米人気歌手ブリトニー・スピアーズさんが、中国の時計などに無断で自分の名前が使われているとして、国家工商行政管理総局に商標登録取り消しを求めた訴訟で、北京市第1中級人民法院(地裁)は6日までに、スピアーズさん側の訴えを退ける判決を言い渡した。中国紙、京華時報が伝えた。 同紙によると、中国広東省深センの企業は2001年8月、「ブリトニー」を商標登録申請、04年1月に時計などの商品に限り使用が認められた。 スピアーズさんは世界的に有名な自分の名前を無断で登録し、不当な利益を得ていると主張、登録を取り消すよう求めた。 判決は「商標登録申請時に、スピアーズさんが中国で幅広く知られていたことを示す証拠が不十分」などとして訴えを認めなかった。(共同)