能登半島地震から10日が過ぎ、避難所での感染症拡大が深刻になっている。東日本大震災で避難所の感染対策に奔走して以降、日本環境感染学会の災害時感染制御支援チーム(DICT)の構築に携わり、1月7~9日には石川県庁に入った櫻井滋医師(元岩手医科大学教授)が10日、m3.comの取材に応じ、支援者やメディア関係者がノロウイルスなどを持ち込み、拡散している可能性を指摘した。「マスクや手袋など基本的な感染対策をコロナ禍で学んだはず。それを忘れて被災地に入るのは思慮に欠ける」と警鐘を鳴らした。...
●文化祭、体育祭で感染か 石川県内の高校で新型コロナの感染が広がり、5日、泉丘では163人が欠席し、桜丘は1、2年を学年閉鎖としたことが県教委や各校への取材で分かった。1日には二水で約200人が休んだ。新学期直前に開催された各校の文化祭や体育祭で感染が拡大した可能性がある。インフルエンザの流行も目立ち、金沢西、北陵、大聖寺、金沢では多くの生徒が欠席、学年・学級閉鎖の措置を取った。県教委は各校に感染対策を呼び掛けている。 ●インフルも流行 泉丘高によると、始業式が行われた5日は全校生徒約1200人のうち、新型コロナで80人、発熱などの症状で33人、そのほかの体調不良で50人が欠席した。学年別では1年生72人、2年生53人、3年生38人だった。 8月30日~9月2日に開催された文化祭やその準備で徐々に感染が広がった可能性もあるという。学級閉鎖や学年閉鎖の措置は取っていないが、岡橋勇侍校長は「今
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