はじめに 「革命機ヴァルヴレイヴ」4話は「手」の演出が印象的だった。 今回は手の描写の演出意図について書いてみたい。 手の描写の演出意図 指南ショーコがヴァルヴレイヴの手に立ちながら 学生たちをアジテートするシーンにおいて 学生たちを独立の機運に導き、ハルトに向かってピースをした時に 「この回は手がキーワードの一つなんだろうなぁ」と感じた。 強さの象徴であるメカの手の上に乗り、手でピースを行うカリスマ的なヒロイン。 メカとキャラをこの対比で描くのかと、とても感心してしまったシーンである。 そして手の演出描写の意図は、何か掴み取ることをあらわす為である。 今回でいえば独立を掴み取る意志の表現であり、 本作のタイトルの一部にもなっている「革命」にも繋がり、 最終的には革命を掴み取る意志を「手」で表現したかったともいえる。 さらにいえば、ピースの形はVの字、ヴァルヴレイヴのVでもある。 以上のよ
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