2005年から2017年まで別冊マーガレットで連載された原作は、地味で陰気な見た目のため周囲から“貞子”と呼ばれていた女子高生の黒沼爽子と、クラスで慕われている人気者・風早翔太の純粋な初恋を描いたラブストーリー。実写映画やテレビアニメ、ゲームなどさまざまなメディア展開が行われ、2018年に最終巻となる30巻が発売。その後も本編最終回後を舞台にしたスピンオフ「君に届け 番外編~運命の人~」が2022年まで不定期に発表された。 映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」やドラマ「ドラゴン桜」の南が爽子役で主演を務め、映画「蜜蜂と遠雷」とドラマ「六本木クラス」で知られる鈴鹿央士が風早を演じる。脚本はドラマ「高嶺のハナさん」の宮本勇人が担当。監督には映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」「四月は君の嘘」の新城毅彦と「ディアーディアー」「ハローグッバイ」の菊地健雄が名を連ねている。 発表にあたり、南は「原作を何