ライバル・篠崎怜鳳からのその一言に、フィギュアスケートを辞めた前島絢晴。 数年後、高校生となった前島は持ち前の運動神経をいかし、様々な部活の助っ人をしながら、 何かに打ち込むことのない日々を過ごしていた。 ある日、前島はライバルだった篠崎がシングルからスケートリーディングへ転向するという記者会見を目にする。 そんな前島の前に流石井隼人と名乗る少年が現れる。彼は前島が以前シングルで活躍していたことも知っている様子で、 「俺には、お前が必要だ」とフィギュア団体競技・スケートリーディングの世界へ誘うのだった。 架空のフィギュアスケート団体競技。 1チーム5人が一斉に滑り、技術点(ユニゾン性など)と 芸術点(構成、エンターテイメント性など)の合計で勝敗を競う。 3つのポジションがあり、各ポジションにつき必ず1人はいなければならない。 ①リード:連続ジャンプ技の多いポイントゲッター ②ウイング:ツイ