フジテレビの定例会見が26日、東京・台場の同社で開かれた。 前日25日に、勤続10年以上で50歳以上の社員を対象に希望退職者を募ることを決定したと、金光修社長(66)が社長を兼任する親会社のフジ・メディア・ホールディングスが発表していた。 金光社長は「目的としましては、うちの社員の人員構成として比較的高齢者が多くて、若年層が少ない。逆ピラミッド型になっている。50歳以上の社員のセカンドキャリアの手伝いをしようと。通常の退職金に加えて優遇する。希望者に限っている。50歳以上を支援するのに加え、少ない若年層は中途入社を募集している」と話した。 フジテレビには17年にも早期退職を募集している。金光社長は「当時と変わりはない。希望する方に喜んでもらおうと、期間を長くしたり説明を丁寧にしている。経験を生かしている」と説明した。