人類の第2の定住地として研究が進められている火星は、太陽からの距離が遠いために平均気温がセ氏マイナス30度と非常に低く、また大気が極めて薄いために、そのままでは人間が普通の生活を送ることができません。そのため、ロボットなどを先に送り込んで人間が住める状態にテラフォーミング(改造)させるという構想が語られているのですが、その中で「いっそのこと火星を地球と同じ太陽の公転軌道に乗せてハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に入れてしまえ」という考えが挙がっているようです。 火星は地球の約半分の赤道直径(約6794.4km)を持つ惑星で、地球の0.75%という非常に希薄な大気が存在しています。これは、重力が地球の40%しかないために大気を引き留めておけないことが理由とみられていますが、一方では地球とほぼ同じ自転周期(24時間39分35.244秒であることや、地軸が傾いているために四季があるなど、地球と
SpaceXの火星旅行のお値段は2,000万円! 命がけの旅は安いか高いか?2017.04.11 20:0713,066 Glycine SpaceX創業者のイーロン・マスク氏は、あなたを火星に連れて行ってあげたいと思っていますが、もちろんタダじゃありません。再利用ロケットの打ち上げと回収に成功したSpaceXは、火星オタクや億万長者たちを赤い惑星に引きつけています。 火星行きのチケットは20万ドル 「みんな火星行きのチケットのことを考えますよね!」SpaceXの社長(COO)グウィン・ショットウェル氏は、第33回スペース・シンポジウムで聴衆に呼びかけた、とInverseはレポートしています。「すばらしい将来性を秘めている再利用ロケットの可能性」を売り込んでいるようです。 マスク氏は昨年9月、メキシコ・グアダラハラの第67回国際宇宙航空会議で、SpaceXが主導する火星旅行の値段は20万ド
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