中国は7月以降、複数の新しい宇宙機をこっそりと実験している。 国営企業の中国航天科技集団(CASC)は8月25日遅くに、中国宇宙計画の契約先である同社が、準軌道型スペースプレーンの再利用に初めて成功したと発表した。 「この飛行試験の成功は、中国の宇宙輸送技術を1回限りの利用から再利用へと飛躍的に発展させる強い推進力となった」とCASCのシンプルな声明は伝えている。 声明は、「飛行機」がゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから打ち上げられたこと以外、その詳細に触れていない。 SpaceNewsによると、同機の最初の飛行は2021年7月に実施された。 この飛行機が実際にスペースプレーンであることを示しているのは、CASCの声明にある「アルシャー右旗バダンジリン空港にスムーズに水平着陸した」という記述のみだ。同空港は中国北方の内モンゴルにあり発射場所から遠くない。 飛行持続時間や高度については明ら