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ブックマーク / www.mumumu.org/~viking (9)

  • 「スパコン復活」のバーター取引として予算を削られるのは間違いなく「縮減」判定の事業(若手研究育成を含む)のはず - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 次世代スパコン、40億円減=文科、財務相が復活で合意 - 時事ドットコム 世論形成に成功したスパコンは事業仕分けの「限りなく凍結に近い縮減」から復活成ったようで、めでたしめでたし。・・・と言いたいところですが、記事を読んだら案の定こんな文言が。 政府の行政刷新会議による事業仕分けで2010年度の予算計上がほぼ見送りとされた次世代スーパーコンピューター計画は、概算要求から約40億円減の約228億円が計上される見通しとなった。文部科学相と財務相が16日折衝し、合意した。 この合意は、文科省のほかの事業でも約50億円削減するほか、説明会などを開いて国民の理解を得ることが条件。産業界や研究者から計画凍結に強い懸念の声が上がったことなどが配慮され、復活となっ

    mobanama
    mobanama 2009/12/17
    "最も危険なのは既に1/3縮減堅持の方針が決定されている「若手研究育成」部門がこの「追加の50億円削減」のターゲットになること""スパコン復活と引き換えに日本のサイエンスが後継者を失うことになるかもしれない"
  • 事業仕分けで東大生もアカデミアから逃げ出す - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題】 事業仕分けで東大生の進路に影響 研究者育成資金縮減受け - 47NEWS 何を当たり前のことを、という感じですがはてブで目に付いたので一応ピックアップ。 行政刷新会議の事業仕分けで若手研究者育成資金が縮減と判定されたことを受け、東京大の学生が14日までに理系研究者を志望する東大の学生にアンケートを実施したところ、縮減が実施された場合、8割超が研究者になることをあきらめるか、海外に行くなど進路に影響があると回答した。 調査は東大理学部物理学科4年生の有志が今月初旬に実施し、2133人から回答を得た。 このうち進路希望先が「大学などの公的機関の研究者」と回答した946人に、育成資金の特別研究員制度がなくなった場合、進路への影響を複数回答可で聞い

    mobanama
    mobanama 2009/12/16
    "もう国内から優秀な人材を招き入れることはできそうもない、さりとて高等教育と研究体制の国際化を図るでもない・・・ならば、わが国は何をどうしたいというのでしょうか?"
  • 生き延びたいポスドクは直ちに国外脱出せよ:結局若手育成は縮減される一方で、「若手・女性向け500億円」はポスドクを対象としていない - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【ドクター&ポスドク問題】 「最先端・次世代研究開発支援プログラム」骨子(案) / パブリックコメントの募集 - 総合科学技術会議 「2700億円を30件に」を減額した後で、改めて支給されるとされていた500億円の用途がほぼ決定したようです。当初の話では「若手・女性向け」ということになっていたと思うんですが、当該文書を読んでみると・・・ 2.対象とする研究者 (1)プログラムへの応募が可能な研究者は、平成22 年4月1日時点で満45 歳以下の研究者とする。ただし、女性研究者については、この限りでない。医学系の博士課程修了者、臨床研修終了者若しくは育児休暇取得者に対しては、年齢制限の特例を設ける。 (2)自己の責任で主体的に研究を進めることが可能な研究者を対象とする。こ

    mobanama
    mobanama 2009/12/15
    "現段階では国としては「ポスドクにやる金などない」と意思表明しているのと同じ"
  • 初めから「事業仕分け」は基礎科学研究の壊滅を狙っていた:国の全事業から15%だけ抜き出しているのに、なぜ基礎科学研究の事業はその大半が含まれているのか? - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 (このエントリは『「事業仕分け」後に想定される最悪のシナリオ:ポスドクを含めた全ての若手研究者がリストラされ、後継者がゼロになった「科学先進国ニッポン」は終焉を迎える』の続きです) 事業仕分けという人民裁判 - 池田信夫 blog 珍しく池田信夫氏のblogを読んでいたら、肝心要の最も大事なところを実は見落としていたということに気がついたのでした。 まず問題なのは、仕分けの対象になったのは概算要求に出ている約3000の国の事業のうち15%足らずの447事業にすぎないということだ。残りの85%は仕分けの対象にならないので、勝負はこの段階でついている。これを選んだのは、実質的には財務省の主計局である。(中略) しかも対象になった事業をみると、大竹文雄氏

    mobanama
    mobanama 2009/11/16
    "期限付きの事業(ry)は恒久的な要員がついていないため廃止しても人件費は減らないので、官公労も反対しない。要するに本当に不要な事業を俎上に乗せたのではなく(ry)切りやすいものを切っているだけなのだ"
  • 日本はもはや科学先進国たり得ない:Natureが描く「科学技術立国ニッポン」の崩壊(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 Japan's tipping point [1] - Nature 460, 151 (9 July 2009) With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed. Natureのeditorialにこんな記事が出ていました。ともあれお読み下さい。要約ですので、読みやすさを考慮して内容の順序を多少入れ替えたり意訳に置き換えてあります。 「(特に中国の台頭による)国際的競争の激化と若い国内労働力の減少により、日は世界の科学先進国グループからはじき出される恐れがあり、それは現在の豊かで安定した

    mobanama
    mobanama 2009/07/13
    "長期的視点で見るならば(ry)むしろ競争的研究資金の実施期間の延長や資金額の拡大、はたまた若手研究者向けのテニュア・トラック・ポジションの創出に割り当てられるべき"分からないのは製作を担当する人々だけ。
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「科学的方法論に基づく犯罪捜査」の限界:これは対岸の火事ではない

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニュース】 足利事件、菅家さんを釈放  17年半ぶり、再審開始決定へ - 47NEWS & 共同  【足利事件】旧DNA鑑定の再検証が必要だ - MSN産経  (PCRは分野外につき全くの知識不足です。もし誤りなどありましたらぜひお知らせ下さい。直ちに修正いたします)  僕はPCRによるDNA鑑定を用いた人物同定には全くもって疎い素人ですのでメディア報道に頼るしかないのですが、報道によれば当時のPCRによる結果は「菅家さんのDNAも、証拠品に付着していた体液のDNAも、18-30型」だったそうです。 一方、今回改めて実施して得られた結果は・・・「菅家さんのDNAは18-29型で、証拠品に付着していた体液のDNAは18-24型」だったとのこと

  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 啓蒙と警鐘:骨相学の教訓に学ぶ

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 さて、復旧させた先日の似非脳科学者に関するエントリなんですが、実はサーバ障害が起きる前にミッチーさんという方からコメントをいただいていたのでした。残念ながらそのコメントのデータが失われてしまったので僕の記憶に頼らざるを得ないのですが、要約すると以下のような内容だったと思います。 確かに昨今の「脳文化人」たちがメディア露出を通じて誤解を招くような言説を広めていることは良くないことだ。 しかしながら、彼らが「脳科学者」としての活動を通じて神経科学(脳科学)の存在を世に知らしめたことで、多くの公的研究資金が神経科学分野に投じられるようになった。それゆえ、彼らの活動に陰に陽に恩恵を受けている研究者は少なくないはずだ。 さらに、彼らは

    mobanama
    mobanama 2009/04/29
    長いので読んでないけど面白そう。
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 睡眠は起きてからの海馬の働きを良くする:睡眠脳波の国際基準は見直されるべきか?

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - reviews】 Sleep benefits subsequent hippocampal functioning (Van Der Werf YD, Altena E, Schoonheim MM, Sanz-Arigita EJ, Vis JC, De Rijke W, Van Someren EJ, Nat Neurosci. 2009 Jan 18) ほとんどスルーしかけてたんですが、メール経由でkurosmさんからこの論文の速報について大変丁寧なご意見とご指摘をいただきましたので、その内容をご紹介するとともに僕個人の見解も交えてこの論文を解説してみたいと思います。ということで、許諾をいただきましたのでそのメールの内容をまず転載いたします。 こ

  • 18年も前にポスドク問題の帰趨は見えていた:基礎研究を「益なきもの」と蔑む国に博士とアカデミアの未来などない - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題&大学・大学院】 日米の研究開発体制を考える(抄録) / PDF - 学術情報センター紀要(CiNii) ポスドク一万人計画 - Wikipedia語版 どうもポスドク問題絡みでまた自己責任論が湧き上がっていたようですね。別に火に油を注ぐ意図はないので話題になっているエントリへのリンクは張りません。まぁ、茨の道なのは当たり前だといえばその通りでしょうし、少子化でそもそもポストが減るのは目に見えていたのだからそもそもアカデミアで職を探そうという方がおかしいというのもその通りだとは思います。 ところで、ポスドク問題の出発点というのはそもそもどこにあったのでしょうか? というと誰しもポスドク1万人計画を思い出すだろうと思うのですが、そのポスドク1

    mobanama
    mobanama 2008/08/19
    『日本では研究というと10のうち8~9は成功しなければいけないことになっているが、それは基礎研究ではありえない話である』ねぇ。それはともかく『農耕民族と狩猟・牧畜民族』こういう「と」が混じるのは惜しい。
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