自動給餌器との戦いについて書いていきます。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「
以前、非常にアヤシイ「魔法使いの家」を取材した際、「あそこはもう行った?」と教えてもらった「カオスの間」という謎の店(?)。 「魔法使いの家」に負けず劣らずめちゃくちゃアヤシイところらしいんです。……ということで行ってきました。 その名の通り「カオス」としか言いようのない空間だったんですが、館長さんにはコレで大儲けする作戦があるそうです!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:声優交代から14年。大山のぶ代時代のドラえもん遊具はまだ残っているの? > 個人サイト Web人生
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:制限時間5分で競うオリジナルラーメン選手権 > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ムベンガ釣りは若いうちじゃないと行けない 最初に話を聞いたのは、20歳のフリーターである辻航希さん。そのヤンチャっぽい見た目に反して、なんだか恥ずかしそうに小声で旅の話をしてくれた。 後から聞いたらかなりの人見知りで、初対面の人に対しては声が小さくなるのだとか。でも釣りたい魚がいるならアフリカ大陸だって行ってしまう行動力を持つ。 タイ、モンゴル、スペインにも釣り旅行にいっているけど、コンゴが圧倒的に大変だったそうです。 そして辻さんと一緒に旅をしたのが、当時まだ19歳だった大学生の菅野慈さん。 辻さんは三重県、菅野さんは青森県と離れた場所で育ち、1
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:イカの筆を作って書道をしてみた > 個人サイト 海底クラブ 長距離バスの停留所を出たところ。ガランとしている ボンは、観光客と縁の薄い町 通行人のほとんどいない通りを歩いていると、奇妙な銅像に出会った フランクフルト発、デュッセルドルフ行きの長距離バスを途中下車して、ボンに到着した。 車中で、日本人と一緒に仕事をしたことがあるというパレスチナ人のおじさんと知り合ったのだが、私がボンで下車しようとすると 「おいおい、デュッセルドルフはまだ先だよ」 と言って引き止めようとしてきた。 観光客なら当然、ボンはスルーするものと思っていたようだ。 「いや、ここが目的地なんです」 と言う私。おじさんは一瞬「え、なんで?」という顔をした後、連れの女性との会話に戻っていった。 こ
2013年から、YouTubeチャンネル『無駄づくり』を開始し、無駄なものを作り続ける。 ガールズバーの面接に行ったら「帰れ」と言われた(動画インタビュー) 前の記事:他人が不幸な目に遭うとご飯が美味しくなる「メシウマデバイス」 > 個人サイト 無駄づくり 音姫を信頼できない よくある音姫 「音姫」とは、「トイレ用擬音装置」と呼ばれるものの一種で、ボタンを押すと川のせせらぎのような音が聞こえる。主に女性用トイレについていて、良いデパートに行くと鳥のさえずりが入っていたりする。 なぜそんなものがあるのか。それは、チロチロ音をかき消すためだ。 オープンチロチロをしている男子トイレとは違い、女子トイレはプライベートチロチロなので、その音を他人に聞かれるのは羞恥心が働く。音姫のない時代を生きた人たちは、トイレの水を流しっぱなしにして排泄音を消していたそうだ。しかし、水がもったいない。そこで開発され
地球はでっかいカクテルバーだ デイリーポータルZのWebマスターである林さんと理科の先生でもある加藤まさゆきさんと撮影をしていたときのことだ。※ストへぇ『洗足池編2』 加藤さんが「あの草には毒がありますよ」と教えてくれると林さんが「その辺の草でモヒートができないかな」と言い出した。毒だって言ってるのに。 後日、本当にやるという。とはいえ危なくない草でモヒート。もしその辺の草をふらっと酒にして飲めたら近所の散歩がカクテルパーティーだ。かっこいい。我々がトム・クルーズとなって雑草を物色するのである。 理科の先生でもある加藤さん。氷やお酒一式を揃えたクーラーボックスを携えて。その辺の雑草モヒート屋としてセカンドキャリアを歩めそうだ 今回はこの『街で見かける 雑草・野草図鑑』著:金田 一(交通新聞社 2018年)を見て同定してから飲むことになった。毒かどうかが書いてあって便利だという 根本的には全
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:WWEのスーパースターみたいになろう
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