アベノミクスによる対ドルでの円安は1ドル=95円が臨界点になると見込んでいる。最大の理由は、95円前後でドル円の「ファンダメンタルズへの回帰」が終了すると考えられることだ。 過去8年ほど、ドル円相場は日米金利差、特に金融政策の方向性を織り込む傾向にある日米2年金利差と高い相関を有してきた。ドル円が124円台で大天井をつけた2007年7月から2008年12月末までの両者の関係は、日米2年金利差が1%変化すると、ドル円が7円ほど動くと いうものであった。これは長期的な両者の関係から見ても、あまり違和感はない。 実態からかけ離れたドル安円高の是正が進んだ だが、FRB(米国連邦準備制度理事会)が量的緩和を始めた2009年以降は、日米2年金利差が1%変化すると、ドル円が23円ほど動くという関係にあった。1%の金利差変化で23円もの値動きが生じるとの関係は、長期的に維持しうるものではない。 ドル円の
8月26日、ソフトバンクは米ヤフー株をシティバンクに譲渡し、借入金11億3500万ドルを返済すると発表。2月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 26日 ロイター] ソフトバンク9984.Tは26日、米ヤフーYHOO.O株をシティバンクに譲渡し、借入金11億3500万ドルを返済すると発表した。返済は9月下旬に完了する予定で、ソフトバンクは2012年3月期に投資有価証券売却益として約764億円の特別利益を計上する見込み。 ソフトバンクは04年2月、ブロードバンド事業の拡大に充当するため、シティバンクから11億3500万ドルを借り入れた。借入金は当初から米ヤフー株を譲渡することで返済できる契約となっており、ソフトバンクはこの譲渡によって米ヤフー株の保有比率が約4%から0.002%に低下する。
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