最近は「共生婚」や「友情婚」、「契約結婚」などと呼ばれる、恋愛を介さない結婚のかたちが増えてきている。ここ数年、友情結婚専門の結婚相談所も誕生し、「恋愛にハードルの高さを感じているが、家族はほしい」という人も、少しずつではあるが、自分にフィットしたかたちを見つけやすくなってきたといえるだろう。 しかしながら、それは異性同士の結婚の場合だ。2015 年から自治体での「同性パートナーシップ制度」が誕生したが、2018年12月現在で9自治体でしか実施されていないのが現状だ。日本では同性婚は認められていない。