<クリスマスシーズンのフランス全土で、マクロン大統領の税制に抗議するデモが続いている。デモ参加者は一体どんな生活を送り、何を訴えているのだろうか? 現地から声を届ける> 12月1日、フランスで3週目に突入した反増税のデモが暴動化し、首都パリでは都市機能が麻痺した。この事態を収拾するため、エドゥアール・フィリップ首相は3日、各党代表との協議に入った。エマニュエル・マクロン大統領の支持率は26%まで下がり、危機的状況に立たされている。 1日、フランス全土で起こったデモに13万6000人、パリでは1万人が参加した。パリ市内の観光名所などで、一部暴徒化した参加者により、放火や店舗荒らしが起こった。内務省によるとフランス全土で262人が負傷、1人がフランス南部アルルで死亡した。 【参考記事】「デモ参加者」って誰だ──フランス燃油税高騰デモは政府に見捨てられた地方住人 11月17日から続くこのデモは当
街中や店内など、いたるところに配置されている防犯カメラ。事件解決に大きな力を発揮する一方で、冤罪を作り出すこともあるようだ。 11月7日、弁護士会館(東京)で開かれた日弁連主催のシンポジウムでは、カメラの映像による冤罪被害者らが、「都合の良いほんの一部だけを抜き出して、こじつけられた」などと怒りを口にした。 ●「無罪だと確信していても、判決の日は震えるくらい怖かった」 大阪府のミュージシャン・SUN-DYUさんは2012年、2か月前に起きたコンビニから1万円が盗まれた事件の容疑者として逮捕され、窃盗の疑いで起訴された。犯人はマスクで口元を隠していたが、店員が複数の顔写真の中からSUN-DYUさんに似ていると証言したことや、防犯カメラに映った背格好、店のドアについた指紋が根拠になった。 しかし、検察から開示を受けた映像をチェックしたところ、犯人は指紋の場所を触っていなかったことが判明。さらに
「人生をやり直したい」 テロリストと呼ばれる人々がそう思った時、そこには極めて 高い壁がいくつもあります。私たちは、彼らとともにその壁 を乗り越え、テロ・紛争解決を導く好循環を創り出します。 「社会からどう思われているかは想像できる。それでもやり直したいんだ。」 "テロリスト"になった青年、アブドゥラヒ18歳。 終わらない紛争や日々の苦しい生活に強い不満を募らせていた中、モスクで出会った男に勧誘されました。 しかし彼は私たちの取り組みを知りテロ組織からの脱退を考えていたところ、 21歳のときにソマリア軍に逮捕され刑務所に入りました。 社会からの目は非常に厳しいものでしたが、6ヶ月間のプログラムを経て、若者としての新たな人生を歩み始めました。 アブドゥラヒのようなテロ組織に所属している若者たちを救うため、あなたのご支援が今まさに必要です。 背景 1980年代に勃発した内戦が全国に拡大し、21
「もうひとつの美術館」は、栃木県那珂川町の里山に建つ明治大正の面影を残した旧小口小学校の校舎を再利用して2001年に開設された美術館です。 [みんながアーティスト、すべてはアート]をコンセプトに、年齢・国籍・障がいの有無・専門家であるなしを越えて、まち・地域・場所やジャンルをつなぎつくっていくアートのあり方を提案しています。 アールブリュット、アウトサイダーアートを主なテーマに掲げる日本で最初の美術館です。 春夏秋の年2~3回の企画展を中心に、様々なイベント・ワークショップを開催しています。 懐かしい木造校舎の雰囲気の残るカフェ&ギャラリー[M+cafe]、ミュージアムショップでゆっくりおくつろぎください。 ●2024.2.22[木]〜「渡辺豊重追悼展 那珂川とともに」開催 ○2024.3.2[土]14:00-15:00 ギャラリートーク開催 渡辺氏と交流のあった有坂隆二氏と梶原紀子館長が
「嫉妬の日」、フィンランド税務署中央事務所の外に並ぶジャーナリストや一般市民たち(2018年11月1日) Photo: Dmitry Kostyukov / The New York Times
11月25日にEUの緊急首脳会議が開催され、イギリスのEU離脱案が正式決定された。いよいよ、イギリスは「Brexit(ブレクジット)」へと進む、と思いきや、難関は議会承認。最終的な採決は11日に控え、苦境に立たされるメイ首相──。いったいどうなっているの? 英政治学者が仏紙の疑問に答える形でわかりやすく回答。 英国ではBrexitをめぐって「離脱派」と「残留派」の間に亀裂が生じている。この亀裂は既存の二大政党の枠組みにはおさまらず、「若者」と「年寄り」、「裕福な地域」と「貧しい地域」を対立させている。英国の政治学者アナンド・メノンが解説する。 ──英国でEU離脱の是非を問う国民投票が実施されてから2年半が経ちました。しかし、英国はいまも二分されています。 英国政府はエネルギーのほとんどを離脱交渉に向けています。英国経済の見通しも不透明です。英国のEU離脱は失敗だったのでしょうか。 結論を出
「まったく似ていない2つのものがつながるとき、アイデアが生まれる」(『「ひらめき」はこう生まれる――クリエイティブ思考ワークブック』20~21ページ) <脳を鍛えて「拡散的思考」と「収束的思考」を使えば、現代に必要なクリエイティブ思考、すなわち「つながりを見つける」スキルを誰でも身につけられる> コンピュータやAI(人工知能)といった科学技術の進化によって、これまで人間が担ってきた多くの仕事が奪われると言われている。オックスフォード大学の研究によると、最終的には702もの職種に影響が及ぶという。こうした話題に危機感を覚えている人も多いだろう。 そこで、ますます重要度を増しているのが「クリエイティビティ」だ。人間にしかできないクリエイティブな仕事であれば、AIに奪わることがない――。でも、自分にはそんなもの備わっていないし、生まれ持った素質なのだから努力しても無駄......と諦めてはいない
客席に注文品を運ぶロボット「オリヒメディー」(2018年11月26日撮影)。(c)AFPBB News/Yoko Akiyoshi 【12月5日 AFPBB News】筋萎縮性側索硬化症(ALS)や脊椎損傷を患い、「寝たきり」で通勤がかなわなくても、社会と接点を保ちながら働きたい──。障害者雇用の可能性を広げようと、障害者らが在宅でロボットを操作し接客するカフェ「分身ロボットカフェDAWN ver. β(ドーン・バージョン・ベータ)」が東京・港区にオープンした。7日までの期間限定の公開実験イベントにもかかわらず、会場は予約客で連日にぎわいを見せている。 就労が困難とみなされてきた重度の障害者が、高さ120センチの分身ロボット「オリヒメディー(OriHime-D)」を自宅から遠隔操作し、トレーに載せてカップを運ぶなどの接客業務を担う。ロボットを遠隔操作する人は「パイロット」と呼ばれ、都内のほ
子どもの誕生の瞬間に感得した、自らの死の予祝。その正体を巡って考察を続けてきた果てに、子に宛てて遺言を書いてみるという行為のなかに、この名状しがたい感情が結実することを知った。 それは死の先にあって、決して自らは見ることのできない未来の時を生きる子に向けた祝福と共に生じる、この上ない高揚だ。 それは同時に、自分自身もこれまでさまざまな経験の「領土territoire」を出入りしながら拡げ続けた環世界の運動が、子どものうちにおいても知らず知らずのうちに継承され、自らの死後にも決して途絶えることなく続いていくことに対する、尽きることのない安堵でもある。 わたし個人としての来歴のなかには種々の悔恨があり、また、現在の心中にも未来に対する様々な不安が渦巻いている。それはしかし、どこまでも孤独で貧しい世界認識に過ぎない。子は、生まれた瞬間からすでに親の「ありえたかもしれない生life as it c
3日放送、テレビ朝日「報道ステーション」に、フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表・織田信成氏が出演。紀平梨花がグランプリファイナルで平昌五輪の金メダリスト・ザギトワに勝つことも可能と太鼓判を押した。 今週始まるグランプリファイナル。女子では紀平のほか、宮原知子、坂本花織と日本から3選手が出場。それ以外はザギトワやトゥクタミシェワ、サモドゥロワのロシア勢で、日露対決となる。 織田氏は、日本勢がザギトワに勝つこともできると主張。中でも注目は、今季がシニアデビューにもかかわらず、グランプリシリーズ2連勝でファイナルへの切符を手に入れた紀平とした。 今季のグランプリシリーズでの最高得点は、ショートとフリーを合わせ、紀平が224.31点、ザギトワが222.95点と、紀平が1.5点ほど上回っている。織田氏は「ファイナルでお互いがベストを出し合っても、もしかしたら紀平選手が上回るんじゃないかという可
GPファイナルへ日本勢“3人娘”が公式練習で総仕上げ 紀平はトリプルアクセル8度成功
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