二〇〇七年に食品加工販売会社「ミートホープ」(北海道苫小牧市)の常務として、同社の食肉偽装を告発した辰野町の赤羽喜六(あかはね・きろく)さんが十四日、虚血性心不全で死去した。八十七歳。十八日に告示された同町議選に立候補を表明していた。 同町出身。高校卒業後、法務局職員や電機メーカー社員、北海道内のホテル支配人などを経て、ミートホープの常務に就任。「牛ミンチ100%」と表記しながら豚や鶏肉を混入する偽装や、腐った肉を商品化していたことなどを実名で告発した。二〇〇九年の消費者庁発足にもつながった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く