大阪の森友学園の小学校認可を巡り、学園側が大阪府に報告した籠池泰典理事長の経歴が事実と異なっていた問題で、学園側は誤りを認め、「アルバイトが間違えた」と説明した。 大阪府私学審議会で扱われた資料には、籠池理事長の経歴として1976年4月に自治省に入省し、奈良県に出向と書かれていた。しかし、奈良県によると、籠池氏は1977年4月に県の職員に新卒で採用されていて、経歴詐称の疑惑が浮上していた。 この疑惑について、学園側は大阪府に対し、事実と異なることを認めた上で、「アルバイトが『自治省に出張したことがある』と聞いたのを『自治省から出向』と間違えたのではないか」と説明した。 大阪府は9日、小学校の建設予定地に調査に入り、籠池氏同席のもと、校舎の建設状況などを確認する予定。
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