米大リーグのイチロー選手(44)が球団の会長付特別補佐に就任したことを受け、父の鈴木宣之さん(75)は4日、愛知県豊山町の自宅近くで報道陣の取材に応じ、「球団を親と考えて、良い選手を育てること。マリナーズに親孝行してほしい」と期待を語った。 イチロー選手の記者会見は今朝、妻とテレビで見守ったという。来季は選手としてプレーする可能性はあるものの「自然とこみ上げるものがあった。来るときが来たなという気持ち」と感慨深げに話した。 イチロー選手の母校、愛工大名電高野球部の現監督で当時はコーチだった倉野光生さん(59)は「いろいろな思いがあったと思うが、全てをチームにささげると言った彼らしい選択。野球に対する情熱や姿勢が評価された結果」と称賛。「日本初の大リーグ監督になってほしい」とエールを送った。 一方、同高の監督だった中村豪さん(75)は「体つきを見てもまだ選手としてやれそう」。特別補佐就任で日