航空大手のANAホールディングスが来月から国内の航空貨物の料金を最大で10分の1に引き下げることが分かりました。 ANAの貨物運賃は現在、羽田と福岡や新千歳を結ぶ路線がコンテナ1台あたり約20万円ですが、4月からは2万円に引き下げます。 トラック輸送と同じ水準の運賃にすることで、航空貨物の利用拡大につなげる狙いです。 約20%しか利用されていない、昼間の定期旅客便の貨物室のスペースを活用するとしています。 4月からは物流の「2024年問題」が本格化し、トラック運転手らの人手不足が懸念されています。