発足から70年を迎えた国連。今、喫緊の課題はシリア情勢だ。米ソ対立のなか、機能不全に陥っている安保理。その結果、400万もの人々が住む場所を失われた。混乱するシリア国内では人道物資は届けられず、難民キャンプに暮らす人々への支援は予算不足が顕在化してきた。「今世紀最悪の人道危機」と言われるシリア問題。国連は、いま、何ができるのか、中東そしてニューヨークから伝える。 出演:島崎浩(カイロ支局長) 藤田 「国連総会に合わせ、先週末、ニューヨークで開かれたコンサート。 貧困の撲滅や質の高い教育の提供など、国連が新たに掲げた開発目標を世界に向けアピールしました。」 有馬 「その国連総会、各国の首脳がそろって訴えたのは、400万人を超えるシリア難民への支援でした。 “今世紀最悪”と叫ばれるこの人道危機に、国連の役割、国際社会は何ができるのかが問われています。」
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