新型肺炎の感染拡大で、中国産の野菜が値上がりしている。現地の加工工場の稼働再開が遅れ、中国産のニンニクやタマネギなどが品薄気味だ。必要量の確保に向け、国産野菜に調達を切り替える動きもみられる。外食産業などは当面の在庫を確保しているものの、供給網の混乱が長引けば国産野菜が値上がりする可能性もある。野菜輸入の主力である生鮮・冷凍品の2019年の輸入量は186万トンで、このうち約半分が中国産だ。食品
日本人は日本の農業を誤解している?! 「日本の農業問題」というキーワードを聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべるであろうか? 農家の高齢化、担い手不足、農家の減少、耕作放棄地、低い自給率、衰退産業……。そういったキーワードが思い浮かぶのではないだろうか。ニュースなどを見ていると、必ずこういった論調で、危機が叫ばれている。 しかし、実は高齢化や農家の減少、耕作放棄地、自給率などの問題は、どれもまったく問題ではない。少なくとも、どれも解決可能であり、表面的なことにすぎない。むしろ問題の本質はまったく別のところにある。というのも、その問題の本質に取り組むことができたなら、高齢化や農家の減少、耕作放棄地などの問題はひとりでに解決に向かうからだ。 では、その問題の本質とは何か、を一緒に考えてみたいと思う。 最初にみなさんに伺いたいのは、「世界で一番安全な作物をつくっているのは、どの国だろうか?」
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