新型肺炎、香港で初の死者 医師らスト拡大、医療現場に影響も 2020年02月04日18時45分 【香港時事】香港の衛生当局は4日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた香港在住の39歳の男性が、同日死亡したと明らかにした。中国本土以外で死者が確認されたのは2人目で、香港では初めて。防疫対策の不足が指摘される香港政府への市民の不満は高まっており、前日から続く医師や看護師らのストライキも拡大している。 <関連ニュース 新型肺炎、中国で感染拡大> 死亡した男性は1月21日に香港から中国湖北省武漢市に渡航。香港に戻った後の31日に感染が確認され、隔離治療が施されていた。香港メディアによると、男性は糖尿病を患っていたといい、当局が詳しい死因を調べる。 一方、香港の医師や看護師らでつくる労働組合は4日、中国本土との境界を全て封鎖し人の流入を止めるよう政府に求め、2日目のストに突入。報道によると、前日