トウガラシ(とうがらし、唐辛子)が好きな地域はどこかという興味にこたえる消費地図を作成した。1人1日当たりトウガラシ(乾)グラム消費量を図示している。韓国の消費量が過小である可能性が高い点などについてはコメント末尾参照。 パプリカという辛くないトウガラシのスパイス(香辛料)としての消費量が大きく影響しているため、必ずしも辛いもの好きの地域をくっきりと表示するようにはなっていない。パプリカ(ベル・ペッパー)はハンガリーで品種改良されたトウガラシであり、ハンガリーとその周辺の東欧南部の消費量の多さはパプリカによるものと考えられる(図録0337にトウガラシの辛さランキング)。 トウガラシの消費中心は、欧州ではハンガリーとその周辺、アジアではインドから東南アジアにかけての地域、アメリカ大陸ではメキシコである。アフリカでもエチオピアなどで消費量が多い。 同じ地域・国であると北部より南部の方がトウガラ