米国のスポーツビジネスの世界を考えれば、10年総額5億ドル超えとされるMLB史上最高額での契約に達する可能性がある大谷には、そのチャンスを勝ち取るための交渉が求められている。選手会の考えも同様で、未来に続く選手のためにも史上最高額での契約が待ち望まれている。 昨季、ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジにも大谷同様の期待がかかっていた。ジャイアンツからは9年総額3億6000万ドル超え、パドレスからは10年総額4億ドルのオファーを受けたと報道されたが、ジャッジは『ヤンキース愛』を貫き、古巣と9年総額3億6000万ドルで再契約。提示最高額では球団を選ばなかった。価値観は人それぞれ。果たして、今の大谷は何を考えているのだろうか。 今季10勝目を挙げた8月9日のジャイアンツ戦以来、大谷はメディアには一言も話していない。日米のメディアで出てくる大谷の「勝ちたい」の言葉は2
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