サイバーエージェントの株式時価総額が低迷している。ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」リリース後の2021年には1兆円を超えていたが、足元で4000億円を下回り、17年以来の低い水準にある。同ゲームの課金収入の一巡に加え、主力事業の課題が手つかずで悲観的な見方が広がっている。「ハードランディングで落ちてしまった」。サイバーの藤田晋社長は「ウマ娘」の失速について7月の決算説明会でこう語った。23年
サイバーエージェントの株式時価総額が低迷している。ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」リリース後の2021年には1兆円を超えていたが、足元で4000億円を下回り、17年以来の低い水準にある。同ゲームの課金収入の一巡に加え、主力事業の課題が手つかずで悲観的な見方が広がっている。「ハードランディングで落ちてしまった」。サイバーの藤田晋社長は「ウマ娘」の失速について7月の決算説明会でこう語った。23年
2023年3月18日、サイバーエージェントは創業25周年を迎えました。本当にたくさんの人に支えられてここまできました。お世話になっている皆様、応援してくれている皆様、関係者の皆様、心より感謝しています。いつもありがとうございます。 私個人では、今年50歳なのでちょうど人生の半分をサイバーエージェントの社長として過ごしてきたことになります。 生まれてから18歳までを過ごした福井県の田舎町の狭い社宅の部屋の片隅で、カセットテープを入れたウォークマンを耳に当て、いつも爆音で音楽を聴いていました。民放が2局しか映らない福井県ではプロ野球は巨人戦しか放送していないため、県民の多くが巨人ファンで、それに反発するように阪神を応援していました。テレビで映画が放送されればビデオテープに録画し、汚い画質で何回も見返していました。テレビ越しに映る華やかな世界と、自分の置かれた環境とのギャップを強く意識し、深夜の
ABEMA・藤田晋社長「最高にうまくいったのかなり上」 4年後も「やるつもり」 無料?「もちろん」…本紙独占インタビュー サッカーのカタールW杯は18日(日本時間19日)に閉幕。森保ジャパンのジャイアントキリングを始め、国内のW杯熱を押し上げる役割を担ったのが、インターネットテレビ局の「ABEMA」だ。日本で初めて全64試合の無料生中継を敢行し、インターネット配信の限界へと挑んだ挑戦は大成功を収めた。国内W杯放送の“新しい景色”を示した藤田晋代表取締役(49)=サイバーエージェント社長=が、スポーツ報知の独占インタビューに応じ、ビッグプロジェクトの舞台裏を明かした。(取材・構成=高木 恵、小口 瑞乃、宮本 和典) * * * 有料放送は「検討すらしなかった」 ―手応えと総括を。 「いろんなシナリオはあったんですけど『最高にうまくいった』のかなり上ですね。生中継を決定した段階ではまだ可能性と
31日の東京株式市場でサイバーエージェント株が上昇し、一時前日比77円(4%)高の2010円を付けた。株式分割考慮ベースの上場来高値で、時価総額は2000年3月の上場以来初めて1兆円の大台に乗せた。2月に配信を始めたスマートフォンゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の課金収入が好調とみられ、収益成長を期待した買いが集まっている。終値は60円(3%)高の1993円となり、時価総額は終値ベースでも
あやうく社長を「クビ」になるところだった――。 サイバーエージェントが昨年12月13日に開催した株主総会で付議された取締役選任の議案で、藤田晋社長の賛成率は57.56%だった。あと少しで選任の条件である過半数を下回るという水準である。 同社のIR担当者によれば、発行済み株式の20.56%を保有する藤田社長は、すべての議案で議決権を行使した。藤田社長が自身の再任に賛成票を投じたと考えれば、同氏の議決権行使分を除くと賛成率は約46%で過半数を割っていた。この結果に驚いたのは、ほかならぬ創業者の藤田社長自身だろう。 2017年は96.76%、2018年は88.45%だった。なぜ今回、ここまで賛成率が低下したのか。IR担当者が機関投資家に聞き取りをしたうえで、会社側は要因が取締役会における社外取締役の比率にあったとしている。背後では、議決権行使助言大手が2019年に入って基準変更に動いていた。 社
ドワンゴの位置情報ゲーム「テクテクテクテク」のプレイ画面。ゲーム内容を評価するユーザーも少なくないが、うまく収益化に結び付かず…… 売上高900万円に対し、営業赤字が8億600万円――これは、ドワンゴのゲーム事業(2018年4~12月期)の業績だ。ドワンゴの親会社、カドカワが2月13日に発表した決算説明資料によれば、ドワンゴが昨年11月から提供している位置情報ゲーム「テクテクテクテク」の不振が響いたという。当初は19年3月期通期で売上高50億円、営業利益25億円を見込んでいたが、「課金要素が少なく当初予算に対して大きなマイナスになった」(同社)としている。 テクテクテクテクは、プレイヤーが現実世界を歩くと、位置情報を基にマップが塗りつぶされていくスマホゲームだ。AR(拡張現実)技術を活用し、巨大化した小林幸子さん、ゴジラ、エヴァンゲリオンの使徒などが出現する、というインパクトも話題を呼んだ
ウマ娘プリティーダービーといえば、春にテレビアニメが放送され話題になったサイゲームス社のビッグタイトルである。 趣旨は、「実在の競走馬に擬人化した美少女」を育成し「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指すというもの。 本来はスマートフォン向けのゲームアプリ(今冬リリース予定)であるが、これに先行する形で各種メディア展開が行われている。 以下ではこの「ウマ娘」が孕んでいる問題点について考察してみようと思う。 ウマ娘は最初からズッコケたAnimeJapan 2016においてプロモーションアニメや声優18人で歌う楽曲を披露するなど、大々的に企画発表されたウマ娘。 サイゲームスのコミックアプリ”サイコミ”にて漫画連載を開始し、CD発売を行うなどアプリのリリースに先駆けてメディア展開が行われた。 しかし…CDの売上を見てもらいたい。 2016-11-30 789枚 ウマ娘 プリティー
サイバーエージェントが26日発表した2016年10~12月期の連結決算は営業利益が前年同期比51.1%減の63億5400万円だった。主力のインターネット広告事業が好調で売上高は16.9%増の865億7100万円と増えたものの、中長期の成長の柱と位置づけるインターネットテレビ「AbemaTV(アベマTV)」などの新規事業への先行投資が重荷となり、営業利益を圧迫した
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