英国初の衛星、打ち上げ失敗 軌道到達前に「異常発生」 2023年01月10日11時05分 人工衛星搭載ロケット「ランチャーワン」(下)を母機から切り離す試験=2019年7月、撮影場所不明(ヴァージン・オービット提供)(AFP時事) 【ロンドン時事】英ヴァージン・グループ傘下の米宇宙開発企業ヴァージン・オービットは9日、英国で初となる人工衛星の打ち上げを行ったが、失敗に終わった。旅客機を改造した母機から空中で発射された人工衛星搭載ロケットは地球周回軌道を目指していたが、同社はツイッターで「異常が発生し、軌道への到達を妨げられたようだ」と明らかにした。 宇宙能力「死活的に重要」 ウクライナ紛争でも浮き彫り―多国間連携、日本出遅れ 2015年まで英航空大手ヴァージン・アトランティックの旅客機だったボーイング747を改造した母機は、同日午後10時(日本時間10日午前7時)すぎに南西部コーンウォール